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法事のマタニティフォーマルの選び方。出席の注意点と欠席のマナー

法事のマタニティフォーマルの選び方。出席の注意点と欠席のマナー

会食や線香の匂いに注意する

つわりの時期は、とくに匂いに敏感になっています。そのため、会食や線香の匂いで体調が悪くなってしまうママも少なくありません。

その際は、ハンカチで鼻を覆ったりマスクを着用したりしましょう。ちなみに、法事中にマスクをしていてもマナー違反にはなりません。しかし、挨拶のときや焼香のときにはマスクを外すことが礼儀と考えられています。

また、出席者の中には、法事中のマスク着用は失礼にあたると考える方がいることもありますので、あらかじめ周囲の方に伝えておくとよいでしょう。

参列者の中にはタバコを吸う方もいらっしゃるかと思いますが、タバコの副流煙はお腹の赤ちゃんに悪い影響があります。妊娠中のママは、喫煙所にはなるべく近づかないようにしましょう。

妊娠後期の出席は医師に確認しよう

妊娠後期は体調がすぐれないことが多く、また、いつ出産のタイミングが来てもおかしくない時期です。ですので、たとえ体調に問題がない場合であっても、主治医に法事への出席が可能な状態かどうかを確認してから出席するようにしましょう。

妊娠後期はお腹が大きくなっているため、妊娠を知らなかった方も一目見れば分かる時期です。法事に出席する場合は、自ら周囲の方に妊娠中であることを伝えておき、万が一のときにサポートを受けられるようにお願いしておきましょう。

また、大きなお腹で足下が見えにくくなっているため、転倒する危険性が高くなっています。お寺やお墓では、玉砂利を敷いているところもあるため、ヒールのない靴を選び、足下に十分注意しましょう。

法事を欠席する場合のマナーについて

法事の欠席は早めに連絡する

法事は可能な限り出席することがマナーとなっています。しかし、先ほどご紹介したとおり、妊娠している場合は無理をしないことが大切です。

欠席をする場合は、案内状が届いたらすぐにお詫びと妊娠していて参加できない旨を伝えるようにしましょう。欠席の理由についてはぼかすのが原則ではあるものの、相手や法事のことを考えて、欠席する場合であればそのことをきちんと伝えるとよいですよ。

法事を欠席する場合、本来ならば、直接訪問してお供えやご仏前を渡し、仏壇を拝みます。しかし、妊娠が理由であるならば、返信ハガキと一緒に御仏前(四十九日の場合は御霊前)を現金書留で送るようにしましょう。このとき、お詫びの後に「御仏前(御霊前)にお供えください」と一言添えるとよいですよ。

欠席するときの供物や香典について

では、欠席するときの供物や香典はどのようにすればよいのでしょうか。

まず、供物を贈りたい場合は、返信ハガキと一緒に現金書留で御供物料を送るか、果物や供花、お香などを贈るようにしましょう。故人に対する供物ですので、故人が好きだった果物やお花を贈ってみてはいかがでしょうか。

香典は5,000円程度が妥当といわれています。先ほどご紹介したように、返信ハガキと一緒に現金書留で御仏前(四十九日の場合は御霊前)を送りましょう。

また、欠席した場合には送らない、近い親族の場合は金額を上乗せするなど、香典については地域によって考え方が違う場合があります。そのため、あらかじめマナー等を確認しておくとよいでしょう。

欠席するときの手紙の書き方

最後に、欠席するときの手紙の書き方をご紹介します。

まず、返信用ハガキには「御出席」「御欠席」と印字されていることが多いため、「御」を二重線で消し、「欠席」を〇で囲みましょう。また、紛らわしくないよう「御出席」も二重線で消しておくとよいでしょう。さらに「御芳名」の「御芳」、「御住所」の「御」も二重線で消すことを忘れないようにしてくださいね。

続いて、〇で囲んだ「欠席」の下に、欠席の理由やお詫びの言葉を添えましょう。妊娠中で体調がすぐれない旨を伝えるか、理由をぼかして伝えるようにしましょう。

文例としては、「やむを得ない事情により、当日は欠礼をさせていただきます。誠に申し訳ございません」などと書くようにしましょう。

まとめ

妊娠中の法事について分からないことが多かったというママも、マタニティフォーマルの選び方や法事を欠席するときのマナーなどが分かり、少し安心していただけたのではないでしょうか。

妊娠中は、ただでさえ体調が安定しないため、法事に出席する際は妊娠週数や周囲のサポートの有無などを考慮しましょう。そして、無理のない範囲で出席してくださいね。

また、欠席する際は失礼のないよう、こちらでご紹介した内容を参考に、欠席の旨を伝えるようにしましょう。
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