就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

シンクの掃除を簡単に済ませたい!習慣化したいエコな掃除方法

シンクの掃除を簡単に済ませたい!習慣化したいエコな掃除方法

シンクの掃除を怠ると汚れが落ちにくくなったり、排水溝にぬめりや臭いが出たりしがちです。食品を扱うシンクが清潔でないと、食中毒などの健康被害を招く恐れもあります。今回は簡単に続けられるシンクの掃除方法についてご紹介します。習慣化しやすい掃除方法や人に優しいエコ掃除で、しつこい汚れを予防しましょう。

シンクは細菌が繁殖しやすい場所

食中毒の要因になることも

シンクは食べ物を取り扱ったり、食器を洗ったりする場所ですね。掃除を怠ると食べ物のカスなどが腐敗して、細菌が繁殖してしまいます。

繁殖した細菌が、調理するママの手や食器などを媒介して人の体内に入ると、食中毒になることがあります。発症すると腹痛や下痢、嘔吐、発熱などのつらい症状が数日から2週間ほど続くのです。

症状は人によって軽い場合もあれば重い場合もあります。抵抗力の弱い子どもは、症状が長時間続くことで脱水症状から重症化する恐れがあるため注意が必要です。

食中毒を引き起こす代表的な菌には、サルモネラやカンピロバクターがあります。生肉や生卵、牛乳などで増殖することが多いため、これらの食材を扱ったあとは洗浄したり掃除したりすることが大切です。

排水溝は悪臭が発生しやすい

シンクの排水溝は悪臭が発生しやすい場所です。この悪臭が発生する原因も、細菌やカビの繁殖によるものです。

実はシンクの排水溝周辺は、細菌やカビが発生したり繁殖したりするのに好条件になりやすく、掃除をしないとすぐに増殖して、ぬめりが出たり悪臭が発生したりします。

細菌などを増殖させるのが、調理で出た食材のカスや、鍋や食器を洗う際にシンクに流れた油分や調味料などです。こうした食材カスや油分、調味料などに水分が加わるとことで、細菌やカビが発生しやすい環境となります。

排水溝周辺に食材カスや油分、調味料が溜まらないようにすれば、ぬめりや悪臭が発生することはありません。常に汚れにさらされやすい場所なので、こまめな掃除が大切です。

すぐ汚れてくすんでしまう

シンクにつきやすい汚れは、細菌の繁殖に由来するぬめり汚れだけではありません。水垢も主なシンク汚れの一つです。

水垢は水道水に含まれるミネラルと、食品に含まれるカルシウムが混ざり合い、結合して固まったものです。水垢が付着するとシンクがくすんでしまいます。また掃除せず放置すると、水垢は固くなってスポンジでこすったくらいでは落とせなくなったり、シンクの輝きが失われたりしてしまいます。

ほかにも、野菜を洗ったときの泥汚れや、鍋や食器に付着した油汚れもシンクを汚す原因になります。

これらの汚れは日常的に調理などでシンクを使っていれば、付着するのは仕方のないことです。大切なのはこれらの汚れを放置せず、早めに落としてしまうことです。

忙しいママがシンクの掃除を習慣化するには

排水溝も食器洗いのついでに掃除する

排水溝やシンクの掃除は習慣化することで簡単にきれいをキープすることができます。毎日、ほんの少しの時間を掃除にあてれば済むため、忙しいママにも負担が少ないですよ。

掃除をするタイミングは「食器洗いをしたついで」がおすすめです。食器洗い用とは別にシンク洗い用のスポンジを用意しておけば、汚れ移りも気になりませんよ。

ついで掃除のポイントは「30秒」です。長い時間かけて掃除をすると負担になるので、食器を洗う延長の要領で、掃除用スポンジと台所用洗剤で排水溝やシンクを掃除しましょう。その後は水で洗い流せば完了です。

習慣づけることで排水溝の細菌によるぬめりや臭いが発生しにくくなり、シンクの水垢予防にもなりますよ。

乾いた布やペーパーで水滴を拭く

掃除をしたあとは乾いた布やペーパーでサッと水滴を拭いておきましょう。マイクロファイバークロスを使ってもよいですね。きれいに仕上げるポイントになりますよ。

拭かないままシンクに水滴を残すと、水滴からは水分だけが蒸発して水道水に含まれるカルキなどがシンクに残った状態になります。カルキは白いうろこ状になってシンクにこびりつき、汚く見えてしまうのです。

蛇口もついでに拭いておくとよいですよ。キッチンの中でも目立つ部分なので、磨きながら水滴を拭きとってピカピカにしておくと気持ちがよいですね。

排水溝付近もきれいに水滴を拭きとることで細菌の繁殖を予防することができます。細菌が繁殖しなければ臭いやぬめりを予防することもできますよ。

毎日掃除したほうが結局手間がかからない

当然のことですが、放置した汚れはこびりついて落としにくくなります。シンク周りのぬめりや臭いは強くなり、水垢はカチカチの石のように固くこびりつきます。

こうした頑固な汚れを落とすためには、強力な洗剤が必要になることがありますね。強力な洗剤は汚れをきれいに落とすために有効ですが、シンクは食品を扱う場所であるため、そういった強い洗剤を使いたくないママは少なくありません。赤ちゃんや小さな子どもを育てていれば、なおのことです。

その点、洗浄力は劣りますが手肌に優しい食器用洗剤を使った掃除や、環境に優しい重曹やクエン酸などを使ったナチュラルクリーニングなら安心です。毎日少しずつ軽い汚れを落としつつ、頑固な汚れを作らないようにしましょう。

子どもがいる家庭で使えるエコな掃除方法

ステンレス製のシンクは「食品」で掃除

食べ物の安全に気を使う子育て中のママは多いと思います。生鮮食品を扱うシンクも、安全に掃除がしたいですね。そこで食品を使った安全かつエコな掃除をご紹介します。

食品の掃除が可能なのは、ステンレス製のシンクです。以下のような掃除方法がありますよ。

・じゃがいもの皮
ジャガイモの皮に含まれるサポニンには界面活性剤の働きがあり、水垢や油汚れのべたつきに効果的。皮の内側でシンクを磨いて水で洗い流します。
・炭酸水
二酸化炭素で油分などの汚れを浮き上がらせて、洗い流します。炭酸が抜けていても効果ありです。
・お酢
軽い水垢汚れに効果的です。酢と水を1:2で混ぜてシンクにかけ、1~2時間放置して洗い流してください。
26 件

関連記事

この記事のキーワード



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND