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生理が辛くて仕事できない!和らげる方法や放置しておくと危険な理由

生理が辛くて仕事できない!和らげる方法や放置しておくと危険な理由

生理の量が多いなら子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮の筋肉の一部にできる良性の腫瘍で、30歳以上の女性の20~30%にあるといわれています。

できる場所により、「筋層内筋腫」、「粘膜下筋腫」、「漿膜下筋腫」の三つのタイプにわかれます。また、二つ以上が同時にできる「多発性筋腫」という場合もあります。筋腫の大きさも米粒くらいから、大人の頭くらいまでさまざまです。筋腫の場所、大きさにもよりますが、月経血の量が多くなるのが一般的な症状です。

場所によっては自覚症状がないので、筋腫がかなり大きくなっても、「下腹が太っただけかも」などと気づかないケースもあります。貧血や不妊の原因にもなりやすいので、痛みがなくても生理の量が多いと思ったら、産婦人科を受診してみてください。

放置しておくと不妊やがんのリスクがたかまる

子宮内膜症の中で、卵巣内にできるものをたまった血液がどろどろとした状態になることから「卵巣チョコレートのう胞」と呼びます。チョコレートのう胞の0.72%ががん化するという報告があります。

また、子宮筋腫は良性のものですが、子宮筋腫と子宮肉腫(がんの一種)の判断は難しく、手術をしてわかることもあります。両方とも放置するとガンのリスクがたかまる可能性があります。

また子宮内膜症では臓器の癒着などを引き起こし、卵管が正常に働けなくなる場合があります。子宮内膜症で妊娠を望む方の約3割が不妊であるという報告もあります。子宮筋腫に関しても、できる場所によっては受精卵の着床のさまたげになることがあり、不妊の原因になりやすいといわれています。

まとめ

一般的に10~13歳ころに生理が始まり、50代で閉経するまで、女性はその人生の大半を毎月の生理とともに過ごしていきます。

ストレスで生理が遅れたり、毎月生理痛がひどかったり、生理は女性の体のバロメーターかもしれません。

生理とは赤ちゃんを迎えるための、大切な体の準備です。少しでも快適に付き合っていくために、生理について病気との関連、生理休暇という制度の理解など、知識が重要です。また自分の気持ちやセルフケアで少しでも楽になれる方法を知って、うまく付き合っていけるとよいですね。
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