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電車で子どもが大声を出す!困らないために注意することや対処法

電車で子どもが大声を出す!困らないために注意することや対処法

子どもと楽しくお出かけ中、移動で電車に乗ったら大騒ぎ!なんてことよくありますよね。中には子どもが泣き出してしまい、慌てるママも多いと思います。そんなとき、ママはどう対処したら周りに迷惑をかけず、子どもと楽しく電車でお出かけできるのでしょうか。知っていて損はない情報をお届けいたします。

子どもの奇声や大声で知っておくべきこと

子どもは言葉を上手に出せない

ママにとって、我が子とお話しするのは楽しみの一つでもあります。何かをお願いしている姿や、パパに今日あった出来ごとを話している姿は、頼もしく見えますよね。ですが、まだ大人のようにスラスラと言葉が出てくるわけではありません。

子どもにとって言葉は未知のものです。自分の耳で聞き、物事を目で見て、頭で理解して初めて口から言葉として出てきます。ですのでわからないことは言葉にできません。

もし、子どもが突然叫んだり、きー!と大声を出したときは何かのサインかもしれません。トイレに行きたいだったり、のどが渇いただったり。

ママは想像力を駆使して「◯◯かな?」「◯◯したいの?」とたずねてみてください。「それ!」があればきっと、伝えてくれますよ。

子どものストレスをこまめに発散させて

子どもにも、ストレスはたまるのです。ご存知でしたか?思いどおりにいかず、不満がたまってしまうとストレスを感じやすくなります。これは大人も子どもも同じです。

違う点は、子どもは自分のストレスを自覚して、発散するための行動をとれないことです。

では、どうしたら子どものストレスを解消できるのでしょうか。答えはとってもシンプル。遊ぶことなのです。ママと公園で走ったり、遊具で遊んだり、室内でごっこ遊びをしたりなど、楽しいと思う気持ちが、ストレス解消につながります。

子どものストレスは、毎日こまめに発散させることで、心身ともに健康になります。毎日の何気ない遊びは、子どもの発達に役立つとともにストレス発散という大切な役割があったのですね。

事前に大声をださないように準備を

大声を出すことで何かを伝えようとしていたり、感情のコントロールが上手にできないために奇声を発したり、子どもの声にはいろいろな意味が含まれています。

ですが電車の中で突然大声を出されると、ママは困ってしまいますよね。大声をなるべく出さないための事前準備をしてから電車に乗ると、ママの負担がぐっと減りますよ。

まずは電車とはどういう乗り物なのか、子どもに教えてください。そして電車の絵を描いたり絵本を使ってごっこ遊びをしたりしながら、どうやって乗るのか、電車内ではどう過ごすのか、教えてください。

単純ですがこれを事前にすることで、子どもにとって電車が未知のものではなくなり、不安が少なくなります。子どもの気持ちに寄り添いながら教えてみてくださいね。

電車内でマナーを教えるときのポイント

電車内では子どもに小声で語りかけよう

自宅で電車について学んだら、次は実際に電車に乗ってマナーを学んでいきましょう。

電車内で教えるときのコツは、「ママも子どもと一緒に楽しみながら教えること」です。ママが楽しんでいると子どもも自然と真似しやすく、身につきやすくなりますよ。

電車は公共の乗り物です。いろいろな人がいて、結構静かですよね。普通のトーンでしゃべっていると案外まわりに聞こえていたりします。

ですので普段から電車内で子どもとお話しするときは、できるだけ小声でお話ししてみてください。習慣づけることで、子どもが「あ、ここは電車だから大きな声は出したらだめなんだ」ということを覚えていきます。

小声で内緒話をしているみたいで、特別な時間に感じられるかもしれませんよね。

大声を出してはいけない理由を伝えよう

公共の場では静かにするのがマナーとなっていますよね。これを子どもに理解してもらうためには、事前に自宅で学んだ電車内での過ごし方を思い出させてください。

子どもの声が大きくなってきたかな?と感じたら、「電車内では声はどうするんだっけ?」と気づかせるように伝えるとよいですね。

それでも子どもが大声を出してしまったら、まずは子どもと同じ目線になって状態を確認してください。初めて見る景色に興奮しているのか、知らない人だらけで怖くなってしまったのか、飽きてしまったのか。

その状態を抱っこしたり手をにぎったりして落ち着かせてから、「電車内では静かに過ごす」ことをいつものママの声で伝えてください。怒るなどするとかえって大声で泣かれてしまうので逆効果です。

ママがお手本になってマナーを教える

ママと過ごす時間が長い分、子どもはママの真似をたくさんします。そうして身につけていくことがたくさんあると思います。

その真似を生かして、電車内での過ごし方を電車内での過ごし方は、ママがお手本になりましょう。少しだけ遊び感覚で取り組むことで、子どもの興味を引きやすく、始めやすいですよ。

座り方、荷物の置き方、お話しの仕方、「ママがやってみるから真似してね」というだけで、なんだかママと子どもだけでゲームをしているようで、楽しくマナーを教えられそうではないですか?

実はこのゲームをしている感覚が子どもには新鮮で、記憶にしっかりと残りやすいのです。

そして上手に真似ができたらほめてあげてください。きっと電車に乗るのが楽しくなりますよ。

子どもと電車で静かに過ごす方法を紹介

運転席や車窓から見える景色を一緒に見る

電車に乗ったらただひたすら静かにしているのも、子どもにとっては苦痛で、電車に乗ることが嫌いになってしまうかもしれません。

そうならないために、また大声を出さないようにするために、電車内をいつもと違う特別な時間にしてみませんか?

電車が好きな子もそうでない子も、運転席が見える先頭車両に行くと意外と夢中で見たりしますよね。運転士さんが電車を運転している姿は、そこでしか見られない姿です。ぜひ子どもと一緒に運転士さんを観察して子どもの好奇心を引き出してみてください。

席に座らずに景色を楽しむのもよいですよね。子どもが初めて見る景色に、ママがいろいろ教えてあげるとちょっとした勉強になって、時間があっという間に過ぎていきますよ。
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