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赤ちゃんはなぜぐずり泣きするの?その原因と効果的な対処方法

赤ちゃんはなぜぐずり泣きするの?その原因と効果的な対処方法

赤ちゃんのぐずり泣きが始まると、ママは困ってしまいますよね。「どうして泣くの?」と理由を聞きたくても赤ちゃんはまだ話せないのでただ泣き続けるだけで、ストレスを感じるママもいるかもしれません。もし赤ちゃんがぐずる理由が分かったら、対処法も見つかるはず!ここでは赤ちゃんが「どうしてぐずるのか?」とその対処法をご紹介します。

まずは赤ちゃんのぐずりについて知ろう

そもそも赤ちゃんのぐずりとは?

赤ちゃんはまだ小さくて自分の気持ちを言葉にすることができません。なので、自分の気持ちをママに分かって欲しくて、泣くことで自分の気持ちを伝えようとします。

ママになにかをして欲しかったり、ママに側に居て欲しかったり、赤ちゃんはその時々の自分の気持ちを分かって欲しくて赤ちゃんなりに必死で訴えているのです。そしてそれがぐずり泣きにつながっていきます。

必死で大声で泣いたり、いつまでもぐずぐずと泣き続けたり、小さくフンフンと泣いたりと、赤ちゃんのぐずり方はそれぞれですが、どの赤ちゃんもママに向かって一生懸命ぐずり泣きしているのです。

赤ちゃんがぐずって泣くと、ママやパパは、どうしてぐずって泣いているのか?が分からずに心配になるかと思います。そして赤ちゃんのぐずり泣きがずっと続くと、今度は、どうしたら泣きやんでくれるのか?という気持ちでいっぱいになりますよね。

赤ちゃんのぐずり泣きには赤ちゃんの気持ちがこもっている場合が多いからこそ、その原因も分かりやすいときがたくさんありますので、ここではそれを探すお手伝いができればいいなと思います。

ぐずりはいつまで続くの?

赤ちゃんのぐずりがいつ始まり、いつ終わるのか?どのママも頭に浮かぶ疑問だと思いますが、これは個人差によりますので一概には言えないのです。

生まれてすぐの新生児の赤ちゃんはまだ全然昼と夜の区別がついていません。とにかく一日中うつらうつらと浅い眠りの中にいて、眠りの周期も40分とまだ短いのです。だからちょっとした物音などで目を覚まして泣くことが多いのですね。

赤ちゃんは3カ月を過ぎたころから生活リズムが整い始めて昼と夜の区別がつき始めます。そうなってくると昼寝の回数も減り、段々とまとまった時間に眠るようになります。また、赤ちゃんは月齢があがるごとに昼間に活発に動き回るようになるため、夜の寝つきもよくなって寝ぐずりも減っていくでしょう。

しかし、月齢があがるとともに心も成長していく赤ちゃんは、ママに伝えたいこと、分かって欲しいことがどんどん増えていきます。つまり、体の成長と共に心も成長していくため、赤ちゃんのぐずり泣きの原因も生理的なものから精神的なものへと変わっていくのですね。

赤ちゃんがぐずり泣きをする原因は?

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空腹やおむつ交換といった要求のため

赤ちゃんがぐずり泣きするときに、一番に考えられるのは生理的な要求の場合です。例えば…オムツが濡れているから気持ち悪い、お腹が減っているからミルクが欲しい、ミルクを飲んだ後のげっぷが出ていないのでお腹が張って苦しい、うんちが出ずに便秘ぎみで苦しい、など赤ちゃんの体からの要求があります。

また、部屋の温度が快適な設定になっていないために暑すぎたり寒すぎたりしている、湿度が保たれていないため部屋が乾燥していて喉がかわいた、汗をかいて肌着がぬれたままになっている、体に湿疹などができていてそれがかゆいなど、赤ちゃんの居る環境を見直してあげるとよい場合もあります。

赤ちゃんがぐずったらまず上記のポイントを確認して原因を探してみてくださいね。

添い寝やだっこなどパパママと居たいとき

生理的な要求が満たされているのに、赤ちゃんのぐずり泣きがおさまらない!こういうときは、赤ちゃんはママやパパに甘えたいのかもしれません。赤ちゃんは月齢が上がって体が発達していくとともに心も成長していっています。

そして赤ちゃんには、ママやパパは一番安心できる存在なのだということが段々と認識できるようになってくるのです。だからこそ赤ちゃんの中に、ママやパパに自分の側に居て欲しい、だっこをして欲しいという思いも育っていくのです。

赤ちゃんが甘えてぐずり泣きをしているときは、添い寝してポンポンと優しく手を添えてあげたり、だっこしてあやしてあげると、赤ちゃんは安心して気持ちが落ち着くはずですよ。

赤ちゃん自身の自己表現のため

赤ちゃんの心が発達していくということは、赤ちゃんの中で喜怒哀楽の感情が育つということです。そして赤ちゃんは脳の成長とともに、ママやパパに自分の気持ちを分かって欲しい思いも強くなってきます。

ですが、赤ちゃんはまだうまく言葉を出すことができず、気持ちが伝わらないため「ママに分かってもらえない」という怒りや悲しみの気持ちになり癇癪を起しぐずり泣きへとつながるのです。

ママやパパも赤ちゃんの片言の意味を理解しようと一生懸命になると思いますが、それでもどうしても分からないときもありますよね。そういうときは、抱き上げて「うん、うん、そうだね」と声をかけ、赤ちゃんの気持ちに寄り添ってあげてみてくださいね。

育児が楽になるぐずり泣きの対処方法

気分転換として場所を移動させてみる

赤ちゃんをだっこしてあやしても、なかなかぐずり泣きが止まらないときもありますよね。そういうときは、思い切って場所を変えてみるのもよいかもしれませんよ。

例えば、部屋の窓際に行って窓を開けて外を見せてみたり、ベランダに出てあやしてみると、外の空気に当たることで赤ちゃんの気持ちが切り替わるときもあります。また、思い切って外に連れ出して家の近所をお散歩してみるのも、まわりの景色が変わってよいかもしれません。

赤ちゃんは車の揺れを心地よく感じますので、車でドライブするのもおすすめです。最初はぐずって泣きますが、段々気持ち良くなってきていつのまにか眠ってしまっているはずです。夜なら、パパに赤ちゃんと夜のドライブに行ってもらってもいいですね。

だっこ紐やおんぶ紐を使用する

赤ちゃんは、だっこ紐やおんぶ紐でママと密着すると気持ちが落ち着いて、ぐずり泣きがおさまることが多いです。赤ちゃんはママの体温の温かさを感じて優しく包まれることで、ママのお腹の中に居たときの安心感を思い出すのかもしれませんね。

ママもおんぶ紐やだっこ紐を使うことで、泣いている赤ちゃんを置いたままにせずに家事ができるので、ママと赤ちゃんのお互いにとってとても便利で貴重なアイテムです。

もし、おんぶ紐でおんぶをするときは、赤ちゃんの顔がママの背中で隠れないように、なるべく高い位置でおんぶしてあげてくださいね。

また、だっこ紐、おんぶ紐を選ぶときは、ママの腰や首に負担がかからないようなものを選びましょう。
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