乳児はいつから預ける?事前準備や預け先など気をつけることをご紹介
「乳児はいつから預けられるの?」と疑問に感じるママもいるのではないでしょうか。また、仕事以外では預けられないと思っているママもいるかもしれません。しかし、方法によっては用事やリフレッシュを兼ねての利用もできるのです。そこで今回は預け始める時期や方法、事前にしておいた方がよい準備などをご紹介します。
赤ちゃんはいつから預かりOKなの?
母乳での育児中でも預けられるの?
まず、現在の日本では、育児中に一時保育を利用することは、リフレッシュのためにも推奨されています。生後3~4カ月になると、授乳の合間に少し預けてヘアサロンや歯医者など短時間でできる施術や治療をするママも多くいます。
問題は完母で長時間預ける場合です。長時間預ける場合、寝る前だけは搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませたり、ミルクにするなどして、徐々に哺乳瓶に慣れさせておくと良いでしょう。
実母や義母に預ける場合気をつけること
実母や義母は子育てをしてきた先輩でもありますが、ブランクもあり、歳も重ねていますので、長時間泣くことに慣れていなかったり、子育てに関する知識が昔と今では違っていたりすることから、トラブルも起こりがちです。
日頃から会う機会を設けることで、預ける場所に慣れさせることもできますし、離乳食が始まっている場合はアレルギーや子どもの好みについても説明できるなど、子どものことを共有してもらうことができます。預かる実母や義母も安心できますしね。
また「絶対にやってほしくないこと」はあらかじめ伝えておく方が良いでしょう。
一時保育は0歳からOKの施設もある
例えば愛知県の名古屋市には公立保育所によるリフレッシュ預かり保育事業があります。保育所に入所していない就学前の児童が対象で、概ね「生後6カ月から」や「産休明けから」一時保育を利用できます。利用料は一部をのぞき1,200円です。そのほかの市町村でも、保育所や子育て支援センターなどで乳児の一時保育をしてもらえる自治体がありますので、お住いの市町村のHPをチェックしてみてください。
完母でも短時間預かりを利用できますのでぜひチェックを。あまり浸透していませんが「リフレッシュ」としての一時保育は推奨されていますので、利用してみてください。
乳児を預ける時に気をつけることは?
ママの心理的な負担を減らすこと
しかし一旦その場からママがいなくなると、個人差はありますが、諦め、新しい場所を理解し、好奇心を持ち、徐々に環境や人に慣れ受け入れていきます。これは子どもにとって新しい経験を通した成長の一歩とも言えます。子どもにとってママ以外の人と過ごすことがプラスであると思えると、心の負担も減るのではないでしょうか。
何名かの保育士さんの話では、ママが不安をあらわにするほど子どもに伝わるということなので、保育者に信頼感を示し、振り返らずに預けた方が良いとのことです。
信頼できる施設を探すのが最も大切
園を見学し、どのようなスケジュールで保育が行われているのか、持ち込み品の規定など、説明をしっかり聞いておきましょう。また日中気をつけてほしいことやアレルギーのことなどをお伝えしておくのも大切です。子どもを家族以外に預ける時にもっとも大切なのは、信頼できる施設かどうかという点を自分で見極めることです。
ある日突然1日預けるよりも、はじめはリフレッシュのための短時間預かりから利用し、施設の方とのやり取りの中で、不安なく預かってもらえるかを見極めていくのも良いのではないでしょうか。
子どもの好みや日課を共有しておく
実母や義母に預ける時は、遊びの時間や離乳食の時間をいつもと同じにしてもらったり、飲みなれた物をあらかじめ用意したり、お気に入りの番組を録画しておいてもらったりするのも良いですね。一時保育の施設に預ける場合は、園の1日のスケジュールに合わせることが基本となります。持ち物も指定がありますが、名前を書いておくことを忘れずに。心配事は園の先生に伝えておくと安心です。
月に何度か利用したいなと思っている場合は、同じメンバーがいる一定の曜日に利用するなどで、場所慣れ効果があり、安心感に繋がりやすいようです。