就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

限りある時間を大切にしよう!頑張るママの毎日を充実したものに

限りある時間を大切にしよう!頑張るママの毎日を充実したものに

子育てをしていると、あっという間に一日が終わっていることが多いですよね。そんなとき、ふと時間ってなんだろうと思うことはありませんか?ここでは、ふだん無意識に過ごすことが多い時間がなぜ大切かということ、英語圏の時間についてのことわざ、ママ自身や家族と過ごす時間の大切さについて考えていきます。

時間が大切な理由や名言と大切にする方法

なぜ時間が大切といわれるのか

人生を80年として現在30歳だとすると、残りの日数は18,250日です。その中で睡眠時間が約3割、家事や仕事の時間が約2割だとすると、純粋に自由になる時間は半分の9,125日になります。

この時間が終われば命も終わるならば、時間は命と同じといえます。そう考えると時間はお金以上に大切ですよね。

オーストラリアの病院で死が近づいた患者さんに「人生で後悔したこと」を尋ねると、一番多かった答えは「周りの期待に応えるよりも自分に正直に生きたかった」というものでした。

家族の生活や将来のために、一生懸命働いたり家事をしたりすることは大切ですが、そこに気を取られ過ぎれば、人生そのものである時間を本当にしたいことをせずに終わってしまうかもしれませんよね。

名言や四字熟語から時間の大切さを学ぼう

偉人たちの時間に関する名言をご紹介します。

「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」ガンジー
学ぶことに関しては終わりがないといっているのですね。

「過去も未来も存在しない。あるのは現在という瞬間だけだ」トルストイ
過去の経験や分析、未来の計画は頭の中にありますが、私たちが実際に何かできるのは今この瞬間だけ。今をうまく使えなければ何もできないという意味です。

四字熟語には「一日一生」という言葉があります。一日を大切に生きるのが、一生をよく生きることになるという意味です。

僧侶の酒井雄哉(ゆうさい)さんは、今日の出来ごとは今日でおしまい。明日は新しい自分と考えれば嫌なことを引きずらなくなるという意味でも使っています。

自分と相手、お互いの時間を大切に

日本では人の和を重んじるので、助け合いや譲り合いなどの素晴らしい文化がありますよね。けれども和を大切にするあまり、他人に時間を使い過ぎていませんか?

気乗りしない「付き合い」に出席するだけではありません。他人の納得できない話に同調してしまい、あとでとやかく考える時間も同じで、自分の時間を生きているとはいえませんよね。

同意できない話を否定する必要はありませんが、同調しなくてよいのです。何にでも自分勝手はよくありませんが、自分の時間を生きるために、ときには周りの目を気にしない選択も必要かもしれません。

相手の時間も尊重しましょう。無断で遅刻しない。自分でできることを人に頼らないなど、自分がされたくないことは他人にもしないことも大事ですね。

英語で時間の大切さを表現するフレーズ

よく使われる!Quality Time

個人差はありますが、アメリカは日本よりも個人主義の考え方が強く、個人の自由や気持ちを尊重します。時間に関しても個人を大切にする言葉があります。

Quality Timeとは、子どもやパートナーなどと過ごす有意義な時間という意味です。1970年代からよく使われるようになった比較的新しい言葉だそうで、検索すると「家族とのQuality Time」「どうしたら結婚生活でQuality Timeが作れるか」など、たくさんのウェブサイトが出てきます。

日本語では同じ意味の熟語は見つかりませんでした。アメリカなどは仕事とプライベートを分ける傾向が強いので、オフの日を完全に仕事と切り離し、大切な人と有意義に使うのに心を砕くのですね。

Presentという単語が持つ深い意味

Presentは、日本では日常的に「贈り物」の意味で使いますよね。けれど「現在」という意味もあります。

アメリカの作家、アリス・モース・アールは「昨日は歴史、明日は未知、今日は贈り物。だから『現在(present)』を『プレゼント(present)』と呼ぶ」という内容の言葉を残しています。Presentには「目の前に存在する状態」というイメージがあるそうです。

私たちは、毎朝目覚めると86,400秒(1日)という「時間」が目の前に存在しているのです。それは誰にでも平等に与えられている「プレゼント」ですね。

けれど、それは後で使うことができません。「現在」を満足のいく使い方をしないというのは、プレゼントを捨てていることなのかもしれませんね。

「時間」についての英語のことわざ

英語の「時間」に関することわざをご紹介します。

「Time and tide wait for no man」時は誰も待ってはくれない。
(時は誰にでも同じように過ぎていくという意味です)

「Time is a great healer」時は偉大な治療者。
(心の傷も時が経てば癒えていくという意味です。日本では「時は薬なり」といいますね)

「Time will tell」時はやがて語る。
(今は隠されたことやわからないことも、時が経てば真実が明らかになるという意味です)

「Friends are thieves of time」友だちは時間泥棒
(すべての友だちがそうではありませんが、油を売ってばかりいる人の相手は少し困りますよね)

子育て中のママが特に大切にしたい時間とは

忙しい毎日の中で貴重な自分の時間

毎日子ども優先で自分の時間が持てないと、知らないうちにストレスがたまっていきますよね。あるアンケートでは9割以上のママが「自分の時間が必要」と回答しており、「必要ない」と答えた人は0でした。

毎日朝から晩まで自分を犠牲にして家族のために尽くし、にこやかでいられるママはなかなかいないかもしれませんね。また、「自分の時間が必要」な理由で多かったのは「子どもにきちんと向き合うため」でした。

たんに「好きなことをしたい」だけではなく、子どもとの関係を考え心の余裕が必要だと感じているママが多いのです。忙しい毎日ですが、子どもに早く寝る習慣をつけさせたり、ママも早く寝て30分でも早起きしたりして、少しでも自分の時間を作り出せるとよいですね。
26 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