1歳児とのおままごとの遊び方は?想像力を豊かにして脳を刺激しよう
子どもが1歳になったしそろそろおままごとをさせようと思っているママも多いのではないでしょうか。しかし、まだまだ手先が器用ではないのでどのように遊べばよいのか分からないですよね。そこでここでは1歳でのおままごとの遊び方やおままごとを通して得られる効果、おすすめのキッチンをご紹介していきます。
おままごとを通して得られる効果
言葉の発達の手助けになる
というのも、食材や調理器具の名前を学ぶことができたり、料理を作る過程で「チョッキン」「グルグル」「ジャージャー」といった擬音語・擬態語を学ぶことができたり、料理を食べるまねをしながら「おいしい」「甘い」「すっぱい」といった形容詞を学ぶこともできます。
さらに、ごっこ遊びは必ず相手がいる遊びなので、言葉のやり取りを通して「ありがとう」「どういたしまして」といったあいさつや「どうぞ」「ちょうだい」といったコミュニケーションを取るために必要な言葉を学ぶこともできます。
想像力を鍛え豊かにする
また、本物そっくりのおもちゃやキッチンなどは使わず、身の回りにある物を使って「見立て遊び」をすることで、おままごとをしながら想像力を鍛えることができます。
例えば、りんごのおもちゃはりんごとしてしか使うことができませんが、ビー玉や毛糸、花、どんぐり、葉っぱなどは「こう使わなければならない」という概念がありません。そのため、さまざまな食材に見立てることができ、なにに見立てようか想像しながら遊ぶことで想像力を鍛えることができるのです。
おままごとは脳の発達にも効果的
また、ごっこ遊びは役になりきって遊びますが、そのためには、役のモデルになる人の行動を観察や記憶をして、その記憶を思い出しながら表現しなければなりません。この一連の行動は脳に多くの刺激を与えるため、脳を発達させる効果があります。
もう少し大きくなると、お友だちと複数人でおままごとをするようになります。すると、今何をすればよいのかを考えるようになったり、お友だちと役やストーリーを決めるようになったりするため、さらに多くの刺激が脳に伝わるようになります。
初めてのごっこ遊び1歳でのおままごと
まずはまねっこからはじめよう
ママがお手本を見せればまねっこをしてくれるはずなので、まずは料理を作るまねや食べるまねをしてみましょう。このとき、「グルグル」といいながら食材を混ぜてみたり、食べるまねをしながら「おいしい」といったりすることで、言葉もまねをするようになります。
また、ママのまねをすることができたら「上手にできたね!すごいね!」と褒めてあげると、またやりたいという意欲を子どもに与えることができます。
1歳児は同じ行動を繰り返すことで学んでいきます。ひたすら食べるまねをさせられるかもしれませんが、なるべく付き合ってあげるようにしましょう。
ザクザク切るのも楽しい
野菜や果物がマジックテープで切れるようになっているものを選べば、「ザクッ」という音と手ごたえを楽しむことができます。
1歳はまだ力が弱く手先もあまり器用ではないので、1人ではなかなか切ることができないかもしれません。そのため、最初はママが一緒に包丁を持って切ってあげるようにしましょう。
マグネットで切れるようになっているものであればあまり力が要らないので、マジックテープのものよりも切りやすいかもしれません。上手に切ることができると包丁がまな板に当たって「トン」という音がするため、ママが料理を作っているときの音に近づきますよ。
お世話遊びを覚えておままごと
まずはママがぬいぐるみや人形を使って、ごはんを食べさせるまねをしてあげましょう。するとそれを見た子どもはママのまねっこをして、ぬいぐるみにごはんを食べさせるようになります。そしてこの遊びを気に入れば、子ども一人でもおままごとをするようになります。
ほかにも、料理を作ってあげたりぬいぐるみや人形を相手にごっこ遊びをすることでもおままごとを楽しむことができますよ。
人形用のおままごとセットやキッチンがあれば、子ども用のおままごとセットをそろえなくてもおままごとを楽しむことができます。
1歳からのおままごとで遊びやすいキッチン
初めてにぴったりコトコトクッキングセット
そんなママにおすすめのキッチンが、ムラオカ(Muraoka)の「コトコトクッキングセット」です。すべてプラスチック製なのですが1,296円で手に入れることができます。
ガスレンジ、鍋、フライパン、フライ返しとマジックテープで切れる野菜(トマト、にんじん、とうもろこし)、卵、ソーセージがセットになっていて、これだけでも十分おままごとを楽しむことができます。