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1歳児は転んで怪我をしやすい!病院受診の目安と上手に歩く練習方法

1歳児は転んで怪我をしやすい!病院受診の目安と上手に歩く練習方法

子どもの記念すべき第一歩は、とても喜ばしいことですよね。しかし、歩き始めるようになると転んで怪我をすることが増え、今度は目が離せなくなります。ときには派手に転んで、親がヒヤッとすることもあるかもしれません。今回は、転んで怪我をしたときの病院受診の目安と、上手に歩く練習方法を紹介します。

1歳児が転んで怪我をしやすいのはなぜ?

歩き始めはバランスが上手にとれない

子どもが歩き始めるのは、平均して1歳前後。そのため歩き始めにあたる1歳児の間は、転んで怪我をしやすい時期といえるでしょう。

歩き始めはバランスを取るのが不慣れで、しょっちゅう転んだり手をついたりしてしまいます。歩き始めたばかりなので「バランスの取り方が分からず転ぶ」ことはある意味当然ですよね。しかし、原因はそれだけではありません。

1歳児の体型は、3~4頭身のいわゆる幼児体型。体に対して頭が大きく重たいため、重心がしっかりしません。「頭と体のバランスが取りにくい」ため、転びやすくなるのです。また、足自体も小さく、体を支える際に地面に接している面積が少なくなります。この点も、安定感がなく転ぶ原因として考えられるのです。

靴のサイズが転ぶ原因になっている

歩き始めの子どもにとって、靴は重要です。そしてこの靴のサイズが、転ぶ原因になっていることもあります。

子どもは成長が早いため、ワンサイズ大きめを履かせてしまったり、気づかないうちにサイズアウトしていたりすることはありませんか?サイズのあわない靴を履いていると、体をちゃんと支えることができず、安定感もなくなります。そのためよく転ぶ原因になるのです。

適切なサイズの靴は、足の実際のサイズよりも5~10mm程ゆとりがあるもの。適切なゆとりがあることで、踏みしめて歩くことができます。「足の甲の高さ調整ができる」「靴底は柔らかくしなり、適度なクッション性がある」「つま先は広く少し反り上がっている」これらも、靴選びのポイントになりますよ。

病気や発達障がいが隠れていることも

転ぶことが多い1歳児ですが「転ぶ回数が多くて気になる」「なにもないところで頻繁に転ぶ」場合は、少し心配になりますよね。もしかすると、なにか隠れた問題があるのかもしれません。

たとえば、左右の視力差や弱視など「視力」に問題があると、転びやすくなります。また「耳」に問題がある場合も、体の平衡感覚が取りにくくなってしまうのです。ほかにも、筋力がつきにくい病気や神経の病気、股関節などの骨の異常も歩行に影響します。さらには、注意欠陥多動性障害などの発達障害の影響もないわけではありません。

転びやすい時期なので、転ぶからといってこれらをすぐ疑う必要はないでしょう。ですが、転ぶ以外にもなにか心配な症状が見られたら、医師に一度相談してみてくださいね。

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転んで怪我をしたときに病院を受診する目安

【転んですり傷ができた】受診の目安

歩き始めはよく転び、怪我をすることがあります。怪我の種類も様々で、自宅で様子を見て大丈夫なのか、病院へ行った方がよいのか悩むかもしれません。ここからは、転んで怪我をしたときに病院を受診する目安をお伝えします。まずは「転んですり傷ができた」ときの受診の目安です。

・傷口を10分以上しっかり止血しても、出血が止まらない
・脈を打つようなリズムで出血し量も多い
・傷口に入り込んだものや刺さったものが取れない

このような場合は、病院で適切な処置が必要になります。また、すり傷自体は軽いものであっても、周りが赤く腫れてきたり膿んできたりしたときは、感染症を起こしている可能性があります。この場合も、早めに受診するようにしましょう。

【転んで頭を打った】受診の目安

「転んで頭を打った」場合は、特に注意が必要です。受診の目安をお伝えします。

・意識がおかしい(視線があわない・ぼんやりしているなど)
・5秒以上の意識消失
・触って分かる頭蓋骨の異常
・嘔吐や吐き気
・頭痛
・冷やしても、たんこぶが大きくなる
・たんこぶがぶよぶよしている

これ以外にも「親から見ていつもと様子が違う」ときも受診するようにしましょう。「意識がない」「けいれん」「出血が止まらない」場合は、迷わず救急車を呼んでください。

また、頭の中で出血しているときは、打った直後に明らかな症状が出ていなくても、後日生命に危険を及ぼす怪我のこともあります。そのため、3日間は激しい運動は控えて様子を注意深く見るようにしましょう。

【転んで顔を打った】受診の目安

転んだときに顔を打つのも、小さな子どもならよくあります。最後は「転んで顔を打った」ときの受診の目安をお伝えします。

・鼻血がなかなか止まらない、または水のようなものが流れ出ている
・打った部分が異常に腫れたり痛がったりする
・歯が折れた、ぐらついた、へこんだ
・唇や口内、舌などの怪我で、15分以上止血しても血が止まらない
・目や耳を怪我した

目や耳を怪我したときは、視力や聴力に影響が出ることがあります。そのため自己判断せず、専門医を受診してください。

1歳児はよく転ぶもの。そのため環境を整え、大怪我につながらないための工夫も大切ですね。また、子どもの行動を先回りして考えると、怪我を未然に防げることもありますよ。

1歳児が上手に歩けるようになるには?

歩き始めはおもちゃで歩く練習をしよう

子どもは、なんども失敗しながら上手に歩けるようになっていきます。楽しみながら練習しているうちに、上手に歩けるようになるとよいですよね。

たとえば、おもちゃで歩く練習をしてみましょう。そこでおすすめするのが「プルトイ」です。車輪つきで、前方の紐を引いて遊ぶおもちゃとなっています。子どもにとっておもちゃを引いて歩くことは、とても楽しい遊びです。動物や乗りもの、積み木やパズルの要素を追加したものなど、素材やデザインなど種類が豊富にありますよ。引くことで動いたり音が鳴ったりして、子どもはどんどん歩きたくなることでしょう。

多少転んでも大丈夫なよう、お家の中に転倒時の怪我防止対策を取っておくと、安心して練習することができますね。
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