スポーツする子どもに最適なメガネは?特徴や人気のデザイン3選
メガネをかけているからとスポーツや動きが制限されてしまうのは残念ですよね。最近は、普通のメガネとは違うメガネをかけてスポーツをする子どもを見かけることもあるのではないでしょうか。スポーツのときにかけるメガネの特徴や必要性などを詳しく説明していきます。
スポーツのときに専用メガネが必要な理由
スポーツでメガネが必要な子どもが多い
2015年度の学校保健統計調査では、小学生の約20%が視力0.7以下という結果が出ました。子どもは0.6の視力があれば普段の生活にはそれほど支障がないといわれていますが、スポーツをする場合はよく見えていないと危険です。
普段はメガネをかけていなくても、スポーツをするときはメガネをかける子どもが増えています。安全にスポーツを楽しむためには、周りやボール、スポーツ器具などがはっきり見えるよう、視力の弱い子はメガネが必要になります。
できれば、スポーツをするときだけではなく、公園で遊ぶときや体育の時間にもメガネをかけたほうが安心ですよ。
子どもにはコンタクトではなくメガネが安心
それなら、子どもの頃からコンタクトを使えないかと考えるかもしれませんが、ほとんどの眼科医は子どものコンタクト使用を推奨していません。
推奨しない理由には以下のようなことがあります。
・角膜の細胞が傷つく可能性がある
小学生くらいまでは、眼球が未発達です。角膜の細胞は年をとるにつれ減退していきますが、小さいころからのコンタクトの使用により、減退が早くなる恐れがあります。
・取り扱いが難しい
子どもはコンタクトを正しく扱えないでしょう。装着や装着後の洗浄などは親ができますが、親がいないとき、着用時のトラブルの対処などは子どもではできません。
スポーツメガネは激しい動きでもずれにくい
そのため、激しい動きでメガネがずれたり、外れたりしてしまう可能性があります。スポーツを安全かつ快適にできるように、スポーツメガネにはこのような特徴があります。
・装着したときの、しっかりとした固定感
・高い耐久性
・激しい動きをしたときにも、快適で高い柔軟性
・子どもが満足するデザイン
ほかにも、柔軟で、肌に優しい樹脂素材をフレームに使用したメガネもあります。このような素材のメガネを選ぶと、アレルギー持ちの子どもや、肌が弱い子どもでも安心して使えます。
スポーツ用メガネを選ぶポイントや注意点
専用のメガネを使うほうが安心なスポーツ
・ボールを使うスポーツ:野球、サッカー、バスケットなど
ボールが目に当たり怪我をする可能性があります。
・ラケットやバットを使うスポーツ:テニスや野球など
ラケットやバット、ボールが目に当たり、怪我をする可能性があります。
・ぶつかり合う可能性のあるスポーツ:サッカー、バスケットなど
ほかの子のひじなどが当たり、怪我をする可能性があります。
どのスポーツも、メガネをかけているとレンズが割れるなどの危険性が高まりますので、専用メガネのほうが安心ですよ。
レンズのタイプはポリカーボネートを
ポリカーボネートは同厚のガラスと比較して約200倍、アクリルと比較すると約30倍の強度があります。実際にスペースシャトルの窓や、宇宙飛行士、自衛隊や米軍のシールドなどにも使われています。
ほかにも、傷つきにくい、プラスチックやガラスよりも軽い、紫外線保護機能があるという利点があります。
衝撃を受けると歪みやすく、レンズの交換が必要になるという弱点もありますが、目の安全を守るためには許容範囲内ではないでしょうか。
デザインはゴーグルタイプとフレームタイプ
・ゴーグルタイプ
名前のとおり、プールで使用するゴーグルに似たデザインです。頭にしっかりと装着できるので、ずれたり、外れたりしにくいので激しい動きをするスポーツにも対応します。運動量の多い、サッカーやバスケット、野球などに向いています。
・フレームタイプ
レンズが大きめで、フレームが太いデザインなので、普通のメガネよりスポーティなメガネという感じです。レンズがクリア色のサングラスのような形でおしゃれなものが多いです。
人とぶつかり合ったりしない、あまり激しくないスポーツ向けです。普段使いもできますし、別売りの小物でゴーグルタイプに変えることができるものもありますよ。
子ども用スポーツメガネのブランド3選
世界規格をクリアした【プロギア】
プロギアアイガードは五つの特徴を打ち出しています。
・抗ショック性の運動用度付対応保護メガネ
・世界で唯一、ASTM(米国規格)EN(欧州規格)JIS(日本規格)の厳しい三つの規格をクリア
・レンズ・フレームともに衝撃に強いポリカーボネート素材を使用
・特殊なレンズ加工による耐衝撃性抜群の仕上がり
・安全性だけでなく、ファッション性も重視したデザイン
デザインによっては10種類のカラーがあるものもあります。明るくきれいな色も多いので、女の子でも気に入った色のメガネを見つけることができそうです。