優しいパパは育児にどう関わる?パパ自慢やイクメンにするコツ
毎日子育てで大変だと、パパのふとした優しさや気遣いに感謝する日もあれば、あまり育児に関わってくれないことを不満に思う日もありますよね。今回は、世の中のママたちが理想とするパパ像や、イクメンパパとパパの思いやりのエピソード、そして子煩悩で優しいパパになってもらうための方法についてご紹介します。
ママたちが理想とする優しいパパとは?
子どもの面倒を積極的にみてくれる
子どもにとって、パパとの触れ合いは大切です。体を使ったダイナミックな遊びや、ママとは違った観点からの褒め方など、パパにしかできないことがあります。ママたちはそのことを実感しているのですね。
子どもがパパと2人だけでも楽しめれば、ママはパパに安心して子どもを任せられます。24時間目が離せない小さな子のお世話でいつも気が張っているママにとっては、少しの間でも自分の時間を持てるのはありがたいことですよね。
子どもだけでなくママも大切にしてくれる
たとえ仕事で忙しくてあまり子どもの面倒をみる時間がないパパでも、ママが疲れているのを察して助け船を出せるのは、ママのことをきちんと見ていて大切にしてくれている証拠といえます。そのような気遣いがあると、ママもがんばろうという気持ちになれますよね。
日本の男性の場合は、気持ちをストレートに伝えることが苦手といわれます。しかし言葉は少なくても、さりげない思いやりの行動がママの心にしみるのです。
必要なときにはビシッと叱ることができる
今は優しく面倒見のよいパパが増えていますよね。けれどそんなパパが、子どもがいけないことをしたときに限っては毅然とした態度で叱ることができると、子どもは「優しいパパがこれほど叱るのだから、してはいけないことなんだ」とよく理解できるのです。
パパが優しいだけでなんでもいうことを聞いてしまうと、残念なことに子どもは、自分がこの家の王様だと勘違いするかもしれません。ママのしつけが台無しにされることも…。
ママたちは、子どもが社会に出て目上の人を尊敬し適切に関係を作れるように、パパに優しさだけでなく威厳を求めているのですね。
聞きたい!ママたちのパパ自慢エピソード
うちのパパは日本一のイクメンパパ
ある女の子のパパは、とても育児上手で、しかもお嬢さんはパパが大好きなのだそうです。もちろん休日にはお嬢さんと2人でべったりと遊びます。ふだんの寝かしつけもパパがしてくれて、ママからすると非の打ちどころがないとのことです。
寝かしつけをしてくれるなんて、ママは助かりますよね。パパもお嬢さんが大好きだからそれが苦にならず、お嬢さんもパパが大好きだから、安心して寝つくのかもしれませんよね。
ママ友からも評判のパパだそうですよ。義務感ではなく楽しんで育児をするイクメンパパは、きっと周りから見ても、自然と幸せな雰囲気が漂っているのではないでしょうか?
「一緒にするのが当たり前」と考えてくれる
料理や洗濯、掃除など家事全般は、ママが主体になることが多いのが一般的ですが、こちらのパパは積極的にやれるときにやってくれます。寝かしつけや読み聞かせなどの育児も同じです。
1人の時間が欲しいのはパパもママも一緒ということを理解してくれて、交代で子どもと遊び、お互いに自由時間を作ります。素敵なのは、ママが子どもにイラっとしたときはすかさずパパがフォローしてくれるところです。
これも、ふだん一緒に家事と育児をして、その大変さをわかってくれているからですよね。
育児疲れのママにスイーツを用意してくれた
子育てで大変なことをメールしたら、会社帰りに好きなケーキを買ってきてくれたり、なにもいわないのに気持ちを察しておいしい食べ物を買ってきてくれたりしたという声も多いです。そこにはパパの「いつもお疲れさま」という心の声が入っているのですね。
産後の体調がよくないときに、パパがマッサージしてくれた、つらいときパパが黙って話を聞いてくれたという声もあります。中にはママ友がいないといったら、毎日会社から電話をかけてくれて、そうじゃないと思ったけれどパパの気持ちがありがたかったという声もあります。
不器用かもしれませんが、思いやりにあふれた自慢のパパですよね。
子煩悩な優しいパパになってもらう方法とは
日頃からパパへの感謝の気持ちを伝える
「仕事で疲れているのに、ありがとう」「お風呂に入れてくれて助かった」「お皿を洗ってくれたんだ。嬉しい!ありがとう」とパパは自分がしたことが喜ばれるのだとわかると、自然にそれをやってくれるようになります。ですから、できれば「◯◯してくれてありがとう」と具体的にしてくれたことにお礼をいうとよいですよ。
「ありがとう」の言葉だけでなく、会社に行くときは玄関で見送る、ときどきはパパの好物を作るなど、ちょっとしたことでも大丈夫です。ママがしてもらったら嬉しいことを、パパにもできる範囲でしてあげられるとよいですね。