子どもと食べ物の歌を楽しもう!歌がもたらす効果や手遊び歌のご紹介
我が子が食べ物の好き嫌いが多くて困っているママやパパはいませんか?これからの成長を考えたら、食べ物の好き嫌いは小さいうちに減らしたいものですよね。実は、子どもの好き嫌いはほんの少しの工夫でなくなることがあるのです。その工夫の一つが、歌や絵本、手遊び歌です。歌がもたらす効果についてもご紹介しますよ。
歌や絵本が好き嫌いにもたらす効果とは
歌や絵本が好き嫌いを減らすきっかけに
そこでおすすめしたいのが、歌や絵本です。子どもたちが苦手な食べ物の歌を聞かせたり絵本を読み聞かせたりすることで、好き嫌いを減らすきっかけになることがあります。
野菜が出てくる音楽を流すと、リズムに乗って思わず食べてしまったという子どもはよくいます。歌で楽しい食事にするのも、好き嫌いを減らすよい方法です。
野菜が登場する絵本は数多くあります。ピーマンが嫌いな子どもにピーマンが出てくる絵本を読み聞かせたところ、食べられるようになったというママからの声が寄せられています。
食べる前に歌って踊るとよい変化が
園児たちは、食事の前にリズムのある曲を歌いながら踊ることで食欲が増してくるようです。また、歌詞の中に自分が知っている料理が含まれていることで、「食べる」ことへの関心が高まってくるという結果もみられました。
幼稚園の先生からは、食べる前に歌って踊ることで好き嫌いが少なくなったという子どもの変化が実感できた、という声も出ているようですよ。また、みんなで食べることの楽しさに気づいたという感想を口にする園児もみられたとのことです。
食べるを考える歌「ごはんハンハン」
「ごはんハンハン」を歌っているのは、料理と音楽の楽しみ方を提案しているラッパー「DJみそしるとMCごはん」さん。さらに、「ケロポンズ」も参加しています。ケロポンズは、子どもたちに大人気のダンス付き楽曲「エビカニクス」で有名な女性デュオですよね。
歌詞には、世界中のみんなに日本の食文化の代表であるごはんを「おいしい」と感じてもらいたいという強い思いが込められています。振り付けは、保育園や幼稚園、さらには小学校や家庭でも簡単で楽しく踊れるように工夫がされていますよ。
楽しく歌って好き嫌いを減らそう!
子どもが嫌いな食べ物ランキング
第1位は、何といってもピーマンです。ピーマンの苦味は、昔から苦手で食べられないという子どもは多くいました。
第2位は、にんじんです。食感やにおい、味が苦手のようです。離乳食ではよく食べるにんじんですが、見た目も影響しているようです。
第3位がトマトです。トマトの食感が苦手でも、トマトケチャップは大好きという子どももよくいます。
第4位はナスです。やはり、にんじんやトマトと同じように味や食感が苦手のようです。
苦手な子どもが多い「ピーマン」の歌
一番のおすすめは、お笑いタレントの小島よしおさんの「ピーマンのうた」です。作曲が手賀沼ジュンさん、作詞は小島よしおさんと手賀沼ジュンさんが手がけました。
「ピーマンのうた」は、DVD付アルバム「よしおのうた」に収録されています。子どもが苦手なピーマンの良さを、小島よしおさんと子どもたちが掛け合いをしながら歌っています。
そのほかのピーマンの歌として、「ごめんねピーマン」(作詞:井出隆夫、作曲:堀部信義)、「ピーマンマン元気たいそう」(作詞・作曲:阿部直美)などがおすすめです。
食感が苦手な子どももいる「トマト」の歌
この歌には、トマト姉弟、大根どん、Dr.ホウレンなどのかわいい野菜のキャラクターが数多く登場し、野菜に含まれる栄養を子どもでも興味を引くように簡単な言葉を使って紹介しています。
さらに、野菜のキャラクターたちが登場する「子どもと野菜をなかよしにする図鑑 すごいぞ!やさいーズ」があるのが魅力です。野菜のもつ栄養をキャラクターのパワーとして解説し、野菜が好きになる食べ方を紹介しています。
親子で一緒においしい手遊び歌3選
作って食べよう「カレーライスのうた」
カレーライスの歌は数多くあります。特に、にんじんやたまねぎ、じゃがいもなどのカレーの材料を紹介しながら調理をしていく様子を歌った手遊び歌「カレーライスのうた」は、子どもたちに大人気です。
カレーライスがどのように作られていくのかがわかり、できあがるまでの様子を親子で楽しむことができます。この手遊び歌をきっかけにして、ママが作るほかの料理の食材にも興味を持つ子どももいるようです。ママと子どもで輪唱してもおもしろいですよ。
なお、この歌の作詞はともろぎゆきおさん、作曲は峯陽さんです。