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保育園の送り迎えは何時に行くの?目安の時間と遅刻する場合の対処法

保育園の送り迎えは何時に行くの?目安の時間と遅刻する場合の対処法

保育園には、送り迎えの時間についてのルールがあります。しかし、正確にそのとおりにするのはなかなか難しいですよね。やむを得ず遅れてしまうこともあるものです。間に合いそうにもないときには、どうするのがベストなのでしょうか。ここでは、保育園の送り迎えの時間の目安や、遅刻する場合の対処法についてまとめます。

みんなの送り迎えの目安は何時?

認可保育園のお迎え時間

認可保育園の保育時間には、保護者の就労時間が月120時間以上の「保育標準時間」、月120時間未満の「保育短時間」の二つがあります。それぞれで子どもを預かる時間数が異なってきます。

保育標準時間であれば1日11時間、保育短時間であれば1日8時間、保育園側が定めた時間内で保育を受けることができます。利用できる時間数が決まっていますので、お迎え時間は、何時に登園させるか次第ということになります。

登園時間の目安は「勤務開始時間から園までの移動時間を差し引いた時間」ということになっています。勤務開始が8時で、移動時間が30分ならば、7時30分までに登園させることになります。ですから、その時間に利用できる時間数を足した時間が、お迎え時間ということになります。

認可外保育園のお迎え時間

国の認可を受けていない認可外保育園は、民間の企業やNPO団体が運営している施設のため、お迎え時間も各施設によって大きく異なります。認可保育園ほど制限が厳しくなくて、多少の融通をきかせてくれるところもありますよ。

認可外保育園では、保護者の就労時間に関係なく、20〜22時といった遅めの時間まで預かってくれるところが多いです。中には24時間体制というところもありますよ。しかし、国からの助成がない分、保護者が負担する保育料金が、多少高めになるのが難点です。

時間の自由がききやすい認可外保育園なら、お迎え時間も自由に設定できることが多いです。しかし、各施設の環境や保育士の数、園の運営方針次第では、あまり遅い時間でのお迎えは歓迎されないこともあります。

ベストな時間とタイミング

送り迎えのベストな時間やタイミングは、いつ頃なのでしょうか。「送り」と「迎え」に分けて考えてみましょう。

子どもの送り時間は、園でどういうきまりになっているかを確認する必要があります。園では、限られた保育士をその時間に合わせて適宜配置しますから、予定よりも早く連れてこられると、保育士の数が足りなくて、対応ができなくなるということがあります。園によっては、10分早いだけでも早朝料金になるところもありますよ。

そして、できるだけ決められた時間にお迎えに行き、遅れそうなら早めに連絡を入れましょう。人手不足を少ない保育士でカバーしている園が多いですから、そういう配慮も大切です。なにより、決まった時間にお迎えがあれば、子どもも安心して待つことができます。

いつも送迎に遅刻しそう!というときは

忙しい朝を手際よく乗り切るためのコツ

時間にゆとりを持ったつもりでも、ギリギリの行動になってしまうことは珍しくありませんよね。特に慌ただしいのは朝の時間です。朝を手際よく乗り切るためのコツを紹介します。

まずは朝食です。食事に時間がかかる子どもには、栄養バランスよりも、「食べやすいものを楽しく食べる」ということを優先しましょう。保育園で栄養バランスのよい昼食を食べるのですから、「朝はごく簡単なものでOK」と割り切ってしまいましょう。

お着替えを嫌がる子どもには朝シャワーが効果的です。子どもは、シャワーを浴びるときには裸になっていますので、スムーズにお着替えをしてくれます。そして、お着替え用の服を前の晩のうちに子どもに選ばせておくか、その場に並べておくことで、さらに時間短縮ができます。

仕事でお迎えが間に合わない場合

仕事上の都合で、お迎えが間に合わないこともあります。そんなときのための代替手段を、事前に準備しておきましょう。

ママがお迎えに行けなければ、パパや家族に頼むしかありません。そんなとき、いつ、どうやって連絡を取り合うのかを決めておくと安心です。迎えに行ける人の優先順番を決めておくのもよいですね。

ほとんどの場合は、それで対応できるかもしれませんが、誰も迎えに行けないときには、夜間延長保育も検討しておきましょう。どういう方法で、どこにお願いするのかがはっきりしていると、不測の事態が起きても慌てなくてすみます。

送迎サービスのある保育園を選ぶという方法もあります。送迎バスなどで送り迎えをしてもらえると、忙しいパパやママはとても助かりますよね。

延長保育について保育園に相談する

働くパパやママの強い味方、「延長保育」について、もう少し詳しく調べてみましょう。「レジャーや買い物などでお迎えが遅れる」といった理由では難しいですが、仕事上のトラブルや急な残業などのときには、お願いすることができます。

まず時間ですが、各保育園で設定された通常保育時間以外は、ほとんどの場合延長保育となります。申請方法は、保育園によって異なりますが、事前に申込書を保育園に提出するといったやり方が多いようです。当日、急に延長保育を頼みたいときは、わかった時点で早めに保育園に連絡をすると、対応してもらえます。

保育園によって料金設定や受け入れ条件が違いますし、月単位か1回ごとのスポット利用かによっても料金は変わります。しっかり確認しておくとよいでしょう。

今日は間に合わない!というときは

有料サービスを利用するのも方法

お迎えが間に合わないときには、有料サービスを使うという方法もあります。手軽で頼りになるのが、「ベビーシッター」です。

ベビーシッターとは、シッターさんに、保育園や幼稚園の送迎、子どものお世話などをお願いできるサービスです。食事や入浴の援助、寝かしつけまでしてもらえるので、仕事が長引いてしまうときなどに、安心して預けられます。ベビーシッター会社によって、サービス内容や料金は異なりますが、相場は、1時間1,000〜4,000円程度です。

地域の人材などを活用する「ファミリーサポート」という制度もあります。事前に登録しておくことで、近くのサポート可能な人が、その場にお手伝いに来てくれます。各自治体が運営を行っていますので、問い合わせをしてみましょう。
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