乳児との散歩はいつからできる?場所選びやメリットと注意点
赤ちゃんが産まれて1カ月が過ぎようとすると、かわいい赤ちゃんを連れて外に出たくなりますよね。でもまだ未熟な赤ちゃんにとって「いつから、どのくらい」のお散歩から始めたらよいのでしょうか。楽しい散歩のおすすめ場所や注意点にも触れていきたいと思います。散歩デビューのお手伝いさせて下さいね。
散歩はなぜ必要?開始時期やポイントを学ぶ
いつから始めればいいの?
一般的には1カ月健診が過ぎてからと言われていますが、ママの産後の体調や、赤ちゃんのその日の具合やご機嫌によって、ゆっくりと開始しましょう。赤ちゃんはまだ皮膚が弱いので、散歩といっても最初は外気浴から、ベランダや庭に出て外の空気を感じます。直射日光が当たらないように気を付けて、外の空気に慣れてきたら徐々に外にいる時間を増やしていけるとよいですね。
散歩の必要性とメリット
散歩をすることで、赤ちゃんの皮膚や呼吸器に抵抗力がつき強くなり、また日光を体に浴びることで体内時計が整い、昼夜逆転を治すのに効果的だと言われています。室内にこもっていると、言葉を話せない赤ちゃんとの接し方に困ったり、赤ちゃんのお世話でストレスがたまっているママもいると思います。
そんな時は散歩に出て気分転換とともに季節を感じることで「お花キレイだね」「暖かいね」「ワンワンかわいいね」など自然と声掛けが増え、赤ちゃんも肌で季節を感じ、楽しむことが出来ると思います。
時間と場所を選ぶポイントとは?
散歩の時間は午前中か夕方がおすすめです。なぜなら午前11時頃から午後14時までは特に紫外線が強い時間帯だからです。赤ちゃんの授乳や離乳食の時間、お昼寝の時間に当たらないように注意して、散歩の時間を考えることをおすすめします。
散歩の場所としては、窓際やベランダの外気浴から始まり、次に家のまわりを一周します。外気に慣れてきたら近所の公園まで散歩して、少し公園での時間を楽しむことが出来たらよいですね。
乳児と散歩するときの持ち物や注意点
散歩に必要な持ち物とは?
【30分以上散歩する時の持ち物】
・おむつ、おしりふき、使用済みおむつを入れる袋、オムツ替えマット
・飲み物、おやつ
・タオル
・帽子、着替え一式
・母子手帳と保険証
上記の他に「バスタオルやおくるみ」があると、赤ちゃんが眠ってしまった時や急に寒くなった時に使うことが出来ます。かさばるのでお昼寝してしまいそうな時は持参しましょう。「レインコートやレインカバー」なども雨に降られてしまった時にあると便利です。オムツの枚数は散歩時間に合わせて持っていくことをおすすめします。散歩時間が短くても飲み物は忘れないようにして下さいね。
ベビーカーと抱っこひもの使い分け方
【抱っこ紐】
しっかり赤ちゃんを支えてくれるため、両手が自由に使えるのが最大のメリットです。また身動きがとりやすいこともメリットといえるでしょう。その反面、長時間の外出には腰・肩に負担がかかりますのでおすすめしません。
【ベビーカー】
ベビーカーA型なら赤ちゃんを寝かせて移動ができるので、月齢の小さな赤ちゃんでも体に負担が少なく移動が可能です。また買い物などの荷物を入れるスペースもあるので便利に使うことができます。デメリットとしては公共の乗り物などに乗る際に折りたたむ必要が出てくることです。
散歩するときの注意点
【服装】
夏は通気性がよく吸水性のある衣服を、冬は防寒性が高いものを選びましょう。屋内にも対応できるように、薄手の羽織ものやレッグウォーマーの持ち運びをおすすめします。
【紫外線対策】
直射日光は赤ちゃんの体力を奪ってしまうので、帽子やベビーカーの日よけグッズを活用します。特に夏はベビー用の日焼け止めを塗って肌を守ってあげて下さい。抱っこ紐使用の時は日傘があると安心ですよ。
【水分補給】
長時間出かける時は母乳やミルクで水分補給をしましょう。冬も乾燥しているので水分補給が大切になります。哺乳瓶やマグの持参を忘れないようにしましょう。