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  幼児期に必要な経験はどんなこと?遊びとスキンシップから育つ力

幼児期に必要な経験はどんなこと?遊びとスキンシップから育つ力

幼児期は、イヤイヤ期であっても、親の言葉を真正面から受け止め、心も頭もキャンバスのように真っ白。親が子どもから学ぶことも多くあります。この大事な時期に親は何をしてあげたらよいのか考えますよね。そこで、今後の小学校生活や学習習慣だけでなく生きていく基本となる、幼児期に必要な経験についてお伝えします。

幼児期に育てておきたい力はどんなもの?

正しい生活習慣を身に付けること

生活習慣はすべての活動の基礎になりますよね。どんなに学校で勉強しようとしても、夜更かしだったり、朝食を適切に摂る習慣がないと頭も回りません。

また着替えやトイレに始まって、使ったものの片付けなど自分のことは自分でできないと困りますよね。小さい頃から少しずつ、身辺自立を進めていきましょう。

それには、親が決まった時間に子どもを布団に入れ、簡単なものであっても、朝ごはんを一緒に食べる習慣が第一歩です。忙しい朝なので子どもにも手伝ってもらいましょう。

最初は親がかえって大変になるかもしれませんが、お皿を出す、カーテンを開けるなど、簡単にできそうなものから手伝うことで、家族の一員として助け合うことを学び、自分のことは自分でという自覚が生まれてきます。

協調性をもって物事に取り組むこと

協調性を持つには、人の話を聞き、自分の意見を主張し、ほかの子を思いやれる気持ち、ルールを理解して従えることが必要です。それはだいたい5~6歳頃に芽生えるといわれます。

けれど、3歳くらいから、少しずつ社会性が芽生えてきますので、幼稚園などですぐに友達ができる子もいます。とはいえ、子どもが乗り気でないのに、大人の考えで友達がいないとつまらないだろうと、友達作りを焦る必要はありません。

それよりも、親と信頼関係を結び、自分が大事にされているという気持ちを子どもが持つようになれば、ほかの子のことを大切に思いやる気持ちが芽生えてきて、それが協調性につながります。

子ども主体でゆっくり友達を作り、喜びや、ときには痛みを共有する体験ができたらよいですね。

学ぶことに対して前向きな姿勢

知識を与えることはできても、学ぶことへの意欲はそれだけで身に付くとはいえません。自ら学ぶには、困難や失敗があってもめげずにやり通す気持ちが必要ですよね。

いつでも親が助けたり、教えてあげたりすると、自分だけでやり遂げる機会を奪ってしまうかもしれません。もちろん慣れないうちはそれも必要ですが、子どもが自分でやるのを見守るのも大切です。

幼児は学ぶ意欲を遊びで身に付けます。工作や泥遊び、昆虫採集など、好きなことを自由に行い、自分で工夫したり挑戦するような遊び込む経験は、子どもの自信を育みます。

ただ、見守るのと放置するのとは違います。子どもをきちんと見ていて、くじけそうになれば励ましたり、ときには解決のヒントをさり気なく示す配慮も必要ですよね。

幼児期にたくさん遊ぶことで育つ力

外遊びは運動能力を高める

子どもが外遊びで運動能力を高めることは、健康や体力作り以外に、以下のメリットがあります。

・多様な動きを身に付けられる
特定のスポーツだけをやるよりも、自由に体を動かして遊ぶことで、走る、ぶら下がる、投げる、転がる、跳ぶなど、多様な動きが身に付きます。

・社会性、リーダーシップが発揮されやすい
みんなで鬼ごっこするなど、助け合って競い遊ぶことで、子どもはさまざまな気持ちを体験し、人と関わる方法や、勝つために協力しあうことを学びます。

・教科を学ぶとき、実体験を持ちやすい
人数合わせでは計算を、シーソーでは天秤、滑り台は摩擦など、遊んだ体験を思い出し学習に結びつけることができます。

このように、運動能力は心や学習にも影響を与えるのです。

ごっこ遊びは他者との関わり方を学ぶ

ごっこ遊びには相手が必要ですよね。子どもは役の仕事をするために、いろいろな言動をします。

お医者さんごっこでお医者さんになれば、患者さんの話しを聞いて悪い所を見つけ、患者さんを思いやって治療します。また、おままごとでは、家庭の習慣の違いなどで起こる、自分の予想とは違う展開に対処することが必要です。

