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母乳育児が痩せない原因は?完全母乳育児のメリットとデメリット

母乳育児が痩せない原因は?完全母乳育児のメリットとデメリット

完全母乳育児のデメリットを知ろう

赤ちゃんの授乳量がわからない

完全母乳育児にはママと赤ちゃんの双方にとってメリットがたくさんありますが、デメリットもあります。

まず、ミルクの場合は哺乳瓶の目盛りを見れば赤ちゃんがどれくらい飲んだのかがはっきりわかりますが、母乳の場合は授乳量がわかりづらく、母乳が足りているのだろうかとママが不安になってしまうことが挙げられます。

母乳が出がよくて赤ちゃんはたっぷり飲んでいるのにミルクを足してしまったり、母乳量が足りていないことに気づかず、赤ちゃんの体重があまり増えなかったりするケースもみられます。

母乳を飲む前後に赤ちゃんの体重を測ることで授乳量を計測することは可能ですが、ベビースケールを購入またはレンタルするのは費用がかかりますし、授乳のたびに計測するのは手間ですよね。

赤ちゃんを預けられない

ママが外出するとき、仕事などで赤ちゃんのお世話ができないとき、ママが風邪をひいて直接授乳ができないときなどには、ほかの人に授乳をお願いしなければなりませんが、完全母乳の場合には難しいことが多々あります。

まず、事前に予定がわかっている場合には、搾乳(さくにゅう)した母乳を冷凍保存しておき、それを飲ませてもらうことは可能ですが、直接飲ませるのに比べて手間も時間もかかりますし、赤ちゃんが哺乳瓶や乳首をいやがることもあります。

哺乳瓶をいやがる赤ちゃんにはスプーンを使って授乳するとうまくいくことがあるので、預ける前に何度か練習をしておくとよいでしょう。ママだけでなく、預かる側の人にも授乳の練習をしてもらっておくと、より安心ですよ。

乳腺炎などのおっぱいトラブルがある

はじめての育児の場合は、赤ちゃんのお世話に慣れるまでにはなにかと時間がかかってしまうもの。どのように母乳をあげればよいのかわからず、おっぱいに関するトラブルが起こることはめずらしくありません。

代表的なおっぱいトラブルには乳腺炎がありますが、これは乳腺がつまってしまうことでおっぱいが腫れて痛み、ひどいときには高熱が出てしまう場合もあるのです。授乳するときの抱き方やくわえさせ方が悪く、乳首が切れてしまう乳頭亀裂もよく起こります。

おっぱいトラブルが起きてしまったときにはそのままで放置せずに早めに受診をし、助産師や看護師から正しく授乳する方法やトラブルへの対処方法についての知識を習得するようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんをほかの人に預けにくい、授乳に慣れるまでに時間がかかる、などのデメリットがある母乳育児ですが、ママと赤ちゃんの双方にとってメリットもたくさんあります。

とはいえ、「できれば完全母乳育児をしたい」と思ってはいても、ストレスや疲れから母乳の出が悪くなったり、おっぱいトラブルで思うようにいかなくなったりすることも多々あるでしょう。母乳育児の場合でもママが1人でがんばるのではなく、周りの方にサポートしてもらいながら赤ちゃんとの授乳タイムを楽しんでみてくださいね。
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