ワインを調味料にした料理は子どももOK?ワインの効果とレシピも
赤ワインの効果と家族で美味しいレシピ
赤ワインでお肉をしっとりやわらかく
赤ワインには特有の渋みがありますよね。この渋みのもとであるタンニンには、お肉の肉質をギュッと引き締めるとともに、腐りにくくする効果があるのだそうです。一方で、ワインに含まれるアルコール分で柔らかくなる効果もあり、煮込むとしっとりやわらかく、美味しい仕上がりになるのだそうですよ。
赤ワインの香りと酸味は、お肉の脂くささをやわらげてくれる効果もあります。お肉料理に赤ワインを使うことで、お店で食べる料理のように味に深みを与えてくれることでしょう。子どもにも美味しいお肉を味わってもらいたいですね。
煮込みハンバーグに赤ワインをプラス
■赤ワイン煮込みハンバーグ
1.普段の要領でハンバーグを作る。
2.ハンバーグが焼けたら一度取り出し、同じフライパンにすりおろしたニンニク1/2片とバター10gを入れて溶かす。
3.1cm角に切った玉ねぎ1/2個分を加え、透明になるまで炒める。
4.さらに1cm角に切ったトマト1個分を加えて炒める。
5.赤ワイン200ml、ローリエの葉1枚を加えて一煮立ちさせ、しょうゆ小さじ2・砂糖小さじ1を加えて塩・コショウで味をととのえる。
6.ハンバーグを戻し、両面をソースとからめながら5~10分煮込む。
にんじんやブロッコリーで彩りを添えてもよいですね。
鶏肉の赤ワイン煮でいつもと違う食卓に
■鶏肉の赤ワイン煮
1.下ごしらえをする。保存袋に、大きめに切った鶏もも肉と赤ワイン100ml、タイム(ホール状のもの)少々、粒コショウ10粒を加えてよくもみ、30分ほど置いて味をなじませる。
2.鶏もも肉を取り出して水分を拭き取って塩を振り、オリーブ油をのばした厚手の鍋で皮目をこんがりと焼く。
3.鶏肉をひっくり返して、肉を漬けこんでいた液としょうゆ大さじ2・みりん大さじ2・砂糖小さじ1を加えて10分程度煮込む。
4.バルサミコ酢大さじ2を加え、一煮立ちさせる。
クレソンや皮付きフライドポテトなどを添えると、華やかな一皿に仕上がりますよ。
まとめ
子どもも食べやすい煮込み料理。せっかくなら美味しく仕上げて子どもにも喜んでもらいたいですよね。しっかりとアルコール分を飛ばすことで、子どもにもワインを使った料理を食べてもらうことができます。
ちょっと特別な日だけでなく普段の食事にも、ワインを上手に使ってお肉やお魚の美味しさを引き出し、家族で楽しく美味しい食卓を囲めるとよいですね。