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お絵描き遊びは幼児の成長に効果的!楽しく遊ぶための準備とポイント

お絵描き遊びは幼児の成長に効果的!楽しく遊ぶための準備とポイント

子どもとお絵描きするときのポイント

描くものに困ったらきっかけを作ろう

子どもにお絵描き遊びをさせようと紙やペンを渡しても、子どもがペンを持ったまま固まってしまうことがあります。「どうして描かないの?」と疑問に思うかもしれませんが、ママだって急に「絵を描いて」といわれても困りますよね。

いろいろなことを絵で表現したいと考えている子どもも、ママと同じように描くものに困ってしまうことがあります。

こんなときは「好きな食べ物を描いてみて」と声をかけたり、ママが先に動物の絵を描いて「お友だちが欲しいよー」と話したりして、子どもが絵を描くきっかけを作ってみましょう。

絵描き歌やテレビ番組のお絵描きコーナーでかかっている歌をうたうと描き始めることもあります。子どもが自然に絵を描けるようになるとよいですね。

評価せずに描いたことをほめよう

子どもが描いた絵を見せてママが「上手に描けたね」とほめるというシーンはよくありますが、ほめるときは「上手」など、作品を評価する言葉を避けたほうがよいでしょう。

例えば、ママが作った料理をパパがいつも「美味しい」とほめているとします。ところがある日、パパが「美味しい」といわなければ、ママは「美味しくなかったのかな」「次はもっと美味しく作らなきゃ」と思うのではないでしょうか。

これは子どもの絵でも同じことです。「上手」という言葉でほめられていると「上手」という言葉がなかったときに不安やプレッシャーを感じてしまいます。

子どもの絵をほめるときは「たくさん描いたね」「楽しく描けたね」など、描いたこと自体をほめてくださいね。

安全対策にも!ママも一緒に楽しんで

クレヨンやペン、色鉛筆など棒状の道具を使うときに心配になるのが、誤って体や目をついてしまわないかということです。紙に顔を近づけて描いているときや、手に持ったまま歩こうとしているときは注意が必要ですね。

また、1~2歳頃の子どもの場合、クレヨンやペンの先を口に入れることがあります。なかでも、赤や茶色のクレヨンはチョコレートなどのお菓子と似ているため口に入れやすいようです。

子どもがお絵描き遊びをしているときは、子どもを1人で放っておくのではなくママも一緒に楽しんでみましょう。

安全対策になるだけではなく、絵を通じたコミュニケーションの機会にもなります。「絵を描くと楽しいね」と伝えると、子どもは自然と絵が好きになりますよ。

まとめ

子どもの絵は1人1人に個性があるだけではなく、発達段階ごとの特徴があります。「なぐりがき」が「ぐるぐる」に変わり、丸に点々で目や口を描いた人になり、棒のような手足が生えていくようすは、見ているだけで子どもの成長を感じることができますよ。

また、絵に込められたメッセージやストーリーを読み解くことで、子どもが持っている世界をダイレクトに感じることができるのも魅力です。

お絵描き遊びを積極的に取り入れて、子どもの自由な発想や感受性を育てることができるとよいですね。
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