40代の顔のたるみの原因は?手軽にできる対策とスキンケア方法
年齢とともに顔のたるみって気になりますよね。目元やほうれい線など、気になる部分は人によって違うかもしれませんが、たるみの原因も部位によって違いがあります。この記事では、部位別の原因とそれに合わせた簡単なたるみ対策をご紹介していきます。子育てに忙しくてもハリのあるお肌は目指せます!
40代が気になる顔の部位別たるみの原因
【目の下】眼球を支える筋肉の衰え
目の周りには「眼輪筋(がんりんきん)」という眼球を支えている筋肉がありますが、この筋肉には眼球の周りにある脂肪を支える役割もあります。この眼輪筋が衰えることで、支えられなくなった脂肪が目の下へと垂れていきます。これが目の下のたるみの大きな原因です。
眼輪筋は加齢によって衰えていくものですが、普段から表情に乏しい人などは年齢が若くても眼輪筋が衰えやすいとされているので、目の下がたるみやすくなります。
【ほうれい線】皮下組織の減少と筋肉の衰え
皮膚は「表皮層」「真皮層」「皮下組織」の三つから成り立ちます。そして、皮下組織の下には「筋肉」があり、筋肉を使って目や口の開閉をし顔の表情を作っています。
しかし、筋肉は使わないと退化します。年齢とともに筋肉が衰えることで皮膚が垂れ下がってほうれい線の原因となるのです。
さらに、真皮層を支えてハリを保つ役割のあるコラーゲンも年齢とともに減少していきます。肌の水分量なども加齢によって減っていくので肌はしぼみがちです。これらが筋肉の退化と重なって、ほうれい線を作ってしまうのです。
【フェイスライン】皮膚の老化による下垂
若いころは、皮膚にしっかりと筋肉がつき肌全体にハリがあって、フェイスラインもキュッと持ち上がっています。しかし、だんだんと年齢を重ねるにつれて皮膚も老化し筋肉も衰えてしまいます。
さらに、コラーゲンやエラスチンといった皮膚のハリを保つ皮下組織も弱くなるため、肌が重力に負けてどんどん下がっていってしまうのです。
これらの要因からフェイスラインがたるみ、もたついたように見えます。結果的に、顔全体が下に下がったようになり顔が長く見えてしまうというわけです。
子どもがいてもできる!手軽なたるみ対策
1日3分でできる簡単な表情筋トレーニング
目の下のたるみが気になるなら、目線をぐるっと回すトレーニングをしましょう。顔は動かさずに目線だけを「上、右斜め上、右、右斜め下、薄目で下、左斜め下、左、左斜め上」に動かします。これを3回繰り返しましょう。
そして、フェイスラインが気になる場合は、顎の関節を軸にして、顔の下半分を左右にずらす運動がおすすめです。無理のない範囲で20~30回動かします。
どれも道具は不要で簡単にできます。慣れれば家事をしながら、または子どもと一緒に遊びながら手軽に取り組めますよ。
肌を老化させる原因となる紫外線のケア
肌のたるみは筋力の低下だけでなく、肌の奥にある真皮層部分を支えるコラーゲンとエラスチンが減少することも要因となります。実は紫外線を肌に浴びることで、紫外線A波が真皮層にまで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊してしまうのです。
そのため、短時間でも外に出るときには紫外線対策が欠かせません。日傘やストール、帽子などで肌に紫外線が当たらない工夫をしたり、日焼け止めを塗ったりしましょう。子どもも使える日焼け止めを用意しておけば、親子で一緒に使えるので便利ですね。
たるみ毛穴にはケミカル断ちが効果あり
顔のたるみ改善には表情筋トレーニングが効果的ですが、肌の表面で起きているたるみ毛穴には「ケミカル断ち」が効果的です。毛穴のたるみには、ケミカル、つまり合成界面活性剤が影響しているのです。
合成界面活性剤は水と油を混ぜる作用があるので、皮膚の潤いが奪われやすくなります。その結果、肌が砂漠状態になってたるみを引き起こしてしまいます。
これを防ぐには、ケミカル成分が配合されていないスキンケア化粧品でお手入れをすることがポイントです。できるだけ肌に優しい成分だけで作られているものを選びましょう。
たるみ対策ができるスキンケア商品3選
フェイスラインがすっきり「ビーグレン」
まずは、泡立てない洗顔料で潤いを残して汚れを落とし、エイジングケア成分を長時間肌にキープするローションで保湿。
それから肌をマッサージしながら引き締めるマッサージ美容液と高濃度ピュアビタミンC配合の美容液でお手入れしたら、仕上げに肌弾力を高めるモイスチャーリッチクリームを塗ります。
浸透テクノロジーを使っているから、必要な成分がしっかりと肌トラブルの元まで届くのです。続けるほどに鏡を見るのが楽しくなりそうですね。