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1歳で初めてのスプーンに挑戦!スプーンの選び方や練習方法とは

1歳で初めてのスプーンに挑戦!スプーンの選び方や練習方法とは

スプーンには様々なサイズ、形状、素材のものがあります。柄を握る力や手首で支える強さには個人差があるため、スプーンを選ぶときは子どもの手の大きさや発達に合わせて選ぶことが重要です。

例えば、握る力が弱い子どもには柄が太いスプーンがよいでしょう。手の形の合わせるような「くびれ」がついているとよいかもしれません。

また、手首を回転させることが苦手な子どもには柄がカーブしているもの、手首で支える力が弱い子には軽い素材でできたものが最適です。

すくう部分にへこみがついていると、すくったものがこぼれにくく、慣れていない子どもでも上手に食べることができます。小さな口にも入れやすい適度なサイズのスプーンを選んでくださいね。

手先を使う遊びを通して練習しよう

手指がしっかり発達していないとスプーンをうまく使うことができません。練習してもなかなか上達しないというときは、手先を使う遊びを通して手のコントロールを練習してみましょう。

例えば、つまみ付きパズルや積み木といった遊びは、手に持ったものの向きや位置を調節する力と空間認識能力を育てることができます。これは、スプーンですくい、こぼさず口に運ぶときにも必要な能力です。

紐通しやシール貼りは、指先を細かく動かす力と集中力を育てるのに適しています。

また、食事のときはスプーンを使いたがらない子どもも、遊びの場面であれば使ってくれるかもしれません。ままごと遊びや砂遊びのときに、プラスチックスプーンなどを使ってみてはいかがでしょうか。

無理強いはNG!子どものやる気を尊重して

スプーンをなかなか使ってくれない、使い始めてもすぐに飽きてしまうということがあります。いつまで経ってもうまく使えない子どもにイライラすることもあるでしょう。しかし、うまく使えるようになってほしいと思うあまり、無理強いするのはよくありません。

1歳の子どもにとってスプーンを使って食べるということは、右利きの人が左手でおはしを使うようなものです。お腹が空いているときであれば強いストレスを感じ、無理強いされると食事に対する意欲すらなくなるかもしれません。

子どもがスプーンではなく手づかみで食べようとするのは自然なことです。手づかみ食べを叱ったり、やめさせようとしたりせず、子どものやる気を尊重して見守ってくださいね。

まとめ

発達には個人差があるため、1歳になっても手づかみ食べからスプーンに移行することが難しい子どももいます。

しかし、成長するにつれて手先が器用になると、スプーンもうまく使えるようになるので心配する必要はありません。子どもに合ったスプーンを選んだり、手先の発達をうながす遊びを取り入れたりしながら練習を続けていきましょう。

また、なかなか使い方がうまくならないときには「上手になるには時間がかかるもの」と割り切り、気楽に見守ってあげてくださいね。
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