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子どもに自転車保険は必要なの?義務化の背景と保険の選び方

子どもに自転車保険は必要なの?義務化の背景と保険の選び方

家族の保険やほかの保険と被らないように

もっとも、個人賠償責任補償と傷害補償に関しては、家族が1人加入していれば家族全員に効力が及ぶケースもあります。保証範囲には「個人型」と「家族型」があって、家族型に加入していると家族全員が補償対象になるのです。

また、自転車保険に加入していなくても、個人賠償責任補償は自動車保険や火災保険の特約で付帯していることがあります。わずか数百円でセットできることが多いので、一つ加入していれば自転車保険に加入する必要はありませんよ。

さらに、別途傷害保険や医療保険、死亡保険に加入しているのなら、必ずしも自転車保険で傷害補償に加入しなくてもよいのではないでしょうか。通院、入院、手術などの手厚いサポートがついているケースが多いので被らないようにしましょう。

万が一に備え医療と死亡ダブルで加入を!

万が一子どもが自転車事故に遭ってケガをした場合、金銭面で心配する必要があるのは、入院費用や通院費用、場合によっては手術費用などです。

「生命保険文化センターの令和元年度生活保障に関する調査」では、一日あたりの入院自己負担額が23,300円となっています。約半分を保険で補うと考えて、日額およそ10,000円程度の入院給付金を医療保険と自転車保険でカバーできればよいのではないでしょうか。

また、死亡保険では葬祭費用として200~300万円を用意するのが目安といわれています。すでに死亡保険に加入していて、葬祭費用がまかなえるなら十分です。まだ死亡保険に加入していない場合には、自転車保険に死亡保険金をつければよいですね。

まとめ

もし自転車事故に遭ってしまったとしたら、たとえ子どもが被害者であっても加害者であっても嫌なものですね。さらに、その責任が子どもにあったとしたら、相手に対する損害賠償金も発生してくるので、事故のショックと金銭的な負担のショックのダブルパンチになります。

ニュースなどの報道にあるように、現在では自転車事故による損害賠償も多額なものになっています。ママも家庭で加入している保険を見直して、足りない点があれば自転車保険でカバーし、もしものときに備えておくとよいですね。
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