パパが仕事ばかりだと家庭は大変!ママの悩みや問題点と対処のコツ
最近は家事や育児に積極的な男性が増えた一方で「ワンオペ育児」が注目されているように、育児はまだまだママひとりに任せっきりという家庭もあります。仕事に意欲的なパパは頼りがいがあるものの、パパが仕事ばかりだと家庭は大変ですよね。今回は仕事ばかりのパパに対する悩みや不満、問題点や対処法などをご紹介します。
仕事ばかりのパパに関する悩みや不満
パパとの時間がなくて子どもが可哀想
例えば「子どもがパパと過ごす時間がなくて可哀想」と感じているママもいます。仕事で忙しいと、朝早くに出かけて子どもが寝た後に帰宅するということも多いですよね。また、仕事でなかなか休みが取れない、休みの日は疲れて寝てばかり、という家庭もあるでしょう。
子どもは「休みになったらパパと一緒にあれをしよう」とパパと過ごす時間を楽しみにしています。しかし、実際は仕事が原因でその願いが叶わないこともあり、そのたびにがっかりする子どもを見るのはつらいですよね。
共働きなのに家事や育児を放置するのが不満
お互い働いていることに変わりはありません。それなのに家事や育児を任せっきりにするパパに対して、ママは「なぜ自分だけ」と不満を抱くこともあるのです。
働くママの多くは、家事や育児とのバランスを考えて仕事のスケジュールを組んでいます。本来、家事や育児は夫婦で協力して行うものです。それなのに、パパだけが仕事を理由に家事や育児を免除されることに納得がいかない人もいるでしょう。人によっては、パパが家庭や育児に興味がないと感じてしまうかもしれません。
仕事一筋のパパとの今後の生活に疑問を抱く
夫婦は支え合って家庭を築いていくものです。しかしパパの気持ちが仕事ばかりに向いていると、家庭や夫婦のあり方に疑問を抱いてしまいますよね。またパパが仕事をするのは家族のためとわかっていても、育児や家事をママひとりで行っているとふとしたときに孤独を感じるかもしれません。
将来子どもが成長して巣立った後は、また夫婦2人の生活が待っています。仕事ばかりだったパパと将来夫婦として向き合えるのか、心配になるママもいるでしょう。
パパが仕事ばかりのときに生じる問題点
子どもがパパになつかなくなる
パパは家族のために頑張って働いていても、小さな子どもにはそのような状況は理解できません。そのため、仕事ばかりでパパが子どもと過ごす時間が少なくなればなるほど「子どもがパパになつかない」という問題が起きやすくなるのです。
パパが子どもと接する時間が少ないと「パパが抱っこすると泣く」「パパは嫌、ママがいい」など、子どもに拒否されてしまうことがあります。嫌がる子どもとどう接したらよいかわからないパパは、積極的に関わろうとしなくなるかもしれません。するとさらに子どもと距離ができる、という悪循環に陥ってしまうこともあるのです。
ママの家事や育児の負担が大きくなる
しかし、仕事が忙しいパパの場合はママが仕事をするようになっても、パパが家事や育児をする時間が物理的に取れないということもあるでしょう。そのため、ママだけに家事や育児の負担が大きくのしかかるという問題もあるのです。
パパの中には「自分より労働時間が少ないのだから、家事や育児をする時間はあるだろう」と考える人もいます。仕事ばかりのパパは、実際にママがこなしている家事や育児の内容を把握していないのかもしれません。パパの理解がなくママの負担が増える一方では、体力的にも精神的にも追い詰められてしまいますよね。
パパとママの夫婦関係に溝ができる
夫婦円満でいるためには、会話は大切なポイントです。仕事ばかりで夫婦のコミュニケーションが取れないと、お互いの気持ちが理解できずに思い込みやすれ違いで夫婦関係に溝ができてしまいます。
そのため夫婦で会話をして「相手が今どう感じているか」「何を不満に思っているか」などを知ることが大切です。大きな溝ができる前にお互いが歩み寄れるように、問題は小さなうちに解決することが重要ですよ。
パパが仕事ばかりするときの上手な対処法
ママと子どもで楽しく密な時間を過ごそう
まず、ママと子どもで楽しく密な時間を過ごすことに意識を向けてみてください。「◯◯君のパパはよく子どもと遊んでいるのに」とほかの家庭と比べるのを辞めてみましょう。それだけでも少しママのストレスが和らぎますよ。
ママひとりだと何かと大変と思うかもしれません。しかし、パパに気を使わずママが好きなように子どもと過ごせるメリットもありますよ。パパの不在を気に病むのではなく、ママ自身が楽しく過ごせるようにしてみましょう。ママの気持ちが安定していることが、子どもにとっては大切なのです。