転勤が決まったら子どもにいつ言う?伝えるタイミングや上手な伝え方
前向きになれるような言葉をかける
「新しいおうちでは自分の部屋をもてるよ」「雪がたくさん降るから雪だるまがつくれるよ」など子どもがポジティブな新生活をイメージできるように具体的に話しましょう。
気をつけたいのが、今のお友だちとのお別れを辛がっている最中に「また新しいところでもお友だちできるよ」という言葉です。これでは「今のお友だちはもうバイバイで、どうでもよい」ともとれ悲しみを深めることにもなります。
「色々なところにお友だちが増えていって嬉しいね」と今のお友だちも、離れてもずっとお友だちでい続けることを伝えてあげたいですね。
環境が変化することについてしっかり話す
まだ幼いからわからない、と決めつけないで「新しいところではこうだよ」と子どもの身の回りで起きる変化をできる限り具体的に話すことで、子どもが無意識のうちにでも感じている不安を取りのぞくことができます。
また変化することだけでなく「変わらないこと」について伝えることも大切です。パパやママ、大切なおもちゃや絵本、そうしたものはちゃんと変わらずに、ずっとそばにあるということも話してあげましょう。
まとめ
でも新しい場所ではまた新しい出会いと発見が必ずあります。子どもは大人の予想をはるかに超える逞しさとしなやかさで環境に順応していき、パパやママをびっくりさせてくれます。
家族として新しいスタートをすがすがしくきるためにも、子どももひとりの人間として、意思や人格を尊重したうえで大切な話ができるとよいですね。