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暑い夏に子どもとお散歩して大丈夫?注意点や役立つグッズを紹介

暑い夏に子どもとお散歩して大丈夫?注意点や役立つグッズを紹介

子どもをベビーカーに乗せてお散歩したり、近所を子どもと一緒に歩いてみたりと、普段子どもとお散歩をするというママはきっと多いでしょう。しかし、夏場は紫外線や熱中症なども気になってしまうものですよね。今回は夏に子どもとお散歩するときの注意点や、安全に役立つグッズなどをご紹介します。

夏のお散歩は時間帯に注意しよう

暑さがピークになる時間帯を知っておこう

一日の中で暑さがピークを迎えるのはいつ頃だと思いますか?

おそらく、13時や14時と答えるママが多いのではないでしょうか。確かに、気温が上昇してくるのは太陽が一番高いところを通過する正午以降からですし、一般的にも13~15時の間に気温が高くなるといわれていますよね。

しかし、気象庁で観測された過去の気温の記録データでは、14時よりももう少し遅めの時間帯、16時以降の夕方近くまで気温が下がらなかったというケースも多く見られています。

13~15時の間を避ければ大丈夫かなと考えているママもいるかと思いますが、時間はあくまでも目安だと考えておいた方がよいでしょう。お散歩する前に一度外に出て暑さを確認してみてくださいね。

暑さだけじゃない?!夏は紫外線に注意

夏のお散歩で暑さ以外に気になることといえば、やはり紫外線でしょうか。紫外線の量は5月から増え始めて7~8月にピークを迎えますが、子どもの皮膚は大人よりも紫外線によるダメージを受けやすいため、とくに注意する必要があります。

昔は、日焼け=健康的という考え方もあったようですが、現在では、子どものうちからたくさん紫外線を浴びすぎると、皮膚がんになったり、目を痛めたりすることがあるとも考えられています。

また日なたに比べると、日陰で浴びる紫外線の量は半分までに減りますが、浴びる時間の長さによっては肌への影響も出てきてしまいます。子どもとお散歩するときには、日焼け止めを塗るのを忘れないようにしましょうね。

夏のお散歩は涼しい朝がおすすめ

夏のお散歩では日中の時間帯を避けて、気温の低い朝か夕方にするというママがきっと多いですよね。

夕方の涼しい時間帯はお散歩するにも気持ちがよいものですが、どうしても蚊が増えてくるため、子どもが蚊に刺される可能性が高くなってしまいます。午前中ならアスファルトもそれほど熱くないので、子どもを歩かせたり、ベビーカーに乗せたりしていても安心ですね。

また朝早い時間帯にお散歩すれば、朝日を浴びることで体内時計をリセットできますから、子どもの生活リズムを整えるという意味でも体によい効果が期待できます。

午前中はママも忙しいものですが、急がない家事をいったん後回しにして、涼しいうちに子どもとお散歩しておくというのも一つの手かもしれません。

涼しくても要注意!熱中症について

子どもは大人よりも熱中症に注意が必要

子どもは大人に比べて体温調整機能が発達していないので、体にこもった熱を上手に放出することができません。そのため蒸し暑い場所などではさらに熱中症になりやすく、大人よりも注意が必要になります。

とくに、乳幼児の場合には自分で水分補給したり、暑さを訴えたりすることができませんから、親がしっかりと熱中症から守ってあげなければなりません。子どもが欲しがらなくても、できるだけこまめに水分を与えるなどして気をつけてあげてください。

また気温が低ければ熱中症にならないと思われがちですが、湿度が高いときや、風が弱いときにも汗が蒸発しにくくなるため、体温を下げづらくなります。暑い日や日差しが強いとき以外にも油断しないようにしましょう。

子どもの熱中症の症状を知っておこう

熱中症で感じられる症状には「なんとなくだるい」「なんとなく頭が痛い」などがあり、小さな子どもの場合、とくに自覚されにくいようです。子どもの熱中症の症状を知っておけば、いざというときにも対応できますね。

〈熱中症の主な症状〉
・めまい、頭痛…脳の血液が減ることで引き起こされる
・発熱…40℃以上の高熱や意識障害が引き起こされることもある
・腹痛…体内の水分量が減ることで筋肉がけいれんを起こす
・嘔吐…消化器官内の血液が減り吐き気や嘔吐が起こる

このほかにも喉の渇きや、赤ら顔などの症状が出ることもあるそうです。子どもが体調不良を訴える前に、炎天下にいたり、水分をあまり取っていなかったりした場合には、まず熱中症を疑いましょう。

子どもが熱中症かも?と思ったらすること

子どもが熱中症かも?と思ったときには、次のような対処が必要です。

1)すみやかに風通しのよい場所や、クーラーの効いている部屋へ移動させる。
2)体にこもった熱を逃がすために、着ている衣服を脱がせる。脱がせるのが難しい場合にはボタンを外したり、まくったりするだけでもよい。
3)首筋、足のつけ根、わきの下などを氷や保冷剤で冷やし体温を下げる。うちわや扇子などで仰ぐのも効果がある。
4)脱水症状を防ぐため、スポーツドリンクなどを飲ませて水分と塩分を同時に補給する。

ただし、意識障害が起こっていたり高熱が出たりしているときには、命に関わることもあります。その場合には早急に病院に連れていくか、救急車を呼びましょう。

子どもと夏のお散歩を楽しむための工夫

子どもの夏の服装は通気性、吸汗性を重視

夏のお散歩では、通気性と吸汗性を重視して子どもの服装を選んであげましょう。

例えば…

〈オーガニックコットンのフライス肌着〉
通気性と吸汗性に優れているので、赤ちゃんの頃から着せているママも多いですね。年中着られますが、とくに夏場にぴったりです。

〈天竺肌着〉
通気性や吸汗性に優れているのはもちろん、さらっとした肌触りで伸縮性もあります。これなら子ども快適でしょう。

〈チュニック・ワンピース〉
ゆったりとしていて通気性も高いため、子どもも気持ちよく過ごせます。可愛い服装が好きな女の子にも人気です。

〈カットハーフパンツ〉
パンツの裾口が広く通気性もありますし、なにより動きやすいようです。ひざが隠れていれば怪我もしにくくなりますね。
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