授かり婚の結婚式はいつ挙げる?おすすめの時期やポイントを解説
入籍よりも先に子どもを授かる、いわゆる「授かり婚」。結婚が決まってから、出産までの間に結婚の準備に出産準備に、やるべきことが盛りだくさんです。ここでは、授かり婚の結婚式を行う上でのポイントについて紹介します。体調に配慮しながら、効率的に準備を進めたいですね。
授かり婚が決まったらまず考える三つのこと
両家顔合わせをセッティングしよう
結納のような格式ばったものから、簡単な食事会まで、形式は問いません。結婚は家と家との結びつきでもあるので、両家揃って挨拶をして、これからの結婚生活や出産育児についてしっかりと話をしておけるとよいですね。
また、親世代では特に、いまだに「授かり婚」に抵抗がある人も多くいることも事実です。顔合わせの場では、「子どもができたから仕方なく結婚する」と思われないように、順番は反対になったものの、お互いに真剣に家庭を築く意思があることを誠心誠意伝えるようにしましょう。
新婦の体調と相談して挙式の時期を決めよう
産前であれば、安定期に入った5~6カ月の時期に結婚式を挙げるカップルが多いようです。つわりも落ち着き、かつ、お腹もまだそこまで大きくなっていないことからこの時期を選ぶカップルが多いようですよ。
産後の場合は、産後6カ月以降がおすすめです。産後の体調の回復はもちろんですが、育児のペースがつかめた頃でないと、ただでさえホルモンバランスの変化で不安定になりやすい時期に育児と挙式の準備とでは、負担が大きくなるからです。
結婚式が楽しい思い出になるように、無理のない時期を話し合って決めるようにしたいですね。
マタニティにも優しい式場を見学しに行こう
授かり婚の場合、新婦の体調が不安定なことや式までに時間がないことが多いです。新婦の負担を軽くするために、打ち合わせの回数を極力少なくしてくれる会場もあります。式までに時間のないカップルのために、最短で3週間程度で式を挙げられる会場もあるので、お急ぎの場合は検討してみてください。
たとえ妊娠中であっても、ウェディングドレスは女子にとって大切なものですよね。マタニティ向けのドレスはお腹を締め付けすぎずに、お腹も目立たないデザインになっています。マタニティ向けのプランを扱っている式場では、マタニティ向けのドレスも種類豊富なことがあるので、ドレスにこだわりたい新婦さんにはおすすめですよ。
授かり婚で必要になる費用はどれくらい?
結婚式と結納や顔合わせにかかる費用
結納は、最近多く行われている略式結納で10~30万程度です。結納という形にこだわらずに食事会を行う場合は、1人あたり1~2万円程度と、さらに予算をおさえることができます。
結婚式費用も人数規模などによって大きく異なります。ペーパーアイテムなど、手作りできるものはなるべく手作りするなどして費用を抑えることで、ゲストからのご祝儀の金額内におさめられる場合もありますよ。
出産までにかかる妊婦健診代や出産費用
しかし、母子健康手帳を受け取ったときに貰える助成券を使えば、一定程度の健診費用をまかなうことができます。分娩費用については、出産育児一時金として42万円が支給されます。ほかにも、出産にあたり帝王切開などの医療介入があった場合は健康保険の対象となり、医療保険に加入していれば保険金も支払われます。
出産までにかかる費用は病院によっても差があります。一般的に、総合病院であれば、分娩費用を比較的おさえることができます。出産までに20万円程度用意しておくと安心といえるでしょう。
生活費と子育てにかかるお金
リサイクルショップで中古品を安く購入したり、使用期間の短いものはレンタルを利用したり、周りに育児経験者がいればお下がりとして使わなくなったベビー用品を譲り受けたりすることで、ベビー用品にかかる費用をおさえることができます。
また、買ったけど意外と使わなかったということが極力ないように、育児経験者に必要なベビー用品について情報収集をしておくこともおすすめです。
しあわせな授かり婚を挙げる三つのポイント
ドレス選びのコツとおすすめのドレス
まずは妊娠中に結婚式を挙げる場合、お腹の膨らみがあまり目立たないAラインやプリンセスラインのドレスを選ぶ人が多いようです。また、試着のときよりも結婚式当日の方がお腹が膨らんでいるので、ウエストにはゆとりのあるデザインを選ぶとよいですね。
産後にドレスを着る場合、まずは授乳により胸が張ってしまう人が多いので、胸を締めるようなデザインや、胸が強調されるようなデザインは避けたほうがよいでしょう。また、産後に体型を戻すのは努力が必要です。スレンダーなデザインを選んで無理なダイエットをしないように気をつけてくださいね。