5歳の心に届くように叱るコツは?5歳児の特徴とNGな叱り方も紹介
子どもを怖がらせる叱り方は効果なし
鬼やお化けといった存在は、幼児にとって恐ろしいものです。一時的に効果があるかもしれませんが、「怖いから」直すだけで、根本的に叱られている理由は分かっていません。この叱り方だと、ママに隠れて悪いことをする可能性があります。
また、ママが怒鳴ったり叩いたり、「家から出すよ!」と言ったりする、子どもを直接脅すような叱り方も効果はありません。逆に子どもの心に傷を残すだけで、子どもの教育という観点からは大きくずれてしまうでしょう。子どもを怖がらせる叱り方は避けるようにしたいですね。
子どものプライドを傷つける叱り方はやめる
特に気をつけたいのは
・みんなの前で叱る
・お友だちや兄弟姉妹と比べる
・本人の性格や気質を叱る
・存在を否定するような言い方で叱る
・失敗を責める
このような叱り方は子どもが持ち始めたプライドを傷つけることになります。
ストレスが溜まってつい口から出てしまう言葉かもしれませんが、こういった言い方はママ自身がされてもプライドが傷つきますよね。子どものために叱っているつもりが逆効果になっては本末転倒です。
まとめ
親が子供を叱ることは、子ども自身のためにも大切なことです。しかし、叱り方には効果的なものと、そうではないものがあるということを知っておく必要があるでしょう。自立心とプライドが芽生えた5歳児を叱るときは、心に届くように考えながら叱るようにしたいですね。