赤ちゃんはどうして肩車が好き?安全なやり方や気をつけたいポイント
赤ちゃんを肩車をするとき気をつけること
体力を考えて無理な体勢はしない
照明器具の下やドアを通り抜けるときなど、赤ちゃんにぶつからないようにと膝を曲げながら通ろうとする場合もあります。しかし、途中で足が疲れ転ぶことのないよう、キツいと感じたときはすぐに赤ちゃんを降ろしてくださいね。
背中を伸ばして歩けない場所での肩車はしないほうが無難です。疲れを感じたら無理をしないことが赤ちゃんの安全に繋がりますよ。
また、赤ちゃんが喜ぶからと肩車をしながらクルクルと回ることや、膝を曲げ伸ばししながら上下に揺れる動きも体力を使い、バランスも崩しやすいのでやめましょう。
赤ちゃんが嫌がるときはやめる
肩車をしようと肩に座らせようとしたときに赤ちゃんが嫌がった場合は、すぐに降ろしましょう。赤ちゃんが嫌がっているのに無理に続けると、赤ちゃんが肩車を嫌いになってしまうかもしれませんよ。
高いところや新しいことに注意深い赤ちゃんもいます。まずは、抱っこをしながら滑り台をすべったり、膝に乗せてブランコをゆらゆらしたり、徐々に高さや新しい動きに慣れるようにしましょう。
また、赤ちゃんの体調や機嫌も気にかけてくださいね。前回は喜んだから今回も楽しいはず、というような思い込みはやめましょう。
慣れるまでなるべく動かず移動は周囲に注意
肩車をするときは動物園やショーなど、赤ちゃんに何かをよく見せたい場面が多いでしょう。高い位置から遠くを見渡せ喜ぶ赤ちゃんも多いですが、ショーが終わった後や移動の際は子どもを降ろしたほうが安全です。
そのまま歩き続け、段差のあるところや周りの人にぶつかって転んでしまったら大変です。親も一緒に転んでしまうと、周りの人にケガをさせる恐れもありますよ。
また、人の多いところででは、赤ちゃんがバタバタしたら赤ちゃんの手足が周りの人にぶつからないよう注意しましょう。
まとめ
しかし、肩車をしている最中に赤ちゃんが落ちてケガをするような事故が実際に起きています。肩車をするときは、リスクや安全なやり方を十分に理解した上で行いましょう。
赤ちゃんを楽しませたくてやったことが辛い結果にならないよう、体力的に辛いと感じたり、赤ちゃんが嫌がったりするときは諦めることも大切ですよ。