4歳児の足のサイズを知ろう!合わない靴の危険性と靴選びのコツ
子どもの靴選びにいまいち自信が持てないというママも多いようです。ここでは、4歳児の足のサイズの目安、靴選びのポイントを紹介します。サイズが合わない靴を履いていると、足が変形してしまうことや、転倒の危険性が高まります。ポイントを押さえ、子どもに合った靴を選びましょう。
4歳児の平均的な足のサイズの目安や測り方
4歳児の足のサイズの平均は14~16cm
とはいえ、体格・身長・体重などが違うように、子どもの足の大きさも個人差があります。あくまでも14〜16cmは目安と考えてください。それより小さい場合も、大きい場合もあります。
履く靴のサイズは、実際の足のサイズより0.5~1cm大きいものがよいでしょう。少し余裕があった方が足に負担がかかりにくくなります。
ただし、日本製か外国製か、あるいはメーカーによっても作り方やサイズは微妙に異なります。買う前には試着をすることで失敗を防ぐことができるでしょう。
計測するときに必要な物と注意点
普通の定規ではなく、三角定規を用意してください。直角に線を引く必要があるので、三角定規の方が便利です。
メジャーは足の長さを測るために使うので、しっかり計測できるものであれば、どんなものでもかまいません。ただ、鋼鉄製のものは硬くて怪我をする可能性がありますので、紙・繊維素材のメジャーをおすすめします。
鉛筆はHBやBの濃さがよいです。薄いと線が見えなくて、しっかりラインを引けなかったり計測しにくかったりします。ハッキリと線が見える濃さの鉛筆を用意しましょう。
紙はどんな紙でもOKです。A3くらい余裕があるとよいですが、A4サイズでも計測はできます。
準備ができたら計測しよう
1. 紙に十字を描く
縦30cm、横15cmくらいの線を、直角に交わるように描く。
2.紙の上に片足をのせる
両足を肩幅に開いて、体重が両足に均等にかかる状態で、紙の上に片足をのせる。かかとを十字の交点に合わせ、足の中心を縦線が通るようにする。
3.足の長さを測る
一番長い指先に三角定規をあて、横線と平行な線をひいて縦線との交点を作って測る。
足にしっかりと体重がのっている状態で測りましょう。
サイズが合わない靴を履き続けるのは危険
親指が変形する外反母趾に!
外反母趾の原因はサイズが小さい靴や先が細くなっている靴を長時間履いたために起こるほか、パパやママの骨格が遺伝して外反母趾になることがあるといわれています。足の指を使わず、ペタペタと歩くタイプの人も外反母趾になりやすいので、注意してくださいね。
このように遺伝や歩き方も影響しますが、なんといってもサイズが合わない靴を履くことが一番の原因になります。子どもの靴を選ぶときは、大きすぎたり小さすぎたりしないように、ちょうどよい大きさの靴を選んであげましょう。また、定期的に小さくなっていないかなどのチェックもしてあげてくださいね。
足に負担がかかり疲れやすくなる
このような変な歩き方をしていると、足に負担がかかり、疲れやすくなってしまいますし、早く歩いたり走ったりすることも難しくなってしまいます。家では元気に走り回っているのに、靴を履いてお散歩にでかけると、すぐに「ママ抱っこ!」などといいだす子どもは、もしかしたら甘えているだけではなく、サイズが合わない靴を履いていることが原因なのかもしれません。
また、サイズが合わない靴を履いていると転倒しやすくなるので、遊具からの落下などの危険が高まります。活発に動き回る子どもは、特に注意が必要です。
つま先が曲がるつちゆび(ハンマートゥ)
つちゆびが起こる主な原因は、サイズが小さな靴を長時間履いていることで起こるといわれています。靴は足のサイズにぴったりのものを選んでしまってもよくありません。足先にある程度余裕がないと、歩くときに足を蹴り出したとき、爪先は前方にずれます。その際、余裕がないと中敷きを十分踏みしめることができなくなってしまうのです。
つま先に0.7〜1cm程度程度の余裕がある靴を履かせることがつちゆびの予防になります。
4歳児の靴選びのポイントやコツを知ろう
いろいろなメーカーの靴を試そう
その理由は、子どもの靴といっても、メーカーやデザインによってサイズ感はさまざまだからです。人種によっても足の形に特徴がありますよね。そのため、日本のメーカーと海外のメーカーでは違いがあるようです。また、海外の靴はサイズ展開が日本とは異なることもあります。
日本のメーカーは日本人の足を研究して作られているので、日本人には履きやすい靴だと思います。しかし、足の形は一人ひとり異なり、足幅が広かったり、狭かったりしますよね。ぜひいろいろなメーカーを試して、子どもの足にぴったりの靴を見つけてあげてくださいね。