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一人っ子の子どもは増えている!育児中の悩みと特徴に合わせた対処法

一人っ子の子どもは増えている!育児中の悩みと特徴に合わせた対処法

最近増えているといわれる一人っ子は、たっぷりと愛情を注いで育てられてよいという声がある反面、一緒に遊んだり喧嘩したりする兄弟がいないため、わがままにならないかと心配する人もいます。ここでは一人っ子が増えている理由や兄弟がいる子との違い、一人っ子ならではの育児の悩みと対処法についてご紹介します。

「一人っ子」が増えている理由とメリット

少子化や晩婚化により増える「一人っ子」

厚生労働省による出生動向基本調査によると、結婚後15~19年経った夫婦が最終的に出産した子どもの平均人数は1940年では 4.27人でした。それが2005年には2.09人になり2015年では1.94人にまで減少しています。

特に都市部では一人っ子が増加傾向です。理由としては男女ともに仕事で活躍する場があり晩婚化が進んでいること、核家族が多く子どもの世話をする人が少ないこと、子育てにかかる経済的負担が大きいことなどがあげられます。

昔は大家族が多くおじいちゃんおばあちゃんが子どもを見たり、地域のみんなで子どもを育てる風潮があったりしました。国立大の授業料も今の半分以下だったケースがほとんどです。現代は昔よりも子育てしにくい環境だといえますよね。

「ひとり」の子どもに集中して育てられる

たくさん子どもがいても世話をするのがほとんどママだけの場合、子ども一人ひとりに時間をかけて丁寧に見られない可能性が出てきます。習いごとでも兄弟が多いと、経済的に全員の希望をかなえられないかもしれませんよね。

けれども一人っ子の場合は、その子だけに集中して子育てができます。子どもを丁寧に見られますし、やりたい習いごとも心おきなくできる場合も多いでしょう。

喧嘩も大切な体験ですが、兄弟喧嘩のたびにママが仲裁に入ったり叱ったりするのは大変ですよね。仲裁のしかたで子どもが不満を持てば、お姉ちゃんが「妹ばかり可愛がる」などと訴える場合もあり、ママは兄弟に平等に接する気配りが必要です。

一人っ子はその子だけに集中して愛情を注げるというメリットがありますよね。

子育てにゆとりがある生活がおくれる

一人っ子だと子育てにゆとりを持ちやすいです。小さいころは特にたくさん出る洗濯物一つとっても、兄弟が多い家よりは少なくてすみますし、お弁当作りや給食袋など家でママが作るものも一人だけの期間で終わりますよね。

幼稚園や保育園、小学校の役員も一人っ子ならば一人分です。子どもが多いと下の子たちがある程度大きくなるまでは仕事が制限される場合も多いですが、一人っ子ならば働きに出やすいですよね。

一人あたり10,000,000円以上ともいわれる教育費が一人分しかかからないというのも大きいでしょう。一人っ子のママの中には、できれば老後の人生設計まで見通しを立て、経済的にも気持ち的にも焦らずじっくりと子どもに向き合いたいと考える人もいますよ。

「一人っ子」と兄弟がいる子との違い

マイペースでおおらかな性格

兄弟がいると食べ物からママの愛情まで競争して獲得する場面が出てきます。しかし一人っ子はいつも自分専用のものがあり、ママの愛情も自分だけのものですよね。

そのような満たされた環境で過ごした一人っ子は、競争心少ない場合が多いです。ほかの子と争ってまで自分を押し通そうとする気持ちが少ないので、すぐにおもちゃを譲ったり、ほかに遊びたいものがあってもお友達の遊びたいものにつき合ったりするケースもあります。

マイペースな子も多いです。お友達同士の関係を見て臨機応変に対応するのは難しいかもしれませんが、どの子にも同じように接したり落ち着いて最後までやり遂げることができたりしますよ。

おっとりと育ったおおらかさで人に愛されやすいのも特徴です。

他人と打ち解けるのに時間がかかる

兄弟がいると自己主張しないと自分の意見が通らない状況が多いのに対して、一人っ子はママが気持ちを察してくれるのであまり自己主張しなくても不自由しません。また、兄弟の序列を肌で感じてうまく立ち回るという経験もありません。

するといつのも調子で自分を分かってくれない、パパママ以外の人たちと打ち解けるのに時間がかかる場合があります。最初はママの後ろに隠れて様子を伺い、慣れてくるとだんだんとお話できる子もいますよね。

中には大人と接するのは得意な一人っ子もいます。ふだん大人であるパパママといろいろなことを話しているので、大人との関係は慣れているのです。

お友達のママやご近所の人とは楽しく話せても、同世代の子どもと話すのが苦手という子もいますよ。

頼らないでひとりでやる傾向が強い

下の子は上の子を真似ていろいろなことを覚えていきます。お手本があると物事を身につけやすいメリットがありますが、一人っ子には上の子のお手本がありませんよね。

ママをお手本にできるいっても、大人目線のママよりも子どもの目線に立てる兄弟のお手本のほうがより身近な場合もあります。お手本のサンプルが少ない一人っ子は、自然と独自の方法で問題を解決するケースが多くなります。

中国の西南大学で一人っ子と兄弟がいる学生の比較調査をしたところ、一人っ子は既成概念に捉われない自由な発想で問題を解決する能力が高かったそうです。また、他人に頼らずひとりでやる傾向がありました。

一人っ子は子どものころからひとりで問題に取り組む習性がついているのかもしませんね。

「一人っ子」育児の悩みと対処法

お友達との関係づくりが心配

年が近い兄弟同士で遊ぶことがない一人っ子は、ほどよいバランスで意見を主張したり譲ったりしてお友達と関係をつくることに慣れていません。わがままになったり、反対に相手のいうことをなんでも受け入れたりすると、良好なお友達関係は難しいですよね。

一人っ子がほかの子に興味を持ち始めたら積極的に児童館や公園など、同じような年齢の子が集まる場所に行って遊んでみましょう。最初はおもちゃを取り合ったり喧嘩になったり、茫然と立っているだけだったりする場合もありますが、それも人間関係を学ぶ第一歩です。

保育園や幼稚園はママなしで同年齢の子と過ごせるため、お友達関係を学ぶのによい環境ですね。そこでお友達ができると、兄弟のように心を開いて遊べる場合も多いですよ。
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