夏生まれの男の子に付けてあげたい名前。夏という字の意味や名付け方
赤ちゃんの名前を考えるとき、生まれてくる季節にちなんだ名前をつけたいというパパやママはたくさんいますよね。夏に生まれてくる男の子だから「夏」という漢字を使いたい、夏に関連する名前をつけたい。そんなパパやママに「夏」に関連する名前をご紹介します。
夏生まれの子ども。男の子の名付けのコツ
名前は人名用漢字から選ぼう
人名用漢字3,000文字は少ないと感じるかもしれませんが、使える漢字の読み方は自由にあてることができます。音読み、訓読みでの読み方は当然ですが、常用漢字として使われない読み方であっても、読み方をあてることができるのです。
名前の決め方は呼び名や言葉の響きから考えたり、使いたい漢字から考えたり、色々な決め方があります。夏生まれだから「夏」という漢字を名前に入れることから考えるのも、ひとつの決め方ですよ。
読めない名前は極力避けた方がよい
ここで注意したいのが、響きが個性的過ぎる名前を考えてしまい、キラキラネームといわれるような、名前の響きはかっこいいけれど、初めてその字を見た人が読めない名前となってしまうことです。
使う漢字に対してどのように読むかはある程度自由です。先に読み方を決めたとしても、漢字をあてるときには誰もが読めるかどうかも考えてみましょう。
名前は子どもが一生つきあっていくものです。様々な場面で名前の読み方を聞かれ、読み方を説明しなければならなくなるかもしれません。無理なあて字をせずに、読めない名前は極力避けることをおすすめします。
季節や親、兄弟の名前など関連させることも
日本には春夏秋冬の四季があります。子どもの名前を生まれてくる季節に関連づけることで、四季折々の印象を名前に与えることができます。例えば夏らしい名前は明るく、爽やかで、元気な印象を与えたり、春らしい名前は温かく、柔らかい印象を与えたりします。
親や祖父母の漢字から一字をとったり、兄弟の名前に関連づけたりすると、家族のつながりを感じることができるかもしれません。兄弟の名前で語尾を合わせると親からしても呼びやすいですよね。何か一つでも名前をつけるのに方針があると名前は決めやすくなりますよ。
夏という字を使った男の子の名前
夏を「なつ」とストレートに読む名前
名前の響きから考えると、「なつき」(夏樹)(夏生)(夏希)、「なつお」(夏雄)(夏夫)(夏央)、「なつや」(夏矢)(夏哉)、「なつみ」(夏海)、「なつたろう」(夏太郎)、「なつあき」(夏明)、「なつと」「なつひと」(夏人)などがあげられます。
名前に「なつ」を入れる場合、言葉の響きとしては後ろに「なつ」を入れるよりも、「なつ」の後に言葉を入れる方が、男の子の名前としては多いようです。
また、単純に子どもの名前を呼ぶときのイメージをするだけでなく、名字とのバランスも考えてみましょう。名前を名字から続けて読んでみたときのバランスも大切なポイントです。
夏を「なつ」と読む名前は比較的少ないので、個性的な印象も与えてくれそうです。ここで挙げた以外の名前を考えてみてもよいと思いますよ。
夏を「か」と読ませる名前
人気の名前をいくつかご紹介しましょう。 「かいと」(夏弦)(夏絃)、「かなと」(夏南人)(夏波人)、「かづき」(夏月)、「かおる」(夏織)(夏生)「かい」(夏李)(夏偉)、「あすか」(明日夏)、「りょうか」(涼夏)、「るか」(琉夏)などがあげられます。
夏を「か」と読ませる名前には、一緒に夏らしい漢字と組み合わせると更に爽やかで、男の子らしい印象を与えてくれそうです。
ほかにも、夏を「が」「かん」と読ませる名前もあります。「たいが」(太夏)、「ふうが」(風夏)、「りょうが」(涼夏)、「かんた」(夏汰)なども人気があるようです。
夏という漢字を音読みすれば、名前の幅は大きく広がります。夏は「か」と自然に読めるので、色々な組み合わせの中から考えてみると、素敵な名前をつけることができそうですね。
夏をイメージする自然を取り入れた名前
「海」「太陽」など夏の自然を使った名前
「海」「太陽」は広大な自然を象徴するもので、夏には一段と身近に感じる自然です。そのため「海」「太陽」は夏生まれの子どもにぴったりで、明るく、元気で、爽やかな印象を与えてくれます。
「海」は(うみ)(かい)と読むことができ、そのまま「海」(うみ)と読む名前や、「かいと」(海斗)(海登)「かいた」(海太)(海汰)は特に人気があります。
また、「海」は(み)と読ませることも自然なので、「たくみ」(拓海)、「ひろみ」(宏海)など(み)と読む名前も海という字を使った名前として人気がありますよ。
「爽」「輝」など夏の感覚を取り入れた名前
「爽」は(さわ‐やか)(そう)と読めます。夏らしい爽やかな、爽快なイメージを与えてくれそうですね。「そうた」(爽太)(爽汰)、「そうすけ」(爽介)など、男の子らしい名前に(そう)という読みは使いやすそうです。
「輝」は(かがや-く)(き)(てる)と読む漢字です。「輝」という漢字は夏の海がキラキラと輝いているイメージを与えてくれそうです。(き)という読みは名前に取り入れやすいので使いやすいですよ。
「輝」を取り入れた名前には「りゅうき」(隆輝)「ゆうき」(悠輝)「だいき」(大輝)などがあげられます。