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産後の子育てが楽しい秘訣とは?育児日記の活用と辛いときの対処法

産後の子育てが楽しい秘訣とは?育児日記の活用と辛いときの対処法

待望の我が子を胸に抱き、楽しくて充実した子育ての毎日を夢見ていたママ。しかし、現実は寝不足と疲労の連続で、子育てに楽しさがみいだせないと悩んでしまうこともあります。産後ママの心と身体を整えて、心から子育てを楽しめるようになるアイデアを集めました。

産後の子育てをママが楽しくする方法

大切なのはママが頑張り過ぎないこと

育児雑誌や育児ブログのなかのママは、子育てを楽しんでキラキラしてみえますね。それに比べて、自分は子育てを楽しいと思えない、むしろ辛いとさえ感じることに罪悪感を抱いてしまうことがあります。

誰にとっても慣れない育児や、産後の不安定な身体で家事をすることは大変です。楽しいと思えるようになるまでには、少し時間がかかるかもしれません。

とくに完璧主義のママなど、なんでも1人で頑張ってしまいがちな性格だと楽しさよりも追い立てられるような日々に疲弊してしまうことがあります。子育てを楽しくするためには、力を抜いて頑張り過ぎないように心がけることがポイントです。

真面目なママには、それが難しいことなのかもしれませんが、適度な息抜きは必要ですね。

産後1カ月はママの体調を優先させてOK

産後すぐの1カ月間を特別に産褥(さんじょく)期といいます。ママはこの時期はなるべく寝て過ごし、休養すべきといわれています。

上の子がいたり、育児を手伝ってくれる人がいなかったりするとなかなか難しいのですが、それでもママの健康を最優先に考えて無理をしないように心がけたいですね。産褥期は悪露(おろ)がまだあり、体のあちこちが痛い、疲労や睡眠不足がたまる、授乳のサイクルがつかめないなど、楽しむ余裕がなくて当然です。

「なんでうまくできないんだろう」「なんで子どもが可愛く思えないの?」と落ち込むことがあるかもしれませんが、多くのママがこうした気持ちを乗り越えて育児を頑張っていることを忘れないでくださいね。

ママをサポートしてくれるサービスがある

かつての日本は核家族が少なく、ママが出産しても手伝ってくれる親族が近くにいました。里帰り出産をしたり、自宅に実母が手伝いに来てくれたりしたママは実はとてもラッキーなのかもしれませんね。

なかには実家も遠く、パパも忙しい、出産直後であっても誰も家事や育児を手伝ってくれないというケースがあるはずです。そんなときに頼れるのが「家事代行サービス」です。

掃除や洗濯といった基本的な家事を代行してくれるため、ママは育児に専念して心に余裕を持つことができます。もちろん、経済的な負担はありますが、産後ゆっくり休めることはお金よりも価値があることです。

孤独を感じやすい産後ママにとっても、家事代行で派遣されたスタッフがよい話し相手になりますね。

産後の子育ては育児日記をつけて楽しもう

育児日記のメリットを知ろう

産後すぐから、赤ちゃんの授乳時間や排せつのタイミングをチェックするメモを記入したことがあるママも多いのではないでしょうか。産院から指導されて入院中は育児メモをとることもありますね。

授乳やおむつ替えを記入するメモに、ママの気持ちや赤ちゃんの変化を追加すれば子育てを読んで振り返ることのできる育児日記になります。育児日記は決まった書き方があるわけではなく、日々の記録を残す、赤ちゃんが立った、歩いたなど記念日を記す、イラストや写真を貼るなどママが自由に好きなように書いてよいものです。

ママは赤ちゃんの生活リズムを目で見て確認することができ、形として残るので将来子どもへのプレゼントとしても素晴らしいアイテムになります。

育児が楽しくなる日記の書き方

育児日記の書き方に決まりはないので、ママの好きなように書き進めればOKです。書く頻度もママそれぞれ、負担のないようにして大丈夫です。

ただ、あまりにも間隔が空きすぎると書くモチベーションが下がりがちに。メモ程度でもよいので、こまめに書き残すクセをつけておくとよいですね。

日々の体調管理のためにうんちや授乳の回数を書いてもよいですし、あとから読み返しても楽しめるようママの気持ちを記す、大きくなった子どもに贈るコメントを残すなど工夫してみましょう。書き方だけでなく、可愛いスタンプやステッカーを用意しても楽しい育児日記になりますね。

育児日記として市販されているノートもあるので、使いやすいものを選んでみましょう。

アプリを使えば家族間で日記を共有できる

育児日記のためにノートを用意しても、なかなかじっくり書く時間がみつからないママもいるかもしれませんね。そこで、授乳時間や家事の合間にできるスマホのアプリで育児日記をつけてみてはいかがでしょうか。

たとえば「ウェルノート」というアプリは、家族間だけで写真や動画を共有でき、ママの投稿にパパがコメントをつけたり、遠く離れた祖父母に成長を伝えたりするのも簡単です。家族専用SNSといった感覚で使え、育児アプリのランキングでも常に上位に入っています。

ほかに、日記をつけながら3歳までの育児を学べる「育児手帳」は、初めての子育てに奮闘するママにおすすめ。このアプリと連携した病院で出産したママには、病院からアドバイスが届くサービスもあるそうです。

もしも子育てが楽しいと思えない場合は?

1人で悩まずに話し相手を見つけよう

育児への不安や悩みがあるとき、誰かに話を聞いてもらえると大きな助けになることがあります。話し相手は、パパやママ友、実母やかかりつけ医など、ママが信頼できる人であればどんな人でも構いませんが、育児ストレスがたまりすぎる原因にママの孤独があることも忘れてはいけません。

もともと、近くに相談相手がいるママは悩んでも解決方法がみつかったり、育児の助けになるような助言があったりするものです。一方、孤独なママは1人で悩み、誰にも話を聞いてもらえないことでどんどん気持ちが落ち込んでしまいます。

自分が孤独の真っただ中にいると、そのことにすら気が付かないことがありますが、辛いと感じたらまずは身近な話し相手を見つけて悩みや不安を話してみましょう。
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