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人生設計について相談したい!相談窓口や設計の方法などを紹介

人生設計について相談したい!相談窓口や設計の方法などを紹介

子育てやマイホームの購入など将来のことがなんとなく気にはなっているけれど、誰に相談したらよいのかわからないというママは意外と多いのではないでしょうか。人生設計をきちんと立てておくことは、ゆたかでゆとりのある生活を送るためにも大切なことです。人生設計の相談窓口や方法について詳しく調べてみましょう。

人生設計を相談することで生まれるメリット

ふり返りと今後のビジョンが具体化できる

人生設計について誰かに相談することによって、自分だけではわからなかったことや見逃していたようなことに気づくこともあります。それでは人生設計を相談することで生まれるメリットについて調べてみましょう。

人生設計を相談することによって自分の経済的な現状を把握することができるとともに、これまでのライフイベントにおけるお金の貯め方や使い方について、反省を含めてふり返ることができるようになります。

そして、ふり返ることによって将来のビジョンが見えてくるようになり、今後20年あるいは30年の間のライフイベントを迎えるにあたって、自分はこれからどのようにすればよいのか、あるいはどのようにあるべきなのかが、より具体的で明確になります。

人生設計に沿った経済的な計画が立てやすい

人生設計を相談することによって、今後いつ、どのようなライフイベントを迎えることになるのかが予測できるようになります。それらのイベントに合わせた貯蓄計画を立てることによって、人生設計はより現実味を帯びたものになっていくでしょう。

ライフイベントを迎える時期が早くなったり遅くなったりして、自分や家族の年齢に誤差が生じることもあるかもしれませんが、経済的な計画を立てておくことによってそれらのイベントに対応できるようになります。

例えば、ライフプランでは子どもが大学を卒業してからマイホームを購入する予定だったのに、その二つのイベントが同じ時期に重なってしまうようなこともあります。そのような場合には、人生設計の見直しについて専門家に相談するようにしましょう。

さまざまなライフイベントの準備ができる

人生設計を立てると、自分や家族に今後どのようなライフイベントが起きるのかがわかるようになります。

何歳でマイホームを購入してローンを組むと、完済するのはいつになるのか、子どもが大学進学するときには自分は何歳になっているのか、というようなことが一目でわかるようになるので、自分の将来像をイメージしやすくなるでしょう。

さらに、それぞれのライフイベントでどのくらいのお金が必要になるのかが把握できるようになるので、何歳までにどの程度のお金を貯めておけばよいのか、はっきりさせることができるようになります。

計画どおりに貯蓄ができないとか、イベントの時期が予定どおりでないこともありますが、人生設計を立てておくことで修正方法がわかるようになりますよ。

人生設計に欠かせない経済面などの相談窓口

ファイナンシャルプランナーに相談する

ファイナンシャルプランナーは、資産運用、家計診断、住宅資金、老後の生活設計、年金や社会保険など、あらゆるライフイベントのお金に関する相談ができる専門家で、いわば人生設計のスペシャリストともいえる頼もしい存在です。

例えば、子どもの教育資金はどのように準備したらよいのか、住宅資金ではいくらの物件を購入することができるのかなどについて、家計診断を行ったうえでアドバイスしてもらえます。

ファイナンシャルプランナーに相談する際には、収入と支出、借入金、家族構成や資産状況がわかるようにしておく必要がありますので、それらの資料をあらかじめ準備しておきましょう。

また、家計管理のアドバイスも受けることができるので、そちらもぜひ相談してみるとよいですね。

子育て支援制度の活用は各自治体に相談

子育ては人生設計の中でも最も大きな比重を占めるライフイベントといえます。小さな子どものいる家庭では待機児童の問題が深刻化しています。

「すべての家庭が安心して子育てができ子どもたちが笑顔で成長していくために」という考えに基づいて、2015年度から「子ども・子育て支援新制度」がスタートしました。

子育て支援の量の拡充と質の向上を目的に、子どもの年齢や保護者の就労状況などに応じてさまざまな支援が用意されています。幼稚園や保育所から「認定こども園」への移行の推進や、待機児童の解消に向けて0~2歳の子どもを少人数で保育する「地域型保育」などもその一つです。

子育て支援制度は自治体によって支援内容が異なっていますので、くわしい内容は自治体にご相談ください。

ライフイベントに合わせて相談はこまめに

「住宅資金、教育資金、老後資金」は「人生の3大資金」といわれていますが、これらの資金についてファイナンシャルプランナーなどに相談する際は、それぞれのイベントに合わせて相談することが大切です。

例えばマイホームの購入について相談する場合には、しっかりとした資金計画が立てられるまでこまめに相談するようにしましょう。

住宅購入費用は、土地と建物の工事費用だけでなく、住宅ローンを利用する場合の手数料や保険料、仲介手数料や登記費用、さらに税金や光熱費まで含めて考えておく必要があります。

住宅ローンは何十年という長期にわたって返済することになりますが、その間の教育資金や老後資金の貯蓄方法についても相談しておくようにしましょうね。

便利ツールやアプリを人生設計に役立てよう

人生にかかるお金を計算する「基本公式」

お金の心配をせずに老後の生活を送れるように、現役時代に毎月いくら貯蓄をする必要があるのか簡単に計算できる公式があります。これを「人生設計の基本公式」といいますが、「必要貯蓄率」を求めるための公式です。

「現在の手取り年収」に「必要貯蓄率」をかけると年間必要貯蓄額が算出できるので、その額を月額にしたものが毎月の必要貯蓄額になります。

例えば必要貯蓄率が25%で手取り年収が400万円の場合には、1年間の必要貯蓄額は「400万円×25%=100万円」となるので、これを12で割ると毎月約8万3,000円の貯蓄をする必要があるということがわかります。

「人生設計の基本公式」はいろいろなサイトで紹介されていますので、ぜひ検索してみてくださいね。
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