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お絵描き遊びは幼児の成長に効果的!楽しく遊ぶための準備とポイント

お絵描き遊びは幼児の成長に効果的!楽しく遊ぶための準備とポイント

お絵描き遊びは男の子にも女の子にも人気がある遊びです。ときどき、紙があればずっと絵を描いている子どもを見かけますよね。実は、お絵描き遊びをすると絵がうまくなるというだけではなく、心や脳の発達にもよい効果があるといわれています。今回はお絵描き遊びの効果や、楽しく遊ぶための準備とポイントを紹介します。

幼児がお絵描き遊びをするメリット

感受性も豊かに!心の成長につながる

大人に比べて使える言葉が少ない子どもは、自分の考えや思いを「伝えたい」という気持ちがあってもうまく表現することができません。

しかし、絵を使えば「どれくらい楽しかったか」「どれくらい驚いたか」「なにが嬉しかったか」などを色使いやあふれんばかりの笑顔といった目に見える形で自由に伝えることができますね。

また、子どもは自分の感情を表現するために自分に対して「なぜ」「どうして」と向き合うようになります。自分の心に向き合うことを繰り返していると、共感する力や感受性が育っていきますよ。

さらに、絵という形で感情を表現し、受け入れられることで自己肯定感を育むことができます。自己肯定感が育つと情緒が安定し自信を持つことができるようになります。

脳神経を刺激して地頭がよくなる

認知症の予防や進行を抑えるために「折り紙」や「手芸」などを取り入れている介護施設の話を聞いたことはありませんか?これは、指の神経は脳神経と直接繋がっているため、指を動かすと脳神経が刺激されるということから取り入れられています。

色鉛筆やクレヨンなどを使って線を引いたり色を塗ったりするお絵描き遊びは、手や指のコントロール能力を身につけるだけではなく、神経が刺激されて脳が活性化されますよ。

さらに、四角や丸といった図形でいろいろなものを表現するうちに、物を観察する力や空間認識能力が成長し、数学的思考力が身につきます。

また、お絵描きが好きな子は文字の習得が早い傾向があり、お絵描き遊びは地頭をよくするといわれています。

コミュニケーションの機会になる

お絵描き遊びはコミュニケーションの機会に利用することもできます。

1歳くらいの子どもの場合は「どの色が好き?」「タンポポの黄色だね」などと話しかけると色の名前を覚える機会になります。子どもが描いたものを指さしたときは「すごいね!」とほめるのもよいですね。

3歳頃になると「ぐるぐる」や「丸」といった形が意味を持つようになり、少しずつ人間や車といった形がはっきりしてきます。「これは誰?」「これはどんな気持ち?」と質問してみましょう。

5歳を過ぎると日常の情景を絵で表現したり、自分のイメージしているストーリーを表現したりします。子どもらしいファンタジーにあふれた物語が飛び出してくることもあるので、ぜひ話を聞いてみてくださいね。

楽しくお絵描きをするための準備

年齢にあったお絵描き用具を選ぶ

子どもがストレスを感じずお絵描き遊びを楽しむためには、年齢と発達に合った用具を選ぶことが重要です。

1~2歳の子どもには握力が弱くてもしっかり色が出る水性マーカーや、ダイナミックに腕を動かして絵が描けるクレヨンが最適です。口に入れてしまいそうで心配なときは蜜蝋などでできたクレヨンを選ぶと安心ですね。

3歳を超えたら鉛筆や色鉛筆が使えるようになります。最初は握り持ちでも、おはしを使い始めるころから正しい鉛筆の持ち方ができるよう練習を始めるとよいでしょう。

水彩絵具は筆で楽しむこともできますが、指や手、足を使って楽しむこともできます。野菜やスポンジ、拾った落ち葉や身近にある道具でスタンプを楽しんでもよいですね。

厚めで大きく描きやすい紙を用意する

小さな子どものなかでも3歳くらいまでの子どもは力加減がうまくできないことが多く、薄い紙に絵を描こうとして破いてしまうことがあります。

描いている途中で絵が破れてしまうとモチベーションが下がってしまいますよね。

力加減ができるようになる5歳くらいの子どもであれば「らくがき帳」などの薄めの紙でも破かずに絵を描くことができます。しかし、力加減ができないうちは画用紙やカレンダーなど厚めの紙がおすすめです。

