使わなくなったブラの捨て方とは?リサイクルや活用アイデアも紹介
体重の変化だけはなく、生活スタイルや年齢などの要因でも体型は変化します。なかでも、バストのサイズや形は変化しやすいため、ブラを買い替える機会は多いですよね。ところで、使わなくなったブラはどのように捨てればよいのでしょうか。今回は使わなくなったブラの捨て方やリサイクルの方法を紹介します。
ママだからこそ体に合ったブラを着けよう
出産後はバストの変化が大きい
出産後、乳腺が活発に働く授乳期はバストに張りがある状態が続きますが、授乳期が終わりに近づくとバストから張りが減り、垂れたり流れたりしやすくなります。
バストが垂れたり流れたりした状態が続くと、バストの脂肪がほかの場所に移動したまま定着してしまいバストが変形してしまうようです。
バストが背中や脇に流れてしまったことで「妊娠前よりもバストが小さくなった」「妊娠前と体重は同じなのにアンダーが増えた」など、出産後にバストが変化したと感じるママが多いようです。
体に合ったブラを着けているか確認しよう
ホールド力が強い通常のブラが乳腺を締め付けないように作られている授乳ブラよりも窮屈なのは事実かもしれません。しかし、息苦しく感じるのはサイズが合っていないせいであることが多いので、サイズが合っているか確認しましょう。
体に食い込んで跡ができたり段ができたりする、アンダーの位置がずれる、ストラップが肩から落ちる、カップに隙間があるといった場合もサイズが合っていない可能性があります。
下着売り場や専門店などでサイズを測ってもらい、体に合ったブラを選んでくださいね。
傷んだブラを使わないようにしよう
しかし、傷んだブラを使い続けていると肌やバストに負担をかけてしまいます。アンダーやストラップが伸びたブラはバストが垂れたり流れたりする原因となることもあるようです。
見た目がくたびれている、カップがへこんでいる、ストラップやアンダー部分が伸びている、体を動かすとずれるなどはブラが傷んでいるサインです。「まだ使えそう」だと思っても、買い替え時だと考えたほうがよいでしょう。
また、買い替えをするときはブラのサイズを測ってもらうことをおすすめします。
ブラを捨てる方法とリサイクル方法とは
ワイヤーや金具は分別しよう
カップの下側、ワイヤーが入っている部分の端に切り込みを入れ、押し出していくとワイヤーが出てきます。手をケガしないよう注意しながら引っ張れば抜くことができますよ。
また、ホックはブラやワンピース、スカートのホックが取れてしまったとき用に保管しておくとよいでしょう。小さなパーツなので縫い付けられている生地ごとカットして保管するのがおすすめです。
ハサミで作業するのが難しいというときは、縫い目を解くときに使う「リッパー」を使うとよいかもしれません。リッパーは100均でも購入できます。
ブラだとわからない状態にしてから捨てよう
ブラを捨てるときは色つきの袋や紙に包み、見ただけではブラであることがわからない状態にするとよいでしょう。防犯のためだけではなく、エチケットを守ることにも繋がります。
また、ブラであることがわからないようハサミで細かく切ってから捨てるのもおすすめです。カップの形が残らない状態にしておくとゴミ漁りの被害に遭ったときに盗まれるといった心配もありません。
生地が重なって切りにくいと感じるときは大きな裁ちバサミを使うとよいでしょう。細かく切ってから色つきの袋や紙に包んで捨てるとよいですね。
リサイクルをしているメーカーに持ち込もう
例えば、ワコールは2008年から毎年期間限定で「ブラ・リサイクルキャンペーン」を行ってきました。全国のワコール店舗で配布している袋に入れてお店に持っていくと、RPFなどの環境に優しい燃料に再生してもらえます。
また、チュチュアンナは期間限定で「ブラ引き取りキャンペーン」を行っていることがあります。自分で用意した紙袋などに不要になったブラを入れて持ち込むと割引クーポンがもらえるようです。
このほか、トリンプも期間限定でリサイクルキャンペーンを行っていることがあります。リサイクルの方法や期間はメーカーによって異なるのでサイトで確認してくださいね。