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1歳児がスプーンで遊ぶのはなぜ?食事を楽しむためにできる対処法

1歳児がスプーンで遊ぶのはなぜ?食事を楽しむためにできる対処法

1歳児と食事が楽しめる環境をつくろう

遊び食べで汚れることを前提に対策を

1歳児の遊び食べは発達の過程で重要ですが、1日3回の食事のたびにも汚れた床やテーブルを拭くのは体力的にも精神的にも大きな負担ですよね。子どもも楽しく食事ができて、ママの負担を減らすためには汚れることを前提に対策することが大切でしょう。

床汚れには、新聞紙やシートを敷くのがおすすめです。新聞をとっていない場合は、ポストに入ってくるチラシを使うのもよいでしょう。

テーブル汚れには、お食事マットがおすすめです。食べこぼしキャッチポケットがついているものだと、床や服への被害をさらに減らすことができます。

洋服の汚れには、お食事エプロンが役立ちます。長袖の時期には、袖がついているスモックタイプがおすすめですよ。

食材は子どもが食べやすいように調理する

子どもに食事を楽しいと感じてもらい遊び食べを減らすためには、子どもが食べやすい形や硬さに気をつけて調理することも重要です。

育児本などには月齢にあわせた食材の調理方法が書いてありますが、そのとおりに調理しなくてはいけないわけではありません。そのときどきの、子どもの食事に対する意欲や食べ方に応じて、ベストな形や硬さで調理してあげましょう。

手で食べる分はスティック状に、スプーンで食べられそうなものは柔らかめや細かめにするなど、食材や料理ごとに変えていけるとよいですね。

食事に対する意欲が低くて遊び食べをしてしまう場合は、見た目で気を引くのもおすすめです。型抜きでかわいい形にするなど、食事に興味をもてるように工夫してみましょう。

ママやパパも一緒に食卓を囲む

スプーンを使いたがるのはママの真似がしたいから、と最初に書きましたが、子どもは本当によくママやパパのことを観察しています。

ママやパパも一緒に食卓を囲むと、食事しているところを観察できます。すると真似をして自然と上手に食べられるようになることも多いですし、食事のマナーも自然と身についていきます。

また、家族で食卓を囲むことは、「食事の時間は楽しいもの」と感じるために大きな意味をもつでしょう。

「いただきます、ごちそうさま」だけでなく、「おいしいね」など声をかけながら食べることで、食事への興味をもたせる効果が期待できます。また、大人と同じものを食べている、ということは食事への意欲を高める効果が期待できるでしょう。

まとめ

母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんが、生まれてから1年ちょっとでスプーンを使って自分でご飯を食べるようになります。赤ちゃんの成長スピードには、本当に驚かされることが多いですよね。

とはいえ、まだ1歳児です。まだまだ上手に食べることはできません。同じくらいの子どもが上手に食べていると、ママは焦ってしまうこともあるかもしれませんね。

ですが、いつかはスプーンを使って食事をするようになります。今は「どんなに遊んでも、汚れてもOK!」と成長の一端と心に余裕を持って、ママも気楽に子どもとの食事タイムを楽しみましょう。
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