また、指先ではなく腕全体を使って描く「なぐりがき」の時期や、太い線がでるクレヨンを使うときは大きめの紙を使うとよいでしょう。思い切り腕を動かしてもテーブルを汚す心配もなく、のびのびと絵を描くことができますよ。

汚れてもよい服に着替える

子どもにお絵描き遊びをたくさんさせたいけれど、服が汚れることが気になるというママは多いですよね。

服を汚さないよう伝えていても集中すると約束を忘れてしまう子どもも多いなか、服が気になって遊びに集中することができない子どももいます。子どもが「汚れるのが嫌だからお絵描きはしない」というようになることもあります。

お絵描き遊びをするときはお絵描き用のスモックやエプロンなど、汚れてもよい服に着替えるとよいでしょう。子どももママも汚れを気にせずお絵描きを楽しむことができますよ。

また、絵具を使うときはバケツをひっくり返したり、絵具を床にこぼしたりすることもあります。上着だけではなくズボンや靴下などにも注意してくださいね。

子どもとお絵描きするときのポイント

描くものに困ったらきっかけを作ろう

子どもにお絵描き遊びをさせようと紙やペンを渡しても、子どもがペンを持ったまま固まってしまうことがあります。「どうして描かないの?」と疑問に思うかもしれませんが、ママだって急に「絵を描いて」といわれても困りますよね。

いろいろなことを絵で表現したいと考えている子どもも、ママと同じように描くものに困ってしまうことがあります。

こんなときは「好きな食べ物を描いてみて」と声をかけたり、ママが先に動物の絵を描いて「お友だちが欲しいよー」と話したりして、子どもが絵を描くきっかけを作ってみましょう。

絵描き歌やテレビ番組のお絵描きコーナーでかかっている歌をうたうと描き始めることもあります。子どもが自然に絵を描けるようになるとよいですね。

評価せずに描いたことをほめよう

子どもが描いた絵を見せてママが「上手に描けたね」とほめるというシーンはよくありますが、ほめるときは「上手」など、作品を評価する言葉を避けたほうがよいでしょう。

例えば、ママが作った料理をパパがいつも「美味しい」とほめているとします。ところがある日、パパが「美味しい」といわなければ、ママは「美味しくなかったのかな」「次はもっと美味しく作らなきゃ」と思うのではないでしょうか。

これは子どもの絵でも同じことです。「上手」という言葉でほめられていると「上手」という言葉がなかったときに不安やプレッシャーを感じてしまいます。

子どもの絵をほめるときは「たくさん描いたね」「楽しく描けたね」など、描いたこと自体をほめてくださいね。

安全対策にも!ママも一緒に楽しんで

クレヨンやペン、色鉛筆など棒状の道具を使うときに心配になるのが、誤って体や目をついてしまわないかということです。紙に顔を近づけて描いているときや、手に持ったまま歩こうとしているときは注意が必要ですね。

また、1~2歳頃の子どもの場合、クレヨンやペンの先を口に入れることがあります。なかでも、赤や茶色のクレヨンはチョコレートなどのお菓子と似ているため口に入れやすいようです。

子どもがお絵描き遊びをしているときは、子どもを1人で放っておくのではなくママも一緒に楽しんでみましょう。

安全対策になるだけではなく、絵を通じたコミュニケーションの機会にもなります。「絵を描くと楽しいね」と伝えると、子どもは自然と絵が好きになりますよ。

まとめ

子どもの絵は1人1人に個性があるだけではなく、発達段階ごとの特徴があります。「なぐりがき」が「ぐるぐる」に変わり、丸に点々で目や口を描いた人になり、棒のような手足が生えていくようすは、見ているだけで子どもの成長を感じることができますよ。

また、絵に込められたメッセージやストーリーを読み解くことで、子どもが持っている世界をダイレクトに感じることができるのも魅力です。

お絵描き遊びを積極的に取り入れて、子どもの自由な発想や感受性を育てることができるとよいですね。

ライター紹介

teniteo WEB編集部

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