いつどんなマタニティ用品を揃えるの?時期別に必要なものの目安
妊娠がわかって、これから赤ちゃんを迎えるまでにどんなものが必要になるのか、気になりますよね。マタニティ用品にはたくさんの種類がありますが、まずは基本的なものを準備していきましょう。この記事では、妊娠初期から中期、後期まで、時期別に必要なものの目安を紹介していきます。
妊娠判明したら何から揃えたらいいの?
お気に入りの母子手帳ケースを見つけよう
また、子どもの成長記録が記載できる欄もあるので、ママにとっては長く大切に保管すべきものになるでしょう。お気に入りの母子手帳ケースを使用すれば、より愛着がわきそうですね。
母子手帳は自治体によって大きさが異なるので、まずは大きさに合ったものを探しましょう。母子手帳ケースは布製・ビニール製・革製などいろいろな素材があります。母子手帳・保険証・診察券・妊婦健診助成券・お薬手帳・エコー写真・書類などが、一つにまとめられるタイプを選ぶと便利ですよ。
マタニティインナーを揃えよう
マタニティインナーは、単にサイズが大きくできているというだけではありません。妊娠中の敏感な肌を刺激しない、柔らかな素材でできているものや、冷えやすいお腹回りを保護してくれるような素材が使われています。
妊娠中はお腹も胸も、日を追うごとに大きくなります。赤ちゃんがお腹の中で快適に過ごせるように、締め付けが少なく、骨盤を支えてくれるようなものを着用したいですね。
葉酸などのサプリメントもおすすめ
葉酸が不足すると、お腹の中の赤ちゃんの正常な発育に悪影響が及ぶこともあるようです。
【葉酸を多く含む食品】
・緑黄色野菜
・卵黄
・レバー
・大豆製品
・海藻類 など
毎日の食事から摂取することが望ましいとされていますが、つわりなどで食欲のないママには難しいですよね。葉酸はサプリメントで補うことができます。出産後のからだの回復にも必要な栄養素ですので、継続して飲むこともおすすめですよ。
お腹が目立ってくる妊娠中期に揃えるもの
快適に過ごせるマタニティウェアを選ぼう
マタニティウェアを選ぶ際に重視したいのは、やっぱり「着心地」ですね。定番アイテムはワンピースですが、スカートやパンツでも、ウエスト回りが伸縮性のある素材になっていて、臨月まで着ることができるタイプもあります。
また、妊娠期だけでなく、産後に授乳服としても着用できるものなら、長く使えてよいですね。ノースリーブや半そでのタイプを選べば、重ね着や羽織物を合わせることで、季節に応じて調節できますよ。マタニティ期ならではのオシャレを楽しみたいですね。
冷え予防にも活躍する腹帯
【腹帯の役割】
・重たいお腹を支え、腰の負担を軽減する
・お腹周りの冷え防止
・大きなお腹への衝撃や刺激から守る など
腹帯には、用途や使用するシチュエーションによって様々なタイプがあります。
【腹帯の種類】
・さらし(長い布で腰からお腹にかけて包帯のように巻いて使用)
・腹巻タイプ
・ガードルタイプ
・骨盤ベルトタイプ など
使いやすいのは腹巻タイプやガードルタイプですが、昔ながらの「さらし」も、正しく巻けばしっかりとお腹が守られている感じがして、おすすめですよ。
妊娠線予防クリームでケアをはじめよう
妊娠線ができてしまうのは、急激に体重が増えてしまったり、伸びて薄くなった皮膚が乾燥したりすることが主な原因です。お腹以外にも、おしり、太もも、二の腕、胸など、比較的脂肪がつきやすい部位は、注意が必要となります。
予防策として効果的なのは「保湿」すること。皮膚を柔らかく、伸びやすい状態に保つことが大切です。入浴後などに、低刺激の妊娠線予防クリームを使用することをおすすめします。
出産目前の妊娠後期におすすめアイテム
産後にも使える骨盤ベルトで腰痛対策を
腰痛対策として、産院でもおすすめされることが多いのが「骨盤ベルト」です。ベルトをお腹の下に巻いて骨盤を安定させることで、子宮の位置が下がることを防ぎ、赤ちゃんが成長しやすい状態に保ってくれます。
骨盤ベルトは妊娠がわかったらすぐに使用開始することができます。そして妊娠中だけでなく、出産後も使用することが推奨されています。産後、緩んだ骨盤を正常な位置に戻すことは、産後ダイエットにもつながります。ただし、産後の使用は医師の許可を得てからの方がよいでしょう。