紙おむつって安全なの?安全基準やオーガニックブランドを紹介
毎日使う紙おむつですが、そもそも安全なものなのか、気になるママも多いでしょう。赤ちゃんの肌に直接触れるものですので、安全性がしっかり確認されているものを使いたいですよね。ここでは、紙おむつの安全性や、オーガニック紙おむつについてなど、赤ちゃんのおむつ事情を詳しく解説します。
紙おむつの安全性に関する疑問!
そもそも紙おむつに安全基準はあるの?
高分子吸収剤には安全基準があり、試験をして基準を満たしたものが使用されていますので、心配いりません。安全性が調べられる項目は、皮膚に付着した場合の刺激性やアレルギー性、誤って食べてしまった際の毒性、などです。
また、高分子吸収剤は、紙おむつを破かない限り、外にでることはありません。万が一破いてしまうと、未使用であれば粉末、使用済みであればゼリー状の小さな粒状ですが、どちらの状態で触れても、肌への影響はありません。
誤って食べてしまったり目に入ったときは?
ただし、大量に食べてしまって、喉につまらせたり、むせたりしそうなときは、口のなかに残っているものをかき出し、念のため受診すると安心です。目に入ってしまった場合は、目の粘膜を傷つけてしまう恐れがありますので、こすらずに目を洗眼しましょう。
未使用時の粉末状の方が、目に入れたままこすってしまうと傷つきやすいので注意してください。洗眼した後は、念のため眼科を受診するとよいでしょう。
経皮毒が心配ならオーガニックおむつがある
経皮毒については、科学的には証明されていないため、過度に心配をする必要はないといわれています。しかし、安心だといわれても、なるべく安全なものを選びたい、というママも多いことでしょう。
より安全なものを使用したい場合は、化学物質を極力排除しているオーガニックおむつがおすすめです。海外製のものが多く、それぞれの製品に個性がありますが、すべての商品が体に優しい素材を使って作られています。
お肌が敏感な赤ちゃんにも安心して使うことができますよ。
安全なオーガニック紙おむつのブランドは?
アメリカ発「セブンスジェネレーションズ」
無添加仕様で、吸収剤は化学物質を使用せず、天然由来の吸収性ポリマーが使用されています。また、普通の紙おむつは塩素などの強アルカリ性の薬品を使って漂白しますが、この紙おむつは肌への影響を考慮して無漂白で作られています。
そのため、紙本来の自然な茶色をしているのが特徴です。普通の紙おむつと比べたときの大きな違いは、おむつの持ちです。
天然の吸収剤が使われているため、一度濡れると取り換える必要があり、少し手間がかかります。しかし、安全面を優先して使用するママが多いようですよ。
セブンスジェネレーション 自然派ベビーおむつ Seventh Generation | ベビー用品&キッズ用品通販|クーナセレクト
2,550円で販売中。seventh generation(セブンスジェネレーション)のベビーおむつ。環境にも配慮した成分で作られた赤ちゃんのお尻にとても優しいベビーおむつです。cuna select(クーナ・セレクト)は、「ママになっても同じ目線や感覚のままショッピングを楽しめる」をコンセプトに誕生したベビー&キッズ用品のオンラインセレクトショップ。
デンマーク発「バンボネイチャー」
無漂白ではありませんが、漂白方法に低音酸素漂白技術という技術が使用されていて、化学物質がより多く除去されるように配慮されています。オーガニックおむつのなかでは肌触りが柔らかくて吸水性がよく、デザインも可愛いのでとても人気があります。
ただし、普通の紙おむつと比べると値段が少し高めで、1号(2~4kg用)28枚入り、2号(3~6kg用)30枚入りで、それぞれ2,900円(税別)です。そのため、普通のおむつや布おむつと使い分けて使用するママが多いようです。
日本でもオーガニックおむつが登場
100%オーガニックではなく、赤ちゃんの肌が触れる表面のシートが、オーガニックコットンでできています。そのため、吸収剤などには石油系の成分が配合されています。
完全にオーガニックにしたい!というママには物足りないかもしれませんが、少しでも肌に優しいものを使いたい、試しにオーガニックを使ってみたい、というママには使いやすいおむつですよ。
値段は海外のオーガニックおむつと比べると安く、1枚20円ほどです。日本の普通の紙おむつが1枚10円~15円ほどなので、少しの負担でオーガニックにできるので、おすすめです。