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子育て世代の引っ越し先を選ぶポイント。必要な手続きや孤独の対処法

子育て世代の引っ越し先を選ぶポイント。必要な手続きや孤独の対処法

児童手当や乳幼児医療助成制度の手続き方法

【児童手当】
転出予定日の15日以内に、転出元の自治体に「児童手当受給事由消滅届」を提出する必要があります。その際、転入先で必要となる「所得課税証明書」を取得しておくとスムーズです。転入先では引っ越しから15日以内に「児童手当認定請求書」を下記とあわせて提出します。
  • 請求者の本人確認書類
  • 請求者の印鑑
  • 請求者の普通預金通帳
  • 請求者の健康保険証の写し(コピー)
  • 所得課税証明書
【乳幼児医療助成金】
転出元の自治体に「受給資格証」を返却します。転入先では引っ越しの14日以内に、申請書とともに下記書類を提出します。
  • 子どもの健康保険証
  • 印鑑
  • 所得課税証明書
必要書類は事前に準備し、役所での各種手続きを1日で終わらせましょう。

その他に必要な手続きとは?

児童手当や乳幼児医療助成制度の手続きは、転入・転出手続きと同時に役所でできます。先ほど「チェック一覧」で紹介しましたが、その他に必要な手続きもいくつかありますので、忘れずに確認しておきたいですね。

特に事前準備が必要なのは、幼稚園や保育園の転園に関する手続きです。新しく通う保育園や幼稚園に空きがあるかなど、前もって下調べが必要です。保育園は転入先の自治体に確認するのが基本ですが、引っ越し前に手続きすると「管外協議」申し込みとなり、入園が不利になる場合があるので注意が必要です。

幼稚園の場合は、引っ越し先の住所から通える範囲の幼稚園を調べて、直接空き状況を聞きます。保育園、幼稚園共に、4月、10月が転勤のタイミングなので比較的空きが出やすいでしょう。

タイミング、孤独、周囲に頼れない悩み

引っ越しに適しているタイミングを知ろう

子どもにとって、引っ越しに適しているタイミングとはいつなのか、気になりますよね。避けたいのは、子どもが生まれてから1歳くらいまでの時期。赤ちゃんにとって、生活リズムをつくる大切な時期でもありますし、ママも産後の体調を整える時間が必要です。

引っ越しに適しているのは2歳前後から就園前までといえるでしょう。ママも赤ちゃんも生活リズムが整い、新生児の頃必要だったベビーグッズなども処分できる時期です。保育園や幼稚園に入園するとお友達ができて転園がストレスになる場合もあるので、この時期に引っ越してしまうのがおすすめです。

また、比較的多いのは就学前の引っ越しです。新しい環境になる小学校入学のタイミングも、子どもにとってはよいかもしれません。

引っ越しで孤独を感じたときの対処法

引っ越しで孤独を感じたというママは多いと思います。手軽ですぐにできるおすすめの対処法は、スマホのテレビ電話で両親に赤ちゃんの様子を見せながら話をすることです。家族と一緒に赤ちゃんの成長を喜ぶことができます。

天気のいい日は近所の公園に出かけると、同じ年頃の子どもに出会えるかもしれません。児童館や支援センター、園庭開放している保育園なども、探してみると近所にあると思います。

また、各地域には「幼児教室」や「育児サークル」などがあるので、児童館などで連絡先を調べて参加してみるのもいいですね。毎回同じお友達と会えるので、ママ友もできやすいと思います。ママ友ができると、孤独感は一気に吹き飛んで、育児が楽しくなるかもしれませんよ。

頼れる人が少ないときはパパっ子に育てよう

引っ越し先に頼れる人がいないとき、やはり一番身近にいるパパに頼るのが安心ですね。実は子どもを「パパっ子」に育てるのはママ次第。時間的にパパになかなか会えないという場合でも、「パパってかっこいいよね~」「パパってすごいんだよ~」「ママはパパが大好き!」と、普段から子どもにパパが好きになるような声掛けをすることが大切です。

子どもがパパっ子になると、ママにはいろいろメリットがあります。安心してパパに子どもを預けられれば、ママが一人の時間を楽しむことだってできるのです。

パパとの時間を楽しむことで子どもの成長にもよい影響がありますし、ママもリフレッシュできて一石二鳥です。引っ越し先で悩んだときも、パパと協力して乗り越えていけたらいいですね。

まとめ

子連れの引っ越しでは、選ぶ基準も悩みも、子どもがいないときとはだいぶ違ってくる、ということがおわかりいただけたと思います。お家選びや手続きなど、なにかと手間がかかって大変そう…と思ったママもいるかもしれません。

しかし、子どもと新しい土地、新しい家で過ごす日々は、とても希望に満ちたものです。引っ越しには不安や手間は付きものですが、新しい出会いや発見を楽しみながら、新生活を充実したものにできるといいですね。
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