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生理が辛くて仕事できない!和らげる方法や放置しておくと危険な理由

生理が辛くて仕事できない!和らげる方法や放置しておくと危険な理由

生理痛、辛いですね。みんなどうしているのでしょう。生理休暇をご存知ですか?どのくらいの女性が実際使ったことがあるのでしょうか。痛みは人それぞれ、理解はしてくれても本当の辛さは誰にもわかりません。このまま我慢していいのか、病気の場合もあるので、適切に判断して病院へ行きましょう。

生理痛が辛いとき仕事はどうしている?

我慢して働いている女性が大半

「あぁ、もう少しで生理になるな…」腰は重く、体がむくみ、体重が増えたり、化粧のりが悪かったりしますね。毎月1度の憂鬱な日々です。

周りの女友だちに「生理になりそう」と話してみると結構な割合で「面倒だよね…」とか、同情まじりの返答が返ってくることが多いのではないでしょうか?みんな声を大にしては語らないものの、結構生理に悩まされているものです。生理痛がなくても、洋服の色を気にしたり、トイレの回数が増えたりする方もいます。生理がなくても別のいろいろな不安がでてくるし、生理とは来ても来なくてもやっかいなものですね。

お仕事のスケジュール、生理は待ったなしです。みんな我慢して、通常どおりお仕事をしていることがほとんどではないでしょうか。

生理休暇が取れることを知らない人も多数

生理痛が辛いとき「生理休暇」を取れることを知っていますか?

「そんなの大きな会社だけじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「生理休暇」は、労働基準法に定められている法律なので、「正規雇用・非正規雇用を問わず女性労働者であればだれでも請求できる」ものです。また、「生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない」とあります。

それを知って、あなたは生理休暇を取りますか?厚生労働省の調べでは、実際に生理休暇を取得した方は働く女性の1%以下であったという報告もあります。もちろんまだ広く知られてないということもあるかもしれません。でも、なかなか取りづらいというのも本音ですね。

上司は正直に伝えてほしいと思っている

たとえば自分の部下が、「生理休暇を取りたい」と申請してきたらどう思いますか?部下がいなくても、一緒に働いている同僚や後輩など。苦しそうな姿を見て、もっと頑張れと思うものでしょうか?

助けられる立場にいる上司なら、きっと正直に話してほしいと思っているはずです。休みたいというほど、辛いものなのだと理解を示してくれるのではないでしょうか。

確かに「生理休暇」というネーミングも女性にちょっといいづらくさせているかもしれませんね。でも、原因がわかれば対処法も考えられるはずです。毎月だいたいその時期にハードな業務を重ねない、チームで仕事を共有するなど、きっと方法はあります。ただ上司への伝え方は真摯な態度で臨みたいものですね。

生理痛を和らげるために会社でできること

服装やカイロを使って冷えを防ぐ

もちろん当然の権利だからといって、「生理休暇」を堂々と主張するのはまわりとの摩擦の原因になってしまうかもしれません。

ほかの方に自分の業務をお願いすることもあるでしょう。心配してくれる方もたくさんいらっしゃると思います。まわりへの感謝と真摯な態度を忘れないでいたいものですね。自分でできる努力はしたいところです。

たとえば、生理痛を悪化させる原因の一つに冷えがあります。カイロや温湿布を使っておへその下やおしりの仙骨(骨盤の中央にある骨)を温めるのも効果的です。お洋服もファッション性より、生理中だけは体が温まる、リラックスできることを優先に選んではいかかでしょうか。デスクにひざかけ、くつ下を常備しておくと冷え対策になりますね。

ホルモンバランスを整えるツボを押す

ホルモンバランスが崩れる原因は、ストレス、加齢や不規則な生活だといわれています。加齢はしかたないとしても、セルフケアで整えられるなら整えたいものです。自分でできるツボ押しは、手軽なセルフケアかもしれません。

耳の穴の下にあるツボは内分泌系に効果があり、女性ホルモンのエストロゲンの分泌を正常化、美肌効果、バストアップ、生理不順などにも効果的といわれています。また、手の親指と人差し指の骨が合流する部分から少し人差し指よりのくぼみの合谷(ごうこく)というツボは頭痛や生理痛などの痛みに効くそうです。耳や手なら会社でちょっとしたときに押すことができます。

ふと手を止めて、軽く深呼吸をしてツボを押すと少しだけリラックスできるから不思議ですね。

体を温める飲み物を飲む

冷蔵庫から出した飲み物は絶対飲まないという医師もいるそうです。口当たりやのどごしはよくても、体の中は悲鳴をあげていると。夏のアイスや冷たい飲み物で、秋になるとどっと疲れが出るなど、体を冷やすことは考える以上に体に負担がかかることなのかもしれません。

冷えは万病の元と昔からいわれています。生理痛もやはり冷えが悪化させている部分も大きいのです。体を温めるために、温かい飲み物を飲みましょう。夏でも常温が好ましいといわれています。

温かい飲み物は食道、胃、腸を通り、体を内側から温めてくれます。温かい飲み物といっても、カフェインの取り過ぎ、甘味の多いものなどはさけ、体に負担の少ないものを選ぶとよいでしょう。

仕事ができないほどの痛みは病気の可能性も

痛みがひどくなっているなら子宮内膜症

子宮内膜というのは、子宮の内側をおおっている膜のことで、女性ホルモンの影響により周期的に増殖し、受精卵が着床しないとはがれおち月経となります。

これと同じことが、子宮内膜以外の場所で起こってしまうのが、子宮内膜症。子宮以外の場所にできても、月経の周期に合わせて出血を起こします。その場合、出口がなく体の中に出血がとどまり、臓器や組織と癒着したり炎症を起こしたりして、強い痛みを引き起こします。特にできやすいといわれているのは、卵巣、腹膜、ダグラス窩(か)ですが、ほかの場所にできることもあります。

人によって痛みの強さはさまざまですが、月経のたびに寝込むほどの痛みを訴えたりする場合、一度産婦人科を受診してみた方がよいかもしれません。
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