ママに知ってほしい赤ちゃんと話すコツ!話し始める時期や促し方
「赤ちゃんはいつになったら話せるようになるのかな?」と、気になっているパパやママも多いのではないでしょうか。赤ちゃんが話せるようになると、さらにコミュニケーションを取るのが楽しくなりそうですよね。ここでは、赤ちゃんの言葉の発達についてや、赤ちゃんと楽しく話すコツなどを確認しましょう。
赤ちゃんが話し始めるのはいつ?
まずクーイング、そして喃語を話す
「あー」「うー」とご機嫌に母音の発音をすることをクーイングといい、成長していくにつれて「ぶー」「ばぶー」など、子音が含まれる発音ができるようになります。子音が含まれている言葉を喃語(なんご)といい、破裂音のような大きな声を出すこともあるでしょう。
喃語は生後4、5カ月ごろから話し始める赤ちゃんが多く、成長とともに「ダアダ」「マンマ」など、連続して音を発声できるようになります。大きな声を出して遊ぶ様子も見られて面白いですよ。
ママ、パパを理解して呼ぶのは1歳前後
赤ちゃんによって話し始める言葉の単語はそれぞれ違いますが、1歳前後ごろからは言葉の意味を理解して話し始める子が多いようです。「ママ」「パパ」は発音しやすく日ごろからたくさん登場している言葉なので「初めて話した言葉がママ(パパ)だった」という方は多いかもしれませんね。
赤ちゃんの言葉の発達を促すためには、日ごろからたくさん赤ちゃんに話しかけることが大切ですよ。
赤ちゃんの成長は個人差が大きいもの
赤ちゃんが泣くばかりだと「もしかして障害があるのかも」「どうして何も話してくれないの」などとママは不安になりますよね。言葉の発達は、一人歩きができるようになる時期が赤ちゃんによって違うのと同じで、成長スピードは赤ちゃんによって違うので、あまり焦らずに言葉に興味を持つように工夫をしましょう。
歌を歌う、赤ちゃんにこまめに話しかける、夫婦で楽しそうに会話をするなど、家族で会話をたくさんしていると興味を持ってくれそうですね。
ママの語りかけが赤ちゃんの言葉を伸ばす
赤ちゃんの気持ちを想像して代弁しよう
たとえば、おむつ交換をしているとき「おむつが汚れて気持ちが悪いね。交換しようね」「きれいになってスッキリだね」と話したり、眠たくて泣いている赤ちゃんに「上手に寝られなくてつらいね」「ママがいるからね。抱っこするから大丈夫だよ」と語りかけたりなど、赤ちゃんの気持ちを想像すると自然と話す言葉が見つかりそうですよね。
赤ちゃんの気持ちを汲み取って話しかけることで、会話が途切れずに済みますよ。
ママの気持ちや行動を素直に言葉にしよう
ママの思っていることや行動を言うだけで、会話のバリエーションが増えて楽しいですよね。ママも色々なことを話しているだけで、ストレス発散にもなりますよ。
ママが楽しそうにいつも話していると、赤ちゃんもママの声に耳を傾けます。ママの声から色々な情報を取り入れて、ママの言葉を真似することもあるでしょう。
赤ちゃんの言葉にもしっかり耳を傾けて
赤ちゃんが何を言っているか分からなくても「上手に声が出たね」「ご機嫌さんだね」などと赤ちゃんの声に反応をしましょう。ママがしっかり反応すると赤ちゃんは「聞いてくれているんだ」と安心するので、張り切って声を出してくれるようになります。
話す単語が間違っていても「違うよ、これは◯◯」と否定するのではなく、何かを頑張って伝えようとしている行動を褒めるようにしましょう。
赤ちゃんに話すときはマザリーズを意識して
「母親言葉」とも呼ばれるマザリーズの特徴
マザリーズは世界共通で、赤ちゃんと接しているママは自然と優しい口調になっている方も多いでしょう。ここでは、マザリーズの特徴をいくつかご紹介します。
・話しかけるスピードがゆっくりめ
・「わぁすごいね」などと、感情豊かに
・声のトーンが普段よりも少し高め
・同じ言葉を繰り返す
・身振り手振りをつけながら
・短い分かりやすい単語を使う
マザリーズは動物や高齢者などに使うこともあり、自分よりも立場が弱い相手の気持ちに共感するように話すときにこのような声が出ることがあります。