年子育児で上の子がやきもちを焼いたら?大変な時期を乗り切るヒント
年子で2人目を出産したママやこれから出産予定のママは、年子の子育てに不安を持っているのではないでしょうか。とくに、「上の子が、下の子にやきもちを焼いたら大変だろうな」と心配になりますよね。ここでは、年子育児の大変さや、上の子のやきもちをうまく回避するコツなどをご紹介します。
年子育児の大変さと年子育児のメリット
下の子と上の子が同時に泣き出すことも!
同時に泣き出されると、ママ1人で対処するのはとても大変ですよね。でも、1人の子だけにかまってはいられませんので、同時に落ち着かせるための方法を自分で考えておきましょう。
友人ママは、2人同時に泣き出したときは「とりあえず下の子を抱っこ紐で抱っこして、上の子も自分で抱っこするか、上の子のお気に入りの音楽を流す」といっていました。
もしものときのために、上の子の気がまぎれる方法があると、そのすきに下の子のおむつを替えたり、ミルクをあげたりして泣きやませる時間をとれるようです。
上の子はまだ我慢できる年齢ではない
上の子に「お姉ちゃんだからもうちょっと待っててね」「お兄ちゃんなんだから我慢して」などといっても、まだ我慢できる年齢ではありません。上の子に言葉でいってもなかなか伝わらないので、不満そうにしていないか、拗ねたりしていないか、気づいてあげることが大切です。
我慢してくれることもありますが、機嫌が悪いと泣き出すこともありますし、一度泣き出したら泣きやませるのが大変になりますよ。上の子もまだ我慢できる年齢ではないということを忘れないでくださいね。
大変な時期が一気に終わるのはメリット
年齢が離れている場合、上の子のお世話にだいぶ手がかからなくなったなと思ったときに、赤ちゃんのお世話がはじまり、ずっと赤ちゃんのお世話をしている気分になるので疲れることもあります。
その点、年子の場合は、子どもが小さいうちはとても大変ですが、1人遊びができるようになったり、子ども同士で2人で遊んでくれるようになったりするころになると、大変な時期は一気に終わります。
大変な時期を乗り越えて振り返ってみると、けっこう楽しかったなと思えるようになりますよ。
やきもち軽減!家族が協力できる三つのこと
ママ以外にも甘えられる人を作る
たとえば、おじいちゃん・おばあちゃんやママのお姉ちゃん・お兄ちゃんなど、身内に甘えられる人を作っておくと年子の育児が少し楽になりますよ。そのためには、日ごろから会って遊ばせて慣れさせる必要があります。もし、実家が近ければ、ときどき帰ってママ以外の家族と遊んでもらいましょう。
実家に帰れない場合もありますので、、近所で仲のよいママ友を作っておくと、一緒にいるときは頼れるかもしれませんね。
上の子とママの2人きり時間を作ってあげる
上の子がたくさん甘えられるように、ママと2人きりになれる時間を作ってあげることも大切です。おばあちゃんに下の子のお世話をお願いできれば、1、2時間でもよいので、2人で公園にお出かけしたり、お散歩したりしてみてください。ママと2人の特別な時間をとても楽しんでくれます。
おばあちゃんに頼れない場合は、パパが休みの日に下の子のお世話をお願いしたり、地域の一時預かりサービスを利用したりするのもよいですよ。
日々奮闘するママの心のケアも忘れずに
たとえば、家事を完璧にこなそうとしないことです。ちょっとぐらい手を抜いても、生活に困ることはありません。掃除は時間があればやるだけでも大丈夫です。また、料理も栄養バランスが気になるかもしれませんが、惣菜やレトルトも取り入れながら適度に手を抜きましょう。
一番のストレス解消は、1人の大変さを誰かに聞いてもらうことです。話をするだけでもとてもすっきりしますよ。パパや友人、両親など誰でもかまわないので、辛いことがあったら話してみてください。