子どもの踏み台は折りたたみ式に!自分でやりたいを応援する必須道具
洗面所で子どもの手が水道まで手が届かないとき、ママが抱きあげて水道を使わせるということがありますね。しかし、毎回子どもを抱きかかえるのはママにとって負担ですし、子どもも自由に行動ができなくて不満がたまってしまいますよね。こんなときは、折りたたみ式の子ども用踏み台を使ってはいかがでしょうか。
子どもの踏み台の使用メリットと選び方とは
踏み台は子どもの自立心を育むアイテム
このとき、子どもがひとりで水道を使えないとしたら、子どもの「自分でやりたい」という気持ちが叶えられなくなります。意欲が失われる原因にもなり、自主性や自立心を育むことができません。
踏み台があると子どもは届かなかったものに手が届くようになり、行動範囲が広がります。手洗いや歯磨きなどの習慣を身につけるときにも役立ちますよ。
子どもの「自分でやりたい」を叶え、自立心を育むためにも、2歳頃になったら子ども用の踏み台を準備しておくとよいでしょう。
洗面所だけじゃない!踏み台の使用場所
例えば、子どものトイレトレーニングに補助便座を使う場合、ママが抱き上げて便座に座らせることが多くなります。用を足すまでに時間がかかり、トイレが間に合わなかったということもあるのではないでしょうか。
トイレに踏み台があると、子どもは自分で便座に座ることができます。用を足すまでの時間が短くなるだけではなく、便座に座っているときに足が付いていると安心感が生まれ、トイレに「怖い」というイメージを抱きにくいのもメリットです。
このほか、キッチンやリビングなどに踏み台を置くと、子どもがお手伝いや片付けをしやすくなり、自主性や積極性を伸ばすことにも繋がります。
持ち運びやすさにこだわると使いやすい
例えば、子どもが本棚の上段に絵本を片付けたいと考えたとき、踏み台を本棚の前に置く必要があります。しかし、踏み台が重くて運ぶことができなければ、子どもはひとりで絵本を片付けることができません。
子どもは絵本を片付けること自体を諦めるか、ママに踏み台を持ってきてもらったり、抱き上げてもらったりすることになります。これでは踏み台のメリットが半減してしまいますよね。
重さが1kg程度で、持ち手などが付いている踏み台であれば、子どもがひとりで持ち運びしやすくなります。使いたいときに使えるため、子どもの意欲を伸ばすことが可能です。
折りたたみ式踏み台のメリットとデメリット
場所をとらないからどこでも収納できる
トイレや洗面台の前などは踏み台を使う回数が多いため、踏み台は置きっぱなしの方が便利です。しかし、キッチンなどは子どもが踏み台を使うことが少なく、置きっぱなしにする必要はありません。
むしろ、キッチンに子ども用踏み台を置きっぱなしにしていると、ママにとって邪魔になることが多いでしょう。踏み台を使う回数が少ない場所では、普段はどこかに収納しておきたいですよね。
据え置き式の踏み台は、スペースが限られているキッチンでは収納場所に困るかもしれません。折りたたみ式の踏み台は場所を取らないため、冷蔵庫と壁の間といった狭い隙間などにも収納することができます。
屋外でのイベントでも大活躍
例えば、子どもの運動会で写真や動画を撮影するとき、踏み台があれば後ろの方からでも撮影が可能です。一段高い場所から撮影できるため、「前の人の頭で前が見えない」ということも少なくなりますよ。
また、キャンプやバーベキューのとき、踏み台を椅子代わりに使うこともできます。天面が広い踏み台ならミニテーブルとして使ってもよいですね。
耐荷重80kgなどの踏み台なら大人から子どもまで使うことができます。コンパクトに収納できるため複数所有にも向いており、踏み台兼アウトドアチェアという感覚で折りたたみ式踏み台を3台以上持っているママもいるそうですよ。
使い方次第では思わぬケガの原因にも
とくに注意したいのは、組み立てるときに指を挟む事故です。子どもの指は大人よりも細く、わずかな隙間にも入ってしまうため、可動部の隙間の大きさをチェックしてから購入しましょう。
また、安全な組み立て方を事前に伝えておき、慣れるまではママが一緒に組み立てるとよいですね。持ち手を引っ張るだけ、床に置いて天面を押すだけなど、簡単に組み立てられるタイプがおすすめです。
また、折りたたみ式踏み台は据え置き式に比べて耐久性が低くなります。踏み台に飛び乗ったり勢いよく座ったりすると、破損して怪我をする可能性があるため要注意です。
デザイン性が高くて大人も使える踏み台
キャラクターで子どものやる気を引き出す
折りたたんだ状態の厚さは5cm程度と薄いため収納場所に困らないほか、持ち運びに便利なハンドルが付いていることも大きな魅力です。室内だけではなく、屋外で椅子としても利用できます。
耐荷重は80kg、高さは21cmの「S」と、38.5cmの「L」の2タイプです。
色やデザインが豊富ですので、家族全員で一つずつ所有してもよいかもしれません。子ども用はS、大人用はLという風にサイズを分けておくと用途が広がりますよ。