就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

赤ちゃんはいつからしゃべるの?しゃべり始めた赤ちゃんへの接し方

赤ちゃんはいつからしゃべるの?しゃべり始めた赤ちゃんへの接し方

赤ちゃんが「ばぶばぶ」などという喃語(なんご)を一生懸命話している姿はかわいらしいですよね。ママはそれをまねしてみたり言葉を教えてみたりして、意味のある言葉が出てたくさんお話ができるのを楽しみにします。そこで赤ちゃんが話し始める時期や、発音しやすい言葉、言葉を引き出すコツなどをご紹介します。

赤ちゃんはいつからしゃべる?

5カ月過ぎたあたりから出る「喃語」

2〜3カ月くらいの赤ちゃんが、「あー」「うー」など舌を使わない母音を出すことを「クーイング」といいます。その後「クーイング」をつなげた「あーうー」などの声が出るようになり、5カ月過ぎ頃から「ばー」「だー」などの子音を含む喃語が始まります。

そして6~7カ月くらいで「だあだあだあ」「まんまんまん」など好きな音をつなげた喃語をいうようになり、10カ月くらいから喃語は減る代わりに身振り手振りが多くなります。そしてそのうちに「ママ」などの初語が出始めるのです。

このように赤ちゃんの言葉は少しずつ発達していきます。最初は声を出すのが楽しくて自分のお気に入りの言葉を連発し、ママが自分の声に反応するのを見てもっとお話したいと思うのかもしれませんね。

1歳前後でおしゃべりが始まる

約半数の赤ちゃんが、意味のある言葉を話すのは1歳前後といわれています。1歳3~4カ月では9割の赤ちゃんは言葉が出るようになります。立ち歩くようになると声帯の位置が下がり、言葉を話しやすくなるといわれています。

最初はクーイングにより、自分の出す声を聞いてしゃべる準備をする赤ちゃんは、喃語で母音とともに子音を出すことを学び、やがてパパママの言葉をまねるように、いろいろな喃語を出すようになるのです。言葉を話すには声帯を上手に使って明瞭な発音をする必要があります。

早く発音できる子もいれば、なかなかうまくできずに喃語から意味のある初語にたどり着くのに時間がかかる子もいるでしょう。けれども早くても遅くても赤ちゃんなりのペースで話すようになりますよ。

言葉の発達は個人差が大きい

赤ちゃんがしゃべる時期には8カ月以上の個人差があります。たくさん話しかけていても、のんびり屋さんや慎重派など赤ちゃんの性格で言葉が遅い場合もあるのです。

赤ちゃんの言葉が遅いと1歳半健診で要観察になったり、言葉などの発達を促す自治体の親子教室を紹介されたりすることがあります。ママは落ち込むかもしれませんが、要観察で障害を診断されるわけではなく、その後しゃべり始めてなんの問題もない子も多いそうです。

万が一障害があっても、早く適切に介入すればほとんど目立たなくなることもあります。親子教室は同じ年齢の赤ちゃんたちと遊べる幼児教室のようなものなので、イヤイヤ期に向かう中で親子ともに専門家の指導を受けられる機会というように前向きに考えられるとよいですね。

大事な赤ちゃんの肌を守る!ママメディア限定スペシャルセット

PR

夏の汗や冬の乾燥など、子どもの肌トラブルに悩んでいるママたちも多くいるかと思います。そんなママたちの悩みを軽減させてくれるシリーズ累計販売本数70万本を達成した商品「アトピッグ」と「敏感肌用石鹸ホイップソープ」のセットを限定で販売開始!

赤ちゃんがしゃべりやすい言葉はこれ!

赤ちゃんは「マ・パ・バ」がしゃべりやすい

赤ちゃんは「クーイング」で母音から発声し始めてだんだん子音も発声できるようになります。子音の中でも発声しやすいのが「マ行」「パ行」「バ行」だそうで、初語に「ママ」や「パパ」が多いのは、赤ちゃんの声の出しやすさも理由の一つなのですね。

自分のことを「ママ」ではなく「お母さん」と呼ぶママの赤ちゃんの場合は、最初は「たーたん」「かあ」など赤ちゃんのかわいいアレンジが入ることが多いです。

それがだんだん「お母さん」に変化していくのは、発音が発達してくる証でもあるのですね。これから先、赤ちゃんはたくさんの発音を完成させていきます。個人差がありますが各年齢で発音が完成する目安は以下の通りです。

2歳代 パ、バ、マ行、ヤユヨワン、母音
3歳代 タ、ダ、ナ、ガ、チャ行
4歳代 カ、ハ行
5歳代 サ、ザ、ラ行

赤ちゃんは「ま行」の単語には「丸い物」、「ぱ行」には「とがった物」を連想するという研究結果があります。もしかすると赤ちゃんは「ママ」はやさしくて、やわらかくて、丸い感じ、「パパ」は頼もしくて、強いなどと感じているかもしれませんね。

「ばぁ」が初語ランキング1位!

ある調査では初語の1位は「ばあ」でした。これはママが「いないいないばあ」をしているのをまねているのかもしれません。発音のほかに赤ちゃんの興味や使う頻度の問題もあります。

1位の「ばあ」は、ママの働きかけとともにNHKの「いないいないばあ」というおなじみの幼児番組の影響かもしれません。2位は「まんま」ですが、これも赤ちゃんがいいやすくママが使う頻度が高いですね。

3位は「わんわん」4位は「ママ」5位は「パパ」だそうです。ほかの調査では「おっぱい」も上位に入っていました。「わんわん」は犬以外の動物もさすことがあるので、散歩中に出会った猫や絵本の牛をママに「わんわんだよ!」と一生懸命伝えたいのかもしれません。

「おっぱい」は母音とパ行で発音しやすく赤ちゃんが好きなものです。もちろん赤ちゃんは「ママ」「パパ」が大好きですし一番身近な存在なので、別の調査では「ママ」が初語の6割近くを占めたという結果もあります。

アメリカの赤ちゃんの初語は「名詞」が多いのに対し日本は「ばいばい」「どーぞ」など社会的な言葉が多いのも特徴的です。
26 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND