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赤ちゃんはどうして肩車が好き?安全なやり方や気をつけたいポイント

赤ちゃんはどうして肩車が好き?安全なやり方や気をつけたいポイント

赤ちゃんが生まれたら肩車をしようと楽しみにしているパパは多いですよね。赤ちゃんを肩車している姿はとても微笑ましいですが、実は落下事故が多いということをご存知でしょうか。そこで今回は、赤ちゃんが肩車が好きな理由や肩車をし始めてもよい時期、安全なやり方、注意点などを詳しく紹介していきます。

赤ちゃんは三つの理由で肩車が好き

好奇心旺盛でいろんな遊びに興味をもつ

赤ちゃんにとっては視界に入ってくるものすべてが新鮮で、目につくものは見て触って、ときには口に入れて確かめながら遊びます。色々なおもちゃや遊びに興味を持ち、目を輝かせながら遊んでいる姿を見ていると温かい気持ちになりますよね。

赤ちゃんが口に運んだものを汚いからと取り上げることや、大人が遊びを誘導してしまうと、赤ちゃんの好奇心の芽を摘んでしまうことになりかねません。危険なものや口に入れて欲しくないものはあらかじめ排除し、赤ちゃんが思い切り遊べる環境を作りましょう。

ハイハイを始めた赤ちゃんは、興味を持ったものや行きたい場所へあちこち移動するようになります。高いところへの好奇心も強く、上へ上へと行こうとすることを覚えておきましょう。

高いところが怖くない

つかまり立ちや歩くようになった赤ちゃんが椅子や階段を上ろうとしていて、慌ててしまうことがあります。どんどん高いところに行こうとする赤ちゃんに大人はヒヤヒヤしますが、本人は高いところで嬉しそうにしています。大人は高さに恐怖を感じますが、赤ちゃんが怖さを感じるポイントは違うようですよ。

アメリカの大学では、途中で広くなったり、狭くなったりしている橋を赤ちゃんに歩かせる実験をしました。高い橋でも幅が広い部分はスタスタ歩きましたが、低い橋でも狭い部分は用心深くなり、さらに狭い部分では歩くのをやめてしまったそうです。

この結果からも分かるように、赤ちゃんは高さには恐怖を感じませんが足元の狭い場所は怖いと感じるようです。

男の子は空間認識力に長けているから

ジャングルジムのてっぺんに登りたがったり、ブランコを高く漕いでとおねだりしたり。高いところが好きな男の子は多いですが、これは脳の構造と関係しています。

男の子の脳は空間認識力が高く、空間全体を見て奥行きを想像することが得意です。そのため、空間を上下左右に動くものに興味が沸き、車や飛行機などを好きになります。

8カ月ぐらいになると上から下を見た風景をイメージすることができます。赤ちゃんのころから上に登っていこうとする男の子が多いのも、空間認識力が長けているからだそうです。

ハイハイや歩いて様々な場所へ移動する、テーブルや階段などがあれば上ったり下がったりするなど、自分で体験しながら空間能力を楽しんでいます。

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赤ちゃんを肩車できる時期とやり方

腰がしっかりすわり安定してから

肩車はいつごろからできるのか気になりますよね。目安は自分でしっかりお座りができるようになったころです。

腰がしっかりすわっていないうちにパパの肩に赤ちゃんを座らせるのは危険です。例え赤ちゃんが高い高いなどを喜んでも、肩車は腰がしっかりすわるまで待ってくださいね。

赤ちゃんの腰がしっかりすわり安定したら、まずは短い時間肩に乗せて様子を見ます。もし、赤ちゃんがグラグラしたり、乗せるほうも不安を感じたりしたらすぐに降ろしましょう。

早い赤ちゃんは6~7カ月ごろからお座りをして遊ぶようになります。ただし、まだまだふとした拍子に後ろにひっくり返ることもあるので、できれば1歳まで待ったほうが安心ですよ。

赤ちゃんの腰や脇に手を回し支える

肩車をしたときに赤ちゃんの両足を持つことが多いようですが、足だけを持っていると体を反らせたときに後ろに頭から落ちる危険があります。赤ちゃんを肩に座らせたら、腰や脇に手を回し、赤ちゃんの上半身全体を支えましょう。

赤ちゃんは興奮すると、足をバタバタさせたり、体全体を弾ませるように動いたりします。また、急に予測しないような動きをするので、力を緩めず常にしっかり支えてくださいね。

赤ちゃんを落とさないことばかりに気が向くと、赤ちゃんの顔の高さを忘れてしまいがちです。ドアをくぐるときなど、赤ちゃんの顔の位置を確認しながら通ることが大切です。パパが肩車をしているときは、ママは常に赤ちゃんの様子に気を配りましょう。

バランスを崩さないように立ち上がる

しゃがんだ状態で赤ちゃんを肩にのせ立ち上がるときに、バランスを崩して転んでしまったら大変です。赤ちゃんは体重が軽くても肩に乗せることで、重心が上にずれている状態です。

立ち上がるときは足を肩幅程度に開き、背中をまっすぐにした状態を保つようにしましょう。「よいしょ」と反動をつけて一気に立ち上がろうとせず、ゆっくり立ち上がってくださいね。介助してくれる人が周りにいたら、赤ちゃんとパパを軽く支えてもらいましょう。

赤ちゃんを降ろすときは膝を床につきます。前かがみになると赤ちゃんを前方に落下する恐れがあるので注意してくださいね。立ち上がるときや降ろすときに足が踏ん張れるように、滑りやすい床や段差のある場所は避けましょう。
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