人生設計はいつから始める?これからかかる費用などを確認しよう
毎日を忙しく過ごすママですが、日々の家計をやりくりするだけで精一杯になってはいないでしょうか。これから子どもが大きくなれば教育費、近い将来には老後の資金など備えなければいけないものがたくさんあります。余裕のある将来を過ごすために、これからかかる費用をチェックしておきましょう。
人生設計を意識するのはどのタイミング?
就職や結婚に子育て、引越しなどがきっかけ
ですが、男女平等の現代、ママも将来についてしっかり考えておいた方が安心です。さらに夫婦や親になった今、パパとママが一緒に人生設計を立てていくことが必要ですね。
人生設計を意識するタイミングには就職、結婚、引っ越しなどありますが、人生設計を立てるのに遅すぎることはありません。人生設計を立て直すこともときには必要です。
人生設計は未来の希望や予想ですが、現実をみることも忘れないでくださいね。
子どもがほしい!と思ったとき
子どもを持つと、どうしても教育費について考えなければいけなくなります。また、女性の年齢が上がれば妊娠しにくくなることも、正しい知識で知っておく必要があります。
お金の問題、年齢の問題を合わせて考えることはとても難しいことですが、こればかりは女性の生き方そのものにかかわってきます。やはり、若いうちから女性も人生設計を立てておくことが大事ではないでしょうか。
子どもが生まれたら待ったなしです。「子どもがほしい!」と思ったら、現在の仕事環境や教育費について計画的に考えるようにしましょう。
老後の生活について考えたとき
反対に、自分たちが年を取ったら子どもに迷惑はかけたくないと思うのではないでしょうか。ママ世代ではまだ現実味がないかもしれませんが、自分の親もやがて高齢者になり介護が必要になる可能性もあります。
そのときに、親がしっかり人生設計を立てていて、経済的にも子どもの世話にならないことでママはきっと「ありがたい」と思うはずです。もちろん、助け合いの心は大事ですが、老後の生活を余裕あるものにするには若いころからの貯蓄や資産運用が肝になってきます。
子どもにどのくらいお金がかかるの?
子どもの進路別!かかる費用はいくらなの
進路別にみてみると、やはり私立学校に通うほど高額になっていき、大学では文科系よりも理系の方が費用がかさみます。幼稚園からすべて公立、国立を選ぶと教育費の合計は約1,100万円なのに対し、すべて私立校で医大に進むと教育費だけで約3,000万円になります。
とくに小学校は6年間と長いため、公立と私立でかかる費用は4倍も違います。資金のあるなしで進路を決めなくてはいけないような事態を避けるためにも、計画的な貯蓄が必要ですね。
教育以外でかかる子ども費用を知ろう
とくに、習いごとは選んだ種類によってはとても高額になる場合があります。将来プロを目指すような本格的な指導が必要だったり、留学を希望したりする場合は教育費以上に負担が大きくなることも。
基本的養育費1,640万円には、大学卒業までの22歳まで育てたとしてかかる学費以外の費用、出産費用からお小遣い、食費、衣料費なども含まれます。これが多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、子どもを1人育てることがどれだけ大きな責任であるかを理解するのには、十分なデータではないでしょうか。
将来のために家族の人生設計を考えよう
子どもが2人以上ほしい、私立や医大に通わせたいなど希望がある場合は、あらかじめ人生設計を立てて「いつ」「いくら」必要になるのかを知っておいた方がよいでしょう。」「子どもが2人」といっても、年子であるか、そうでないかによって進学のタイミングが重なり負担が大きくなるなど違いがでてきます。
すべてが計画どおりにいくわけではありませんが、備えあれば憂いなしです。
人生設計のシミュレーションをしよう
人生のスケジュール表をつくろう
何十年も先の予定を組めるのか疑問に思うかもしれませんが、子どもの進学やパパの定年退職などは大きな人生設計の軸となります。これらを起点に必要な費用ややらなくてはいけないことを把握することで、心構えができ準備する期間を持つことができます。
自分の人生を具体的な数字や金額で表すのは少し怖いですが、現実をしっかり見つめながら希望と目標を持って家族の幸せを計画しましょう。