幼児とのお散歩は夜でも楽しい!メリットと時間帯や注意点を知ろう
小さな子どもと夜に出かけることをためらってしまうママは多いようですが、夜に出かけるお散歩には楽しいことがいっぱいです。子どもにとってよい刺激がたくさんあるので、ぜひ挑戦してみてください。今回は子どもとの夜のお散歩のメリットや注意点などについてご紹介します。
夜に幼児とお散歩するメリットを知ろう
いつもと違う雰囲気でリラックス効果あり
当然ですが夜は暗いです。おすすめは普段よく歩く道での夜のお散歩なのですが、暗い中、知っている道を歩くことで味わえる安心感とドキドキが、ストレス解消につながるそうです。
また車や人が少ない道では、風の音や虫の声など自然の音を聞くことができます。自然音は脳に癒し効果を与えてくれますよ。
またお散歩をするだけで、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌を促進させる効果があるともいわれています。夜にお散歩をすることで幸せな気持ちで1日を終えることができる、そんな効果も期待できるのです。
月や星空の観察で子どもの考える力が育つ
月は、満月や三日月、新月など、日々かたちを変えます。また月齢によって、現れる時間や場所が変わります。
毎日、また数日に1回、お散歩をしながら月を見る習慣をつけると、こうした月の変化に気づくようになるかもしれません。月の動きや形状の変化について、一緒に本などで学ぶのも楽しいですね。
季節によって見える星や現れる位置も違います。夏には織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)とはくちょう座のデネブをつないだ夏の大三角形などが見られます。
空気の澄んでいる冬には、三ツ星が特徴的なオリオン座やひしゃく型の北斗七星など、美しく輝く星々を観察できますよ。
ママと子どもだけだからこそ話せることも
夜は暗いため、相手の顔が見えにくい環境です。さらに前を向いて歩くので、お互いの顔をあまり見ることがありません。子どもにプレッシャーを与えず、本音を引き出しやすくなるようです。
またお散歩中は、有酸素運動の効果で頭の働きがよくなるといわれます。外を歩きながらの「散歩ミーティング」が推奨されている企業もあるのだとか。
子どもも、夜のお散歩で頭の中を整理しながら本音を口にできるかもしれませんね。数日に1回でも、短い時間でも、こうした時間を作って子どもに安心感を感じてもらえるとよいですね。
夜のお散歩に幼児と行くときの時間は?
子連れの外出!20時前の帰宅がママの理想
ベッドに入る1時間前と考えると、お散歩も20時までの帰宅がちょうどよいかもしれませんね。ママやパパの仕事の都合などで難しい場合もありますが、就寝時間と合わせて参考にしてください。
また、夜に子どもを連れて外出していると周りの目が気になるものですが、20時ごろまでなら非常識と思わない人も多いようですよ。これも21時の就寝を意識してのことかもしれませんね。
子どもの規則正しい生活習慣のためにも20時までのお散歩が理想的といえそうですね。
夕食後で入浴前がお散歩のベストタイミング
夕食後に少し時間を置くのは、食べてすぐのお散歩が消化器官に負担を与えるから。食後1時間くらい経過すると消化器官が落ち着きます。
例えば18時に夕飯を食べて、19時半ごろお散歩に出かけるようなスケジュールだと安心です。お散歩で体力を消耗した後は、ぬるめのお風呂にゆっくりつかりましょう。
就学前の子どもの体力作りにお散歩を推奨する保育士さんも多いようです。お散歩で体力をしっかり消耗すれば、寝つきも質もよい睡眠につながりますね。
夜のお散歩は子どものペースで20分程度
お散歩でリラックス効果を発揮させるためには20分程度歩くとよい、といわれているようですよ。この20分は、子どもの歩く速さに合わせて、さらに寄り道もしながらの時間と考えるとよいでしょう。
ママの想像するお散歩とは違うかもしれませんが、ママと一緒に立ち止まって風の音を聞いたり、空の星を眺めたりするお散歩は子どもにとってとても楽しい時間になりますよ。
せっかくなのでママも日ごろの忙しさを忘れて、子どもと夜のお散歩風景を楽しんでリラックスしてくださいね。