それに、いつも自分の希望の役になれるとは限りませんよね。ごっこ遊びそのものだけでなく、お友達と話し合って役を決めることは、次は自分よりお友達の希望の役を優先してあげようなどと他者を思いやる気持ちや、社会のルールを体験する機会になります。

ごっこ遊びは、子どもが大人の社会を真似、自由に表現する中で他者との適切な関わり方を見つけていく練習になるのです。

遊びを考える過程は想像力を豊かにする

子どもは積み木を車に見立てたり、砂場でケーキやお城を作って遊びますよね。たった一つのボールでも、砂に埋めたり、木の枝に挟んでみたり、踏ん付けたり、大人には理解しづらい用い方をすることがあります。

これは、子どもが自由に想像力を働かせて遊んでいるのです。せっかく買ったおもちゃなどで、子どもが自作の遊びをしていると、つい本来の遊び方を教えたくなることもありますが、想像力を育んでいる姿を見守りましょう。

子どもの自由な想像力は、この先ずっと必要になります。たとえば、仕事での発想力や工夫、創造力、人と話した時に共有できる豊かなイメージや気持ちを想像する力、音楽や本などから受ける想像力の最初は、子ども時代の遊びといえるかもしれませんね。

幼児期のスキンシップで育つ力

自尊感情を持つことができる

抱っこしたり、頭を撫でたりするスキンシップは、子どもに安心感を与えます。子どもが求めてきたときにしっかりと対応することが大切ですよね。

赤ちゃんの頃から、泣いたらできるだけ抱っこしてあげ、少し大きくなっても、優しくハグしたり背中をさするようなスキンシップで、日頃から愛情を示せたらよいですね。スキンシップには幸福感や、人との信頼関係や愛情を深めるオキシトシンというホルモンを脳内で分泌させる働きがあるからです。

また、オキシトシンは子どもだけでなく、スキンシップした親からも分泌され、お互いに愛情を育むことができますし、お互いのストレスを癒すことができるのです。大切にされていると感じられることが、子どもの自尊感情を育てます。

自立心や順応性が高くなる

親子でスキンシップが多いと、子どもがいつまでも甘えそうなイメージもありますが、実際にはその後の自立が早くなるといわれています。それはひとえに愛情をたっぷり味わった結果です。

子どもの不安感は、愛されている確信がないことが根幹にあります。自分が愛されていることが分かれば親から離れて、人を信頼して人間関係を広げていけます。

また、親から愛されたと思えた子は、自分が受け入れられたように人を受け入れることができ、想定外のことにも順応していくことができるようになります。とはいえ、スキンシップが苦手な方もいますよね。

そんなときは、優しい言葉や笑顔と一緒に握手したり、頭を撫でるたりすることから始めましょう。これだけでもオキシトシンは分泌されるそうです。

我慢することやストレスに強くなる

スキンシップ不足などで愛情が不足したまま育つと、自尊感情が育たず、人の期待に応えないと愛されない、価値を認められないという条件付きの関係しか信頼できなくなる可能性があります。物事を断れない、誰にも本心を表せないなど、自分も他人も信頼できないと、ストレスは大きくなり、我慢しようとしてもいつか爆発することが考えられますよね。

ストレスや我慢に強い性格は生まれつきもありますが、自分は愛されているという自信から生まれます。楽観的な気持ちも同じですよね。

我慢強くあらねばと、なんでも自分でやろうとして適度な助けを求められないのも自分を大事にできない表れかもしれません。誰かに自分の要求や気持ちを話せることは、親子で信頼関係を築くことから始まります。

まとめ

犬や猫など動物の赤ちゃんは、おっぱいを飲みながらママにペロペロと舐められ、少し大きくなると兄弟で噛みついたりじゃれ合って遊びますよね。文明社会に生きる人間は動物とは違いますが、やはり親とスキンシップをして、子どもどうしで遊ぶことが幼児期の基本になる生活なのかもしれませんね。

正しい生活習慣を身に付けることも、外遊びに誘うことも、遊びを見守ることも、将来生きる力をつけるために大切なことです。けれどその根っこにある愛情や、子どもと一緒に楽しく過ごしたいという親の心を忘れないようにしたいですよね。

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