赤ちゃんの個性の見極め方は?気質の傾向を知って育児をスムーズに
個性を知って育児に活かすポイントとは
泣き声に込められたメッセージを感じよう
昔から激しく泣く赤ちゃんを「疳(かん)の虫の強い子」といいますが、敏感な赤ちゃんほど、大声でよく泣きます。
普段から大人しく泣いたりギャンギャン泣いたりと、泣き方や泣き声が赤ちゃんによって違うのは、赤ちゃんの個性といえます。強い口調で話す人や穏やかに話す人など、人によって話し方が違うのと同じなのです。個性だと思うと、ギャンギャン泣きにも愛着が持てるかもしれませんよ。
そのうち同じ赤ちゃんの泣き方でも、甘え泣きか本当に泣いているかなど、見分けられるようになります。泣き方から赤ちゃんの気持ちを察することができるよう、泣き声に耳を傾けてみましょう。
気質に合う接し方で育児を楽にしよう
1.おっとり
「一緒にやろう」「楽しいよ」「ママうれしい」という言葉に魅力を感じます。
2.優等生
「おばけが来るから寝ようね」など曖昧な理由ではなく、きちんとした理由を話しましょう。
3.元気
見えるものと触れることに敏感です。余計なものが目に入らない場所で、抱きしめたり背中をさすったりしながら話すとよいですよ。
4.繊細
環境の変化が苦手です。落ち着く環境で声かけや抱っこをしましょう。また、音が大きく聞こえるので、小さく優しい声で話すとよいですよ。
5.努力家
こだわりは尊重しましょう。また、いつもと違うことを嫌がるので、何かあるときは事前に話しておくとよいですよ。
よいところを褒めて伸ばそう
子どもが大人しい子だと、いじめられないか心配し、元気すぎると周りに迷惑をかけないか心配しますよね。ママは子どもが心配で、ちょっと悪い方に考えてしまうことがあります。
ママが子どもの個性をよい方向に考え、「こんな小さなことに気づくなんてすごいね」「いつも動き回って元気だね」など、子どもを肯定する声かけをしましょう。
不得意なことを得意にするのは難しいですが、得意なことを伸ばすことならできそうですよね。
まとめ
子どもは生まれ持った気質と生まれてからの環境により、性格が出来上がります。そのため、赤ちゃんにママがどう接するかというのは、大きなポイントになります。
ママからすると育てにくいと思う個性も、裏を返すと強みになることもあります。素敵な個性を見つけるのはもちろんのこと、今見えている個性をよい方向に伸ばしていくよう心がけてみるのはいかがでしょう。