妊娠検査薬はいつから使える？商品の仕組みやタイミングの紹介

2019,6,5 更新

生理が来ないけど検査したら陰性だった場合

生理が来ていないと「これって赤ちゃんができたんじゃないの？」と思いますよね。しかし、生理が来ていなくても、検査薬を使用したときに陰性になる場合もあります。

生理が遅れる原因は色々ありますが、ホルモンバランスの乱れも大きく関係しているといわれていますよ。最近は結婚してからも働く女性が多いため、疲れやストレスが溜まっている方も多いです。ホルモンバランスが乱れると生理周期が崩れるため、生理が何カ月も来ないこともありますよ。

ほかにも、排卵日が遅れていると、自分が思っている生理の周期とずれることがありますよね。生理予定日が間違っていると検査薬を使っても反応しないことがあるため、心配な方は病院で診てもらうと安心でしょう。

陽性反応は出たけどつわりなどの実感がない

「食べものの匂いで気持ち悪くなる」「お腹がぐにゅぐにゅ動いているようで気持ちが悪い」など、妊娠すると体調が変化すると聞いたことがある方は多いでしょう。自分なりの妊婦さんのイメージがついてしまっていると、検査薬で陽性反応が出ても「体調もいつもどおりだし、間違っていない？」と疑ってしまうことがあるかもしれませんね。

妊娠して起こる様々な症状は、すべての方が経験するわけではありません。妊娠してからも体調に変化なく元気に過ごせる方もいますし、つわりの症状が早い時期から始まる方もいるなど、人によって体の変化は違うでしょう。

陽性反応が出た場合は体調の変化に関係なく、病院で調べてもらうことが大切ですよ。

早期タイプと通常タイプの違いを紹介

どうやって選ぶ？妊娠検査薬の選び方

検査薬には日本製と海外製のものがあり、日本製のものでも様々なメーカーから販売されているため「どれを使えばいいか分からない」と悩む方も多いかもしれませんね。先輩ママたちはどのように検査薬を選んでいたのか見ていきましょう。

先輩ママ：私は妊活を3年くらい続けていたため、お手頃価格で購入できるアメリカ製のものを使用していました。「なんとなく日本製のほうが正確に調べられそう」と最初の1年は日本製を使っていましたが、お金のことを考えて海外製に変えましたよ。

友人ママ：私はドラッグストアに売っていた日本製のものを使用していました。海外のものと比べるとお値段は少し高めですが、スティックタイプで使いやすいところが便利ですよね。

早く結果を知りたいときは早期妊娠検査薬を

「妊活をしていて、少しでも早く結果が知りたい」「妊娠しているか毎日不安なので、できるだけ早く確かめたい」など、妊娠しているかどうかを早めに知りたいという方も多いのではないでしょうか。

先ほどご紹介したように、早めに知りたい方には早期妊娠検査薬がおすすめします。こちらの検査薬の場合は、一般的な検査薬と比べて感度が高いため、少ない妊娠ホルモンでも陽性反応が出るようになっています。

海外製のものと同じように生理予定日前（3～4日）から使用できますよ。しかし、排卵日や着床日が少しでもずれていると、妊娠していても陽性反応が出ないことがあるので注意が必要です。早期妊娠検査薬を使用して陰性でも妊娠している可能性もあるので、様子を見ましょう。

手軽に入手するなら日本製の妊娠検査薬

検査薬は日本だけでなく海外でも生産されているため、種類がかなり多く迷いますよね。「ほしいと思ったときに手軽に検査薬を買いたい」という方は、ドラッグストアなどに売られている日本製のものを購入するとよいですよ。

最近では海外製の検査薬もドラッグストアで売られていることもありますが、日本製のほうが数が多く説明書も分かりやすいです。海外のものは価格が安いのはよいですが、説明が少なくネットでしか購入できないものもあるので「買うのに時間がかかる」「使い方がよく分からない」というデメリットもあることを知っておきましょう。

日本製のものなら、仕事帰りや買い物のついでに手軽に購入できるため、好きなときに買えてよいですね。

妊娠検査薬を使用するときの注意点

失敗しないために正しい使用方法を守る

「検査薬を初めて使ったときは、使い方が分からず失敗した」「使用時期がずれていて、正しく反応しなかった」など、検査薬をせっかく購入したのに失敗した経験がある方も多いのではないでしょうか。検査薬は正しく使用しないとうまく判定ができないため、説明書をしっかり読むことが大切ですよ。

とくに、海外製のものは説明が分かりにくいことが多いので、使い方に注意しましょう。日本製のものも使用できる時期が違うと妊娠していても陰性になるため、自分の生理周期や排卵日などを確認しておくと安心です。

また、尿をかける時間や、場所なども間違えないようにしましょう。一度失敗すると新たに購入しないといけないので、正しく使用してくださいね。

化学流産に気づいてしまうことも

検査薬は妊娠しているかを調べられるものですが、なかには検査をしたことで化学流産に気づいてしまい悲しい思いをする女性もいます。化学流産は、受精卵が子宮内膜に着床してから長続きせずに、妊娠が継続できず流れてしまうことをいいます。

一度着床すると、体は妊娠を継続できるように妊娠ホルモンの分泌が増えるため、検査薬で調べると妊娠しているかのように薄い線が出ることがあるのです。薄くても線が出ると「ついに妊娠したんじゃない？」と嬉しい気持ちになりますが、病院でしっかり診てもらうまでは舞い上がりすぎないようにしましょう。

化学流産の可能性もあるということも頭に入れておき、落ち着いて行動することが大切ですよ。

陽性でも正常妊娠とは限らないので受診を

「妊娠しているかも？」と検査薬を使用して陽性反応が出たときに、どのように行動すればよいのか悩みますよね。陽性反応が出たすぐあとに、病院に行く方も多いでしょう。

しかし、陽性反応が出ても受診が早すぎると、赤ちゃんを包んでいる胎嚢の確認が難しく、正常な妊娠と判断できないことがあります。受精してから3週間前後で胎嚢の確認ができるため、そのくらいの時期に病院に行くとよいですよ。

流産や子宮外妊娠など、正常な妊娠でない場合もホルモン分泌によって陽性反応が出る場合があるので、検査薬だけで済まさず病院に行って確認しましょう。陰性の場合でも、生理が来ないときは何か異常がないかを診てもらうことが大切ですよね。