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  幼児期に必要な経験はどんなこと?遊びとスキンシップから育つ力

幼児期に必要な経験はどんなこと?遊びとスキンシップから育つ力

自立心や順応性が高くなる

親子でスキンシップが多いと、子どもがいつまでも甘えそうなイメージもありますが、実際にはその後の自立が早くなるといわれています。それはひとえに愛情をたっぷり味わった結果です。

子どもの不安感は、愛されている確信がないことが根幹にあります。自分が愛されていることが分かれば親から離れて、人を信頼して人間関係を広げていけます。

また、親から愛されたと思えた子は、自分が受け入れられたように人を受け入れることができ、想定外のことにも順応していくことができるようになります。とはいえ、スキンシップが苦手な方もいますよね。

そんなときは、優しい言葉や笑顔と一緒に握手したり、頭を撫でるたりすることから始めましょう。これだけでもオキシトシンは分泌されるそうです。

我慢することやストレスに強くなる

スキンシップ不足などで愛情が不足したまま育つと、自尊感情が育たず、人の期待に応えないと愛されない、価値を認められないという条件付きの関係しか信頼できなくなる可能性があります。物事を断れない、誰にも本心を表せないなど、自分も他人も信頼できないと、ストレスは大きくなり、我慢しようとしてもいつか爆発することが考えられますよね。

ストレスや我慢に強い性格は生まれつきもありますが、自分は愛されているという自信から生まれます。楽観的な気持ちも同じですよね。

我慢強くあらねばと、なんでも自分でやろうとして適度な助けを求められないのも自分を大事にできない表れかもしれません。誰かに自分の要求や気持ちを話せることは、親子で信頼関係を築くことから始まります。

まとめ

犬や猫など動物の赤ちゃんは、おっぱいを飲みながらママにペロペロと舐められ、少し大きくなると兄弟で噛みついたりじゃれ合って遊びますよね。文明社会に生きる人間は動物とは違いますが、やはり親とスキンシップをして、子どもどうしで遊ぶことが幼児期の基本になる生活なのかもしれませんね。

正しい生活習慣を身に付けることも、外遊びに誘うことも、遊びを見守ることも、将来生きる力をつけるために大切なことです。けれどその根っこにある愛情や、子どもと一緒に楽しく過ごしたいという親の心を忘れないようにしたいですよね。
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