子どもと花火を楽しもう!安心安全に楽しむために気をつけること
夏といえば花火ですよね。子どもと一緒に花火大会へ出かけたり、手持ち花火を楽しんだりしたいと思っているママもいるでしょう。そこで今回は、子連れで花火大会を楽しむために気をつけることや、手持ち花火の楽しみ方などをご紹介します。花火を楽しんで素敵な思い出を作りましょう。
花火大会を楽しむにはどうしたらよいの?
花火大会デビューによい年齢
花火大会の会場は多くの人で賑わうので、ベビーカーでの移動は難しいでしょう。さらに、抱っこ紐は夏の暑さや人の熱気で赤ちゃんが不快に感じる心配があります。
おむつ替えをしたい場合も、人混みではできませんし、近くの建物にベビールームがあっても混雑が予想されます。ですから、花火大会デビューは、おむつ替えの回数が減り外出先で授乳の必要がなくなるころを目安にするとよいでしょう。
もし、赤ちゃんと花火大会に行く場合は、当日の気温や赤ちゃんの機嫌、会場の周辺情報などを気に掛けましょう。
持っておくと便利なもの
・レジャーシート
クッション性のあるものだと体への負担が少ないですよ。家族で座れるサイズだと快適ですね。
・ウェットティッシュ
除菌タイプがよいでしょう。使ったウェットティッシュを入れるビニール袋もセットで持参しましょう。
・虫よけスプレー
人が集まるとその熱気で蚊が寄ってきます。とくに、体温の高い子どもは刺されやすいので虫よけ対策は欠かせません。
・お菓子やおにぎりなどの軽食と飲みもの
会場には屋台が出ているかもしれませんが、買うために並ぶことも考えられるので持参すると安心です。
子どもが花火を怖がることを想定しよう
さらに、見える花火と聞こえる音のタイミングがずれているので、花火の音だとわかりにくく怖がって泣いてしまうこともあります。
当日は、子どもが花火を怖がってしまうことを想定しておきましょう。万が一、怖がって帰りたがった場合、出入りがしにくい場所だと途中で帰ることも難しくなってしまいますよ。
友だち家族などと一緒に花火大会に行く場合、事前に「子どもが怖がったら途中で帰る可能性もある」ということを伝えておきましょう。子どもが嫌がったら無理に鑑賞せず、潔く帰るようにしましょう。
当日に花火大会の会場で気をつけること
花火大会での場所取りのコツ
風で飛ばされることがないようにレジャーシートをガムテープで留めておいたり、四隅に重りを置いておくと安心です。席取りの際は、ほかの人と譲り合いながらマナーに気をつけましょう。
土地勘のない場所での花火大会は、どのスポットがよく見えるのかも分かりづらいでしょう。せっかく行ったのに、人混みでよく見えないと子どももがっかりしてしまいます。
馴染みのない会場の場合は、有料席を事前に購入しておくことも一つの方法です。販売時期をネットなどで確認するようにしましょう。
子どもが迷子にならないように注意しよう
とくに、子どもの手を離さないことや見失わないことが大切です。トイレに行ったり屋台で食べ物を買ったりする際なども「ここで待っていてね」などと、子どもが一人にならないように、ママもしくはパパと行動しましょう。
万が一、人混みで見失っても探しやすいように目立つ色の服を着て出かけるなどの工夫をするとよいでしょう。ママやパパの携帯電話番号などをメモして、子どものポケットに入れたり上着の裏などに貼り付けてもよいですね。「ママやパパとはぐれたら、係の人にこの連絡先を見せてね」と子どもに伝えておきましょう。
花火の煙が喘息やアレルギーの原因に?
花火の煙には火薬に使われている窒素や硫黄、銅、亜鉛といった物質が少し含まれています。この粒子を幼児が吸い込んでしまうと、咳だけではなく喘息やアレルギーを引き起こしてしまうことがあるそうです。
子どもの健康を最優先に考え、できるだけ煙が漂って来ない場所を選びましょう。花火の煙を吸い込まないようにすることが大切です。煙が気になる場合は、すぐにマスクでを着用できるように子ども用マスクを持参しておくと安心ですよ。
手持ち花火を楽しむための準備や注意点
親子で楽しめる手持ち花火
SFマークは「公益社団法人 日本煙火協会」の安全検査をパスした商品についているので、安心して花火を楽しむことができます。万が一、花火の欠陥が原因で事故が起きた場合なども、賠償を受けることができます。
最初は、線香花火などの火花が激しく飛び出さない種類がよいでしょう。子どもをママの膝に乗せて、一緒に手で持って始めてみましょう。スティックタイプの花火をする場合は、火花が出る先に人がいないことを確認してから始めるように伝えて、安全に楽しみましょう